NHK大阪ホールで開催している「NHK上方落語の会」。昭和36年から始まって330回を超えるこの会は、上方落語の本格の芸を楽しんでいただける会として好評をいただいています。
この会で収録した、今、聞いていただきたい味わい深い話芸をじっくりと堪能していただけるのがこの番組です。旬の若手の噺家から、ベテラン噺家、そして上方落語界を代表する重鎮の落語家まで、多彩な出演者がとっておきのネタを披露。そして、落語に興味を持つゲストが実際に落語会を見て、落語の楽しさ、おもしろさをお伝えします。
笑いと涙の人情噺から爆笑創作落語まで、バラエティー豊かな内容でお届けし、落語をよく知らない人にも、寄席にいるかのように、落語の魅力を感じていただける番組です。

放送予定

※放送日時・内容は変更・休止になる場合があります。

11月28日(木)

今回は10月3日にNHK大阪ホールで開催した第400回「NHK上方落語の会」から、
桂 福團治さんの落語と、400回記念口上をお送りします。
ごあんないは、南沢奈央さん×くまざわあかねさんの落語女子ふたりです。
 

桂 福團治(かつら・ふくだんじ)

桂 福團治(かつら・ふくだんじ)

1940年、三重県四日市市生まれ
1960年、三代目桂春團治師匠に入門
今年、芸歴60周年を迎えられました。
落語家として還暦となられたわけです。
この秋、記念の独演会が松竹座にて開催され、
大盛況のうちに幕を閉じました。
「ねずみ穴」「しじみ売り」などの人情噺を得意にされていますが、
しみじみと可笑しいマクラや軽妙なネタのファンも多数おられます。
声帯ポリープの手術により約三か月、声を失った経験を経て
「手話落語」にも取り組んでおられます。
(くまざわあかね)


「藪入り」(やぶいり)

明日は奉公に出た息子が3年ぶりに家に帰ってくる藪入り。
父親は嬉しくて落ち着かなくて仕方ない。
立派になった息子は土産まで買って帰ってくる。
親子3人水入らずの温かい時間が続くのであった。

 


11月7日(木)

今回は9月5日にNHK大阪ホールで開催した、
「NHK上方落語の会 ~五代目文枝一門VS鶴瓶一門~」から、
笑福亭 鉄瓶さんと笑福亭 由瓶さんの落語をお送りします。
ごあんないは、南沢奈央さん×くまざわあかねさんの落語女子ふたりです。
 

笑福亭 鉄瓶(しょうふくてい・てっぺい)

 笑福亭 鉄瓶(しょうふくてい・てっぺい)

1978年、奈良県香芝市生まれ
2001年、笑福亭鶴瓶師匠に入門
いろんなジャンルの音楽に詳しく、
テレビのMCやラジオのパーソナリティもサラリとつとめる一方、
高座に上がると、笑福亭らしい骨太でしっかりとした落語を
聴かせてくれる鉄瓶さん。
いかにも「関西人」というステキな声の持ち主です。
師匠の「鶴瓶噺」のような、洋服で立って熱くしゃべるスタイルの
舞台でも爆笑を呼んでいます。
(くまざわあかね)



「茶漬幽霊」(ちゃづけゆうれい)

女房が死に際に、新しい女房を貰ったら幽霊になって出ると亭主に告げる。
勧める人があり二度目の女房を貰ったが…。


 


笑福亭 由瓶(しょうふくてい・ゆうへい)

笑福亭 由瓶(しょうふくてい・ゆうへい)

1971年、兵庫県丹波市生まれ
1997年、笑福亭鶴瓶師匠に入門
上方落語界の愛すべき名物男。
落語会の楽屋や打ち上げの場で、本人がその場にいてもいなくても、
なぜか由瓶さんの話題が出ること多々なのであります。
由瓶さんの色に染め上げた古典落語も好評ですが、
誰もが隠しておきたいような、心の奥底にある気持ちを
代弁・シャウトするような自作の新作落語は爆笑必須です。
(くまざわあかね)


「癪の合薬」(しゃくのあいぐすり)
船場の御寮人さんが野掛けに出たところ、癪が出てしまう。
御寮人さんの癪はやかんをなめることで治まる。
そこへ頭のハゲた侍が通りかかり
…。
  



10月31日(木)

今回は9月5日にNHK大阪ホールで開催した、
「NHK上方落語の会~五代目文枝一門VS鶴瓶一門~」から
桂 文五郎さんと桂 阿か枝さんの落語をお送りします。
ごあんないは、南沢奈央さん×くまざわあかねさんの落語女子ふたりです。

桂 文五郎(かつら・ぶんごろう)

桂 文五郎(かつら・ぶんごろう

1984年、大阪府堺市生まれ。
2013年、桂文珍師匠に入門されました。
文珍門下の四番弟子。
すぐ上の兄弟子さんから数えて26年ぶりの入門という、
期待の大型新人です。
レトロでおしゃれな文五郎さん。
この収録日にも、可愛い下駄で楽屋入りしておられました。
戦前に流行ったバイオリン演歌(書生節)という芸もお持ちです。
(くまざわあかね)

 

「延陽伯」(えんようはく)

甚兵衛さんの紹介で女房をもらうことに。
ただ相手の女性は公家のお屋敷に奉公に上がっていたため、
言葉が丁寧すぎて…。



桂 阿か枝(かつら・あかし)

桂 阿か枝(かつら・あかし)

1971年、兵庫県明石市生まれ。
1996年、五代目桂文枝師匠に入門。
五代目文枝師匠の最後のお弟子さん。
師匠の口調にそっくり、ともっぱらの評判です。
が、最近はそこに、阿か枝さん独自の色合いがミックスされています。
まじめで実直なお人柄は高座からも感じられますが、
時に、フリートークの場などで、ハッとするような切れ味鋭い感覚に
ドキッとさせられることも。
(くまざわあかね)


「祝いのし」(いわいのし)
喜六が家主の息子の婚礼の祝いに、鮑を買って持参する。
ゲンを気にする家主は「鮑の貝の片思い」と言うではないか、
と突き返して…。
 



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