⑥画像のみ
2016年3月26日に開業した北海道新幹線。9月までの半年で100万人以上が利用し、当初の予想を上回っています。
NHKでは携帯電話会社の協力を得て、開業から5ヶ月間の北海道新幹線を利用した人の移動の記録のビッグデータを分析しました。
人々はどこからきて、どこへ行くのか。
新幹線の開業は、北海道に何をもたらしているのか、探ります。

※分析協力 KDDI×コロプラ
※位置情報ビッグデータは、スマートフォンユーザーから同意の上取得し、
 個人を特定できる情報は一切含まれていません。

【どこから、どんな人が北海道新幹線を利用しているの?】 ​
北海道新幹線を利用して、道南をおとずれる人は東京都が1位!?
都道府県別の利用者の割合を分析!

北海道新幹線の都道府県別の利用者の割合を高さで表したものです。
青函トンネルを挟んで、隣の青森県から来た人は全体の12.6%。
仙台駅から最短で2時間半の宮城県からは10.5%。
最も多く来ていたのは、最短でも4時間2分かかる東京からの14%でした。
所要時間が4時間を越えると、飛行機の方が利便性が高くなる「4時間の壁」があると言われ、東京より遠い地域は利用があまり伸びないと見られていましたが、ビッグデータからはさらに遠い神奈川県や千葉県からも多くの利用者がいることが明らかになりました。

④画像左寄せ

北海道新幹線の利用者をみると、50代以上の中高年層が過半数を占めています。
移動時間を気にせず、ゆったりと旅を楽しみたいという中高年を取り込んでいると専門家は見ています。

 


【北海道新幹線の利用者はどこに行ったの?】
北海道新幹線を利用した人の移動の記録。その推計の結果を地図上に示しました。
赤い印が新幹線利用者が訪れた場所です。棒が高いほど多くの人が訪れたことになります。
▼多くの人が訪れる道南。新幹線効果が明らかに!

新幹線利用者はどこを訪れているのか。
当然、最も多いのが「新函館北斗駅」。
そのほとんどが「函館駅」を訪れています。
その近くにあるのが夜景の美しさで知られる「函館山」です。
函館駅から少し離れたところに多くの人が訪れているのは「五稜郭公園」です。

ビッグデータからは函館市の周辺にも人の流れがあることがわかります。
その一つが、大沼公園。新幹線開業後、訪れた人は去年と比べて5割増えています。
少し離れた海岸線で多くの人が訪れている所は木古内駅です。
駅前の「道の駅」には新幹線開業からの半年で37万人以上が訪れています。
そして、日本海側にも続く人の流れ。江差町です。
歴史ある町並みを楽しもうと、新幹線を利用した団体客が立ち寄るようになりました。

▼北海道各地に新幹線の利用者が…!?

新幹線の利用者は、道南から遠く離れた道東などの地域にも広がっていることがわかります。
観光事業者からは、新幹線の利用客が道東にまで足を伸ばしてきたことに驚きの声が上がっています。

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