番組紹介

バロックといえば、朝、爽やかに、姿勢を正して聴くもの・・・と思っていませんか?
いえいえ、実は「バロック」には「夜」こそがふさわしいんです!

そもそも「バロック」は、元々ポルトガル語で「ゆがんだ真珠」という意味。
豪華絢爛な宮廷文化が栄えたバロック時代のヨーロッパ。華美な装飾のショーに、夜ごとに開かれる舞踏会。一夜限りで消費される贅沢の数々・・・。
そんな何もかもが過剰なバロックの時代、人間の感情をむき出しに、いびつさやグロテスクさを恐れずに表現した音楽が次々と生み出されました。

劇場にインプロビゼーション。夜を徹して奏でられるダンス・ミュージック・・・。
実はバロックには、現代の“夜の楽しみ”と共通するものが沢山潜んでいます。

番組では、そんなオトナの夜にこそふさわしいバロックの魅力を、極上の音楽と共にお届けします。
一流アーティストによる即興生演奏もお楽しみに!

ゲスト;濱田芳通(リコーダー、コルネット奏者・指揮者・古楽アンサンブル「アントネッロ」代表)
片山杜秀(音楽評論家)
ミッツ・マングローブ

演奏:濱田芳通(リコーダー、コルネット奏者・指揮者・古楽アンサンブル「アントネッロ」代表)
西山まりえ(バロック・ハープ)

ご案内:武内陶子アナウンサー


出演者

濱田 芳通

濱田 芳通(指揮/リコーダー&コルネット奏者)

古楽アンサンブル<アントネッロ>代表。国内外で活躍、リリースしたCDはいずれも「レコード芸術」特選盤に選出されている。バロック以前の霊感に富んだ音楽をレパートリーとし、「作品が生まれた時のスピリット」を大切に、躍動感、生命力(ジャズでいうところのスポンティニアス)が備わった、音楽の持つ根源的な魅力を伝えようと活動。クラシック音楽の既成概念の枠を超えて純粋に『音楽性』を求めるその企画、作品はクラシック音楽ファン以外からも注目と共感を集めている。近年、バロック・オペラプロジェクト<オペラ・フレスカ>を立ち上げ、G.カッチーニ作曲「エウリディーチェ」を本邦初演し、第14回佐川吉男音楽賞を受賞するなどその活躍は目覚ましい。夜のかおり漂うバロックの曲も多数演奏している。

片山杜秀

片山 杜秀(音楽評論家・政治学者)

慶応義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。慶応義塾大学法学部教授。専攻は政治思想史。昭和末期から、その驚異的な博覧強記で、クラシック音楽を中心に音楽の批評活動を行う。2008年、吉田秀和賞、サントリー学芸賞受賞。2012年司馬遼太郎賞受賞。現在、NHK-FM 「クラシックの迷宮」のパーソナリティーを務めている。
クラシック音楽はオール・ジャンルを網羅しているが、特に現代音楽とバロックなどの古楽は昔から偏愛してきた。

ミッツ・マングローブ

ミッツ・マングローブ

日本で最も有名なドラァグ・クィーンの一人。
歌手・タレントとして活躍中。

幼少期をロンドンで過ごし、帰国後、慶應義塾高校に入学。
慶應義塾大学法学部政治学科を卒業

2011年3月『若いってすばらしい』で歌手デビュー。
2012年6月には、三人組コーラスグループ『星屑スキャット』のメンバーとして『マグネットジョーに気をつけろ』を発売。グループの楽曲の作詞・作曲も手がけるなど精力的に活動中。

武内陶子アナウンサー

武内 陶子アナウンサー

音楽と深夜ラジオの大ファン。
幼い頃からピアノ、小学校から高校まではブラスバンドでトランペットを担当。現在はゴスペルクワイアに入っており(パートはアルトです!)、子どもとの会話がミュージカル調になることも多々。


収録風景

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