▼2018年4月27日(金)「歴史は続くよ 恵みの浜に ~石狩湾~」

今年は、北海道命名150年目の記念の年。
北海道中ひざくりげは、毎回、特別な旅人とともに、旅に出ます。
今回の旅人は、タレント・鈴井貴之さんです。
<旅人・鈴井貴之さん>
旅のテーマは、北海道の名付け親・松浦武四郎の足跡。
今回、訪ねたのは、松浦武四郎が旅の拠点にした石狩湾の港町です。
<石狩湾の厚田漁港>
武四郎が驚いたという浜の活気を求めて訪ねたのは、石狩市厚田漁港の朝市。
漁師さん直営の店にとれたての魚介が並びます。
この時期並んでいたのは、カレイやホタテ。
お値段は地元価格で安いうえ、豪快におまけまでつけてくれます。
<新鮮で安い!厚田漁港の朝市>
武四郎が恋い焦がれたという幻の珍味を求めて訪ねたのは、石狩市浜益地区。
珍味とは、地元で「ルッツ」と呼ばれているユムシのこと。
年に1度か2度、大時化の後にだけ浜で拾えるのだとか。
地元の居酒屋でいただいたルッツ。コリコリとした食感で、噛めば噛むほど甘みが増します。
ルッツのこととなると、いつまでも話が尽きない浜益の人たちと出会いました。
<浜益の居酒屋でいただいた珍味ルッツ>
武四郎が日記の中で、ニシンが多く取れる地域だと驚いたのが石狩市厚田地区。
150年前から続くニシン漁師の加工場では、昔ながらの身欠きニシンが作られていました。
昭和30年代、一度は石狩の海から姿を消したニシン。
地元の漁師たちが、稚魚を育て海に放流することで、再び町の宝を取り戻しました。
今、厚田には、若者たちがニシン漁師を継ぎたいと、ふるさとに帰ってきています。
<天日干しにする身欠きニシン。潮風にさらすことで日持ちするように>
150年前、武四郎が見た豊穣の海・石狩湾。
時が流れても変わらない。人々の、海への愛着に触れた旅でした。
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