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~11月号~「スポーツ×テクノロジーでスポーツを拡大!」

2年後に迫った東京オリンピック・パラリンピック。スポーツへの関心、高まっていませんか?
デジタル技術で従来のスポーツ体験をより豊かに“拡大”する企業が登場!
 
国内大手のスポーツ用品メーカーは、長年集めたデータを蓄積し、足を守りながら、走りを向上する靴作りをして来ました。
そのデータを元にユーザーのランニングを診断・アドバイスするアプリを作るほか、ウェアラブルセンサーを使い新たなデータの取得も始めています。その活用方法は?
京都のIT企業は「障害者スポーツは誰でも経験すれば楽しめる」と普及にVR(仮想現実)などのデジタル技術を活用しエンターテインメントとして楽しめるよう“拡大”。
真山さんは人間の経験や体験に裏打ちされているからこそテクノロジーが生きると「経験と体験こそがITの新価値を生む」と読み解きました。

壺ナビゲーター:桂吉弥(落語家)

【放送】2018年11月25日(日) 総合テレビ 午前 7時45分〜 8時25分

アシックス スポーツ工学研究所

神戸市に本社を置く国内最手のスポーツ用品メーカー。
神戸の研究所で長年、靴や走りのデータを収集して靴作りをしてきました。
万人が履きやすいシューズを作るには、怪我の予防や走りをサポートするため8つもの指標が必要だといいます。
「クッション性」と「安定性」など相反する指標を両立させる際には、靴の素材づくりや構造が重要になります。
IT技術を用いて、運動時だけはなく日常の動きを計測、データ化することも始めています。
そうしたデータは、これまでわからなかった潜在的なニーズを把握するのに役立つそうです。
真山さんは「多くのデータが取れることで、新しいサービスが提供できるのでは?」と分析しました。

ワントゥーテン

京都市のIT企業では、VR(仮想現実)などのデジタル技術を用いて、壁や床にCGの金魚を泳がせ、触ると反応するようにしたり、人体をスキャンし数分で3Dアバターを作成するなど、デジタル技術を効率性や生産性ではなく「面白さ」に活用。
今、力を入れているのは障害者スポーツ(パラスポーツ)を誰でも楽しめるエンターテインメントにすること。
自身も車いすを使う澤邊芳明社長は、「パラスポーツは体験したら面白い」と、デジタル技術を加えて
「ボッチャ」を「サイバーボッチャ」に“拡張”して、楽しめるようにしました。
真山さんは「デジタルはそれ自体が目的になりがちだけど、道具としてどう使うかが一番のポイント」と読み解きました。


放送後記

放送後記

アナウンサー 渡邊佐和子

スポーツがテクノロジーの進化によって、
「もっと楽しいことが起こるぞ~!」と、わくわくするお話を伺えました。
 
スポーツ用品メーカーは、日常生活にある潜在的なデータを生かして、
さらに、便利にきめ細かく人生をサポートしてくれるような開発を進めているとのこと。
そして、京都のITメーカーは、パラリンピックの競技を
「選手って大変でしょ」というアプローチではなく、
「エンターテインメントとして、楽しい!面白い!!」と思ってもらえることこそが、
競技を理解する第一歩なのだと、力説されていました。
 
真山の目は、「経験と体験こそがITの新価値を生む」。
デジタル技術は進歩しても、最後に使うのは人間であるからこそ、
体験してもらい、その体験を生かす経験が大切だということでした。
 
一方、私たちユーザーの側から見れば、
データやVRの活用で、スポーツがもっと身近なものになると、健康寿命も延びていきそうですね!
2020年を迎えるにあたり、自分のカラダと楽しく便利に向き合えそうです。

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