2017年 バックナンバー

2017年1月13日放送 「成田 聖夜の入国審査場」

成田 聖夜の入国審査場

クリスマスの成田空港。日本に降り立った外国人のパスポートや渡航目的を審査する“入国審査場”に3日間密着する。休暇で恋人に会いに来た若者、言葉が分からず右往左往するネパール人。中には入国を拒まれ、とんぼ返りする人も…。空港の人出がピークを迎え、密入国やテロ対策にも力が入る聖夜。数万人が行き交う巨大な人間交差点から、世界の今が浮かび上がる。


2017年1月20日放送 「なぜか大宮 喫茶店は待っている」

なぜか大宮 喫茶店は待っている

都会と北を結ぶ電車が行き交う埼玉・大宮。賑わう繁華街の裏に、ちょっと変わった喫茶店がある。店内には所狭しと不思議な骨董(とう)品が並び、300のメニューはすべてデカ盛り。24時間営業の店を訪れるのは、名物のナポリタンを楽しむ友人同士に、地元埼玉をこよなく愛する会社員。さらには仕事帰りのスナック店員まで…。東北人にとっては都会の入口であり、都心で働く人にとってはほっと一休み出来る、不思議な店の3日間。


2017年1月27日放送 「宮崎 路上ピアノが奏でる音は」

宮崎 路上ピアノが奏でる音は

南国・宮崎。にぎわう街の一角に、1台の不思議なピアノが置かれている。いつでも誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」バス待ちの老人が指1本で童謡を弾き、若者はドラマの主題歌を演奏。街を元気にしたいと3年前に置かれて以来、密かな人気となっているこの場所。「ピアノの設置から毎日通い、独学で練習した」男性が奏でる音に、集まった人々が拍手喝さいすることも。街角に響くピアノの旋律に込められた、人々の思いとは?


2017年2月10日放送 「別府 百年の温泉で」

別府 百年の温泉で

温泉天国・別府。中でも街の顔と言われる、創業138年の老舗温泉が舞台。昔ながらの古びた湯船が一つあるだけの温泉に浸かるのは、出勤前の“風呂端会議”に興じる人、湯治に来てそのまま住みついた人、旅の途中で立ち寄る人…。自宅に風呂を持たない人も多い別府では、1日に何度も訪れる人も多いと言う。いつも変わらぬお湯を求めて、世界中から集まって来る人たちの3日間。


2017年2月17日放送 「横須賀 軍艦の見える公園で」

横須賀 軍艦の見える公園で
横須賀にある、巨大な軍艦を間近にのぞむ公園が舞台。通り過ぎるのは散歩する地元住民に、子どもを遊ばせる米軍関係者の家族、アメリカ軍のイージス艦や自衛隊の護衛艦めあてのマニアなどさまざま。海の向こうでトランプ新大統領が就任した1月下旬の3日間、“日常”と“非日常”が混じりあう場所を行き交う人の声に耳を傾ける。

2017年2月24日放送 「激安肌着 ぬくもりを探して」

激安肌着 ぬくもりを探して
東京・北区。昔ながらの商店街で毎日1000人の客を集める、激安肌着店の3日間。靴下やパンツ、寝巻きなどが60円、80円からと破格の値段。日々変わる品ぞろえを楽しみに訪れるのは地元の主婦をはじめ、「やっぱり下着には気を使わないと」と話すスナックのママ、節約に励む地下アイドルなどさまざま。大きなカートを手に浮き浮きと買い物し、店員との会話を楽しむ女性たち。手に取る肌着から、女の生きざまを考える3日間。

2017年3月3日放送 「黄金の串カツに願いを」

黄金の串カツに願いを
岐阜県にある商売の神様・千代保稲荷(通称おちょぼさん)。多くの人でにぎわう参道に黄金に輝く串カツ店がある。ゲン担ぎのため壁やテーブルまで金の内装でそろえ、90円のカツが4万本売れる日もあるという超人気店。月に1度のオールナイト営業の日には、商売繁盛を願うキャバクラ店員から豊漁を祈るしじみ漁師、再婚を願うシングルマザーまでさまざまな人が訪れる。“おちょぼさん”にお参りしてカツを頬張る人々の願いとは?

2017年3月10日放送 「キリンが見える散歩道」

キリンが見える散歩道
昨年4月の熊本地震以来、休園が続いていた動物園。動物たちの公開が中止されている間、「日向ぼっこするキリンやゾウを園外から間近に見られる」と人気スポットになった散歩道がある。ジョギングがてらフェンス越しにのぞいて行く住民、震災後に生まれたキリンの成長を楽しみに通う人、離れて暮らす家族に動物の写真を送る人…。ゆったり過ごすキリンやゾウを眺めながら、日常を取り戻そうとする人々の3日間。

2017年3月17日放送 「香港 チョンキンマンションへようこそ」

香港 チョンキンマンションへようこそ
近未来都市・香港。街のメインストリートにある、ちょっと怪しい巨大ビル「チョンキンマンション(重慶大厦)」。迷路のような通路に両替所や飲食店が並び、上階には格安ゲストハウスがひしめく。黒人やインド人など100か国以上の人々が行き交う、まさに巨大な人間交差点。移民排斥のニュースが世界を駆け巡る昨今、様々な国の人が入り乱れて暮らすチョンキンマンションから共存のあり方を考える3日間。

2017年4月7日放送 「運命の七差路」

2017年4月7日放送 「運命の七差路」
大田区にある、全国でも珍しい“七差路”が舞台。7つの道が集まり、自転車や車、歩行者がひっきりなしに通るこの道路。道の数が多すぎて信号機もつけられないが、自然と人が譲り合うためか不思議と交通事故は少ないという。7つの角には青果店からスナックまで各種の店が建ち並び、早朝から深夜までたくさんの人が通り過ぎていく。大正時代に行われた耕地整理により出現した、その名も“七辻”。分かれ道の先にはどんな人生が?

2017年4月14日放送 「春 街角のかばん店で」

2017年4月14日放送 「春 街角のかばん店で」
東京・アメ横にある老舗かばん店の3日間。期待に胸を膨らませながら通学かばんを買う親子に、サバイバルゲームグッズを入れる巨大バッグを選ぶ男性。お彼岸帰りの女性は「終活で、人生最後のかばんを探している」と語る…。節目の季節、かばんに人生を詰め込んで歩き出す人々の物語。

2017年4月21日放送 「都会の小さいお葬式」

2017年4月21日放送 「都会の小さいお葬式」
新横浜駅近くにある、葬儀屋さんの3日間。取り扱うのは、少人数で行うシンプルでこじんまりした葬儀。「大がかりな式で残された家族に手間をかけたくない」との遺言に従う人、ビル内の一室で家族水入らずの一夜を過ごす人…。葬儀までの数日間、家族たちはご遺体との面会を繰り返し、少しずつ気持ちを整理していく。大切な人との、最後の時間に立ち会った。

2017年4月28日放送 「金剛山 ライブカメラの山頂で」

2017年4月28日放送 「金剛山 ライブカメラの山頂で」
大阪駅から車で1時間。ロープウェーも完備し、気軽なハイキングに最適な“金剛山”。中でも人気なのが、山頂に設置されたライブカメラだ。1時間に1回シャッターが切られ、ネット上に登山客の姿が残される。毎日決まった時間に写るのを日課にする人、離れた家族に元気な姿を見せたいと訪れる人。中にはカメラ前で偶然隣り合い、仲良くなる人も…。さまざまな人が行きかう山頂で、一瞬の姿を残そうとする人々の3日間。

2017年5月12日放送 「夜の森 桜のトンネルで」

2017年5月12日放送 「夜の森 桜のトンネルで」
2・4キロにわたって古木が並ぶ桜の名所、福島・夜の森地区。原発事故以降は訪れる人も少ないが、春になると元住民たちが集い、つかの間のにぎわいを見せる。中でも今年の桜は、ちょっと特別。4月、“桜のトンネル”の一部の避難指示が解除されたのだ。桜に合わせて村へ戻り生活を再スタートさせる人もいるが、トンネルの残りの8割は、依然住むことを許されない帰還困難区域。満開の花の下、故郷を思いながら集う人々の3日間。

2017年5月19日放送 「生地とボタンと私」

2017年5月19日放送 「生地とボタンと私」
色とりどりの布からお洒落(しゃれ)なボタン、コスプレ用のかつらまで。50万点にも及ぶ手芸・服飾用品がそろう新宿の大型手芸店が舞台。花見のためゴブラン織りの敷物を買う人、“シンプルな白い布”を探して何時間も見て回る女性、人形服の素材を探すイギリス人男性…。小さなボタンや生地を手に、想像を膨らませる人々の3日間。

2017年5月26日放送 「禅寺修行、始めてみました。」

手軽に修行をしたい人々が年に1000人以上やってくる、京都の禅寺。人気の秘密は参加の気軽さ。1泊数千円から好きな泊数で申し込め、インターネット検索で上位に表示されるとあって、プチリセットしたい現代人が後を絶たない。修行生活は朝5時から夜10時まで、食事作法に始まり座禅、作務(清掃)などカルチャーショックの連続。ちょっと過酷な修行で自らを見つめなおそうとする人々の心境とは?

2017年6月2日放送「白い秘密の婚活ルーム」

2017年6月2日放送「白い秘密の婚活ルーム」
新宿にあるビルの1フロア。ネットカフェのように仕切られたブースから、ぎこちない男女の会話が聞こえてくる…。10年ほど前から人気の“個室型婚活ルーム”。「ぽっちゃり女子専門」「3年以内にママになりたい女性」「オタク婚活」など、細かいニーズに合わせたパーティが次々と開かれる。「他人に会話を聞かれずに婚活したい」「仕事も私生活も充実したい」と訪れる男女の本音に迫る。

2017年6月9日放送「東京・渋谷 モスクで会いましょう」

東京・渋谷の住宅街。真っ白なドームから不思議な音色が聞こえてくる。日本最大級のモスク“東京ジャーミイ”。訪れるのは寿司職人のバングラデシュ人やケバブ屋を営むトルコ人、独特の文化に憧れる“日本人イスラム女子”などさまざま。中でも金曜は聖なる日。関東全域から500人以上が集まり、礼拝後は無料の食事を食べながら井戸端会議に花を咲かせる。都会の片隅、数十カ国の人々が肩を寄せ合う不思議なモスクの3日間。

2017年6月16日放送 「ゆらゆら くらげに誘われて」

2017年6月16日放送 「ゆらゆら くらげに誘われて」
山形県の日本海沿いに、世界有数のクラゲの展示数で知られる水族館がある。中でも人気なのが5千匹のミズクラゲが漂う直径5Mの大水槽だ。宇宙に浮かぶ星のようなクラゲを見ながら、ロケットを作る将来を夢見る高校生。赤ちゃんクラゲを30分見つめ続ける人。夜には、水族館内で一晩を過ごす“お泊り水族館”に参加する人も…。脳も心臓もなく漂うだけのクラゲに、人々はどんな思いを寄せるのか?

2017年6月30日放送 「トラック一人旅 風に吹かれて」

大型トラックが行きかう九州・鳥栖。大型倉庫が立ち並ぶ街に、運転手たちが集う場所がある。大型車を停められる駐車場と食事処、風呂も完備の“トラックステーション”。聞こえてくるのは、意外な声だ。「ブラック業界と思われがちだが、4時間走ると30分休憩が必須」「昔は寝ずに走り続けたが、今は会社が許さないので手取りは減る一方」。流通の要所で、働き方と仕事のやりがいについて考える3日間。


2017年7月7日放送 「空の密室 屋上観覧車」

愛媛・松山にあるデパートの屋上。ここに、市民なら誰もが知っている観覧車がある。1周15分、ゆっくり時間をかけて頂上までたどり着くと、町全体を見渡すことができる。訪れるのは、テスト期間中だという高校生。県外で就職することが決まった若者。買い物ついでに必ず寄るという、一人暮らしのおばあさん。のぼっては降りるだけの不思議な密室に、なぜ人々は引き寄せられるのか。思い思いに過ごす15分間のドラマ。

2017年7月14日放送 「北九州 小倉 “百円酒場”のブルース」

製鉄の町として栄えてきた北九州市。歓楽街の路地を入った、ちょっとレトロでちょっとあやしげな通りに、その酒場はある。店の中心に陣取るのは、自動でお酒を注ぐマシン。なんと、一杯100円。安くてよく冷えたお酒を目当てに、24時間営業の店は個性的な客であふれている。将来を語り合う節約カップル。裏の世界を抜け出し、普通の幸せを噛みしめる男性―。小銭が積み上げられたテーブルから聞こえる、それぞれのブルース。


2017年7月21日放送 「巨大団地 中古ショップでハロー・グッバイ」

東京の郊外、20万人以上が暮らす多摩ニュータウン。その中心にそびえ立つ、売り場面積1500坪の巨大中古ショップが舞台。フロアを埋めつくす60万点の商品のほとんどが、不用になって持ち込まれたモノだ。新品同様の流行りモノから、父親の遺品、青春時代の思い出が詰まった音楽機材、かつて子ども一緒に楽しんだ「たこ焼き器」まで。ひとつひとつのモノに込められたストーリー。それらを手放す時、人は何を思うのか?


2017年7月28日放送 「海が見える老人ホーム」

神奈川県の海を見下ろす高台に、その老人ホームはある。平均年齢84歳、450人を超える入居者が静かな日々を送っている。中には、30年ここで過ごす人も。「こんなに長く生きるつもりはなかった」と語る90代の元技術者。「いい人とめぐり合えた」伴侶を亡くした後に知り合った90代のカップル。仕事一筋に生きてきた80代の女性は、ひとりソファで行き交う人を眺める日々。人生100年時代に問う、“幸せって何ですか?”

2017年8月25日放送 「山奥の不夜城レストラン」

中国山地を走る国道沿い。深夜、七色の輝きを放つ不思議なファミリーレストランがある。「山賊の砦」をイメージしたという外観、豪快な料理にド派手な飾り付け。あの手この手でお客さんを楽しませている。日中は家族連れで賑(にぎ)わう店も夜になると一変。若者たちが灯(あか)りに引き寄せられるように次々集まる。地元では、免許を取ったらまずこの店を目指すと言われるレストラン。わざわざ山を越えて訪れる理由は何なのか?

2017年9月1日放送 「夏の甲子園 もうひとつの青春」

夏の甲子園。強豪がひしめく福岡で、21年ぶりに代表の座をつかんだ県立東筑高校。さぞ盛り上がっているだろうと、初戦にあわせて学校のある町へ乗り込んだ。30年以上、球児たちを散髪してきた理髪店。練習風景を眺めたいとグランドを一望できるマンションを購入した夫妻。地元の銀行に就職し、吹き出す汗をぬぐいながら取引先をまわる野球部OB。球児たちの戦いは、町になにをもたらすのか。決戦の日、もう一つのドラマ。


2017年9月15日放送 「真夏の秋田 ババのアイスが恋しくて」

夏真っ盛りの秋田。スーパーの駐車場や国道沿い、観光スポットから誰も来ないような岩場まで。県内のあちこちで派手なパラソルの露店が突如出現する。売っているのは、「ババ」と呼ばれる女性たちがヘラを使って盛りつけるアイス、通称“ババヘラ”。50年以上の歴史があるというババヘラは、秋田の夏の風物詩だ。お盆に帰省した人々は、懐かしいふるさとの味に何を思うのか?神出鬼没のババに密着する3日間。


2017年9月22日放送 「男が靴を磨くとき」

ビジネスマンが行き交う東京・有楽町。ここに、今では珍しい「路上の靴磨き」店がある。熟練の職人たちの手にかかれば、どんなにくたびれた靴もわずか10分でピカピカ。男たちが靴の輝きにこだわる理由はさまざまだ。少しでも取引先に覚えてもらいたいとお洒落に気を遣う営業マン、妻からプレゼントされた思い出の靴を持ち込む男性、靴は“男のプライドを映す鏡”という人まで。今を生きる男の事情を足元から見つめる3日間。


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