「噴火湾の恵み いつまでも ~胆振・豊浦町~」
【総合】 2017年2月24日(金)放送
水産業が盛んな内浦湾(噴火湾)に面していることからその名がついた豊浦町。ホタテの産地として全国的に知られる噴火湾の、ホタテ養殖発祥の町でもある。まず訪れたのは、「日本一の秘境駅」と鉄道ファンから人気を集めるJR室蘭線・小幌駅。そこにはかつて10軒以上の漁師が暮らし、マグロやハタハタなど豊かな海の恵みを受けていた。噴火湾全体の乱獲で小幌を離れた漁師などが、およそ50年前に取り組んだのがホタテ養殖。様々な困難を乗り越えて町の基幹産業にまで成長したが、去年夏の台風などが原因で、今年、大きな不漁に見舞われている。そんな中でも、浜には女性たちの笑い声が絶えない。「つらいときこそ笑顔が大事」。ホタテの魅力を一人でも多くの人に知ってほしいと、自慢のホタテで町おこしに一役買っている。ホタテの復活を信じ、海の恵みとともに生きる、豊浦町のホタテ漁師たちの姿を見つめる。
<旅人>山田貴幸(やまだ たかゆき)アナウンサー(室蘭局)
「太陽の恵みが世代を紡ぐ ~美幌町~」
【総合】 2016年12月9日(金)放送
オホーツクの内陸に広がる美幌町は「太陽の町」。全国でも有数の晴天率を誇り、降水量も全国平均の半分以下。豊かな日差しを利用して、近年太陽光発電に 力を入れている。この7年で250を超える民家にパネルが設置されたほどだ。そんな高い日照率を活かし、美幌町では長年「アスパラ栽培」が行われてきた。 そして今「春が旬のアスパラを11月に収穫する」という全国でも珍しい 取り組みを、町ぐるみで行う。だが農家による栽培は4年前に始まったばかり。栽培法も確立されておらず、ベテラン農家が真の特産品に育て上げようと手探 りで奮闘中。そして今、家族で移住してきた新規就農者が新たな仲間に加わっ た。町の新たな特産・冬アスパラを作り育てる生活を通じ、町の人間としての 生き方や自然への畏敬の念が脈々と受け継がれていく。「太陽の町」美幌町で、太陽に見守られながら成長する“新たな世代の出発”を見つめる旅。
<旅人>三浦拓実(みうら たくみ)アナウンサー(北見局)
「樹海のまち 時を越えて ~十勝・上士幌町~」
【総合】 2016年11月4日(金)放送
人口4900、十勝地方北部の上士幌町。 大雪山国立公園の東山麓に位置し、その面積の7割以上が森林地帯で占められる、豊かな「森の町」です。かつて、町にはトドマツやエゾマツの原生林の“樹海”が広がり、昭和初期、木材運搬のために敷かれた「士幌線」の開通と共に、森林地帯には集落が栄え、その木材は戦後日本の復興を支えました。しかし、林業の衰退と共に集落は消え、士幌線も昭和62年、廃線に。長い時を経て、その多くの建造物や線路の跡は、再び“樹海”に還り始めています。そして今、その山間の集落には “樹海”に囲まれたマチならではの静かさと豊かさに愛着を感じ、助け合いながら暮らす人々がいます。 番組では、かつて原生林の中で発見された温泉「ぬかびら源泉郷」や、林業で栄えた「十勝三股」など、山深い集落に今も暮らす人々を訪ねました。そこで、森の木々の中で元気に育つ子どもたちや、町の歴史を未来に伝えていこうとする町の若手たちに出会い、今も、形を変えながら「森の木々と共にある」人々の暮らしを感じました。
<旅人>北向敏幸(きたむき としゆき)アナウンサー(帯広局)
「酪農の町に夢をいだいて ~中標津町~」
【総合】 2016年9月23日(金)放送
根室地方の北部にある中標津町。乳牛の数が3万9千頭と全国で2番目に多い酪農が盛んな町。この町に自分の夢を叶えようとやってきた若者達がいる。 早く一人前になりたいと奮闘する新人獣医師・丸山久美子さんは、1日7軒も農家をまわって牛を診察、先輩が行う牛の手術のサポートに積極的に入って、その技術を学んでいる。また、自分の牧場を持ちたいと住み込みで酪農を学ぶ吉塚恭次さんは、3年前に家族と共に岩手から移住。穀物飼料を与えず牧草を中心に育てる放牧酪農を学んできた。来年1月、吉塚さんは牧場を受け継ぎ、新人酪農家として歩み出す。 酪農の町に夢をいだいてやってきた若者たちの姿を通して、中標津町の魅力を紹介する。
<旅人>木花牧雄(きはな まきお)アナウンサー(釧路局)
「水の恵み 身にしみて ~七飯町~」
【総合】 2016年8月26日(金)放送
道南・七飯町。渡島半島に位置し、札幌から列車でおよそ3時間離れたこの町は開拓以来豊富な水が発展を支えてきた。山々に降った雨は平野へと湧き出し大小いくつもの池や沼が形作られた。沼のほとりにはある一家が営む鯉屋がある。沼の水と川の水を巧みに使って鯉を飼い、美味しい洗いを出す。店の裏にあるじゅんさい沼には清らかな「水の宝石」ともいわれるじゅんさいが群生している。店の3代目当主宮崎司さんの、ふるさとの水を大切にし、共有してもらいたいという思いを、水質浄化のための水草刈りや不思議ないかだ作りの活動、水を求め新たに町にやってきた人とのふれあいを通して描く。水の輝きに満ちた七飯町の魅力を紹介する。
<旅人>滑川和男(なめかわ かずお)アナウンサー(函館局)
「小さいけれど いつも生き生き~積丹半島・神恵内村~」
【総合】 2016年6月3日(金)放送
人口およそ900。北海道内で2番目に人口が少ない神恵内村。春は、日本海の豊かな恵みで活気づく季節です。村民の4人に1人が漁業関係の仕事に就くこの村で、独特の暮らしを続ける人々に出会う旅です。名物のサクラマスや、地元で代々愛されてきた「魚介カレー」などが登場します。
<旅人>佐々生 佳典(ささお よしのり)アナウンサー(札幌局)
「終着駅・増毛 いつまでも ~増毛町~」
【総合】 2016年4月15日(金)放送
今年12月に、町で唯一の鉄道だったJR留萌線の留萌ー増毛間が廃止される見通しとなり、まもなく終着駅の町としての役目を終える増毛町。実はこの駅、終着駅というだけではなく、映画の舞台としても有名な駅だ。35年前に撮影された高倉健主演の映画「駅 STATION」。この作品では、さまざまな人生が交差する「場」として、増毛の駅が重要な舞台になった。ここが大切な思い出の場所である住民は多く、映画に惹かれて訪れる観光客も後を絶たない。旅をする中で、終着駅を中心に発展してきた町の歴史も見えてくる。
「駅 STATION」以外にも数々の映画の舞台となった増毛町。他にも、駅前の「風待食堂」というかつて映画のロケ地だった町の観光案内所や、古い建物や道具類が数多く残る日本最北の造り酒屋を訪ねて、映画の舞台となる魅力を探していく。来るものを拒まずあたたかく受け入れてきた終着駅ならではぬくもりや、古いものが残り続ける風土。いつまでも変わらない町の魅力に触れる。
<旅人>羽隅 将一(はすみ しょういち)アナウンサー(旭川局)
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