エンディング曲
世界でただひとりの君のため/My’s(マイズ)

「不器用でも構わないから 優しく強く生きてほしい」。
今年度のエンディング曲、十勝出身の「My’s(マイズ)」が歌う「世界でただひとりの君のため」です。「君」とは、かけがえのないわが子のこと。いじめをなくそうという取り組みのために書かれた曲で、人として、親として、唯一無二の存在に向けた力強いメッセージを、優しいメロディーに乗せています。

この歌との出会いは、2016年夏に相次いだ台風被害がきっかけでした。畑に土砂が流れ込む被害を受けた1人のメンバーへの取材を通じて、バンドを知ったのです。 ライブに足を運ぶうち、和気あいあいとした雰囲気のメンバーからは想像できない熱のこもった歌にすっかり魅了されました。中学校の同級生というボーカル2人を含め、今のメンバーは6人。全員30代後半で、家庭を持ち、美容師や農協職員、農家、高校教師など職業はさまざまです。

My’sは、地元の盛り上げにも一役買っています。「ばんえい競馬」や「幸福駅」、そして「しかりべつ湖」などのご当地ソングを歌っているんです。中でも、帯広名物の「豚丼」をテーマにしたアップテンポな曲は、ライブで子どもたちが振り付けをつけて踊り出すほどの人気です。十勝の自然の風景や、その土地に住む人の思いを歌う曲を聴くと、地元のことを心から愛し、誇りに思っていることが伝わってきます。

北海道の1日のニュースをホットにお届けする最後に、皆さんそれぞれが、時に大切な存在に思いをはせ、時にあすへの活力にしていただけるような、そんなエンディング曲になればと思っています。

文/鈴木啓太・帯広放送局記者
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