タクシーから見えてくる、世界の街の物語
タクシーを乗り継ぎパリを走る。街並みは相変わらず美しく、ドライバーたちも粋で洒脱だ。だが政情不安で、少々不穏な気配も。愛と喧騒の「華の都」の今を感じるドライブ。 車窓からの風景とドライバーとの対話から街を知る旅。舞台はパリだ。エッフェル塔にシャンゼリゼ通り…。人々を惹きつける美しい街は健在で、ドライバーたちも得意のエスプリを効かせ誇らしげに案内、個性豊かな彼ら彼女らの口から漏れる人生模様が、風景に彩りを与える。だがシックな街の空気に亀裂を走らせるデモの声も聞こえてくる。年金改革に揺れるフランスの一面だ。歴史と革新と、引き裂かれる古都の今を感じるドライブ。
タクシーは不思議な場所だ。ドライバーとは一期一会、束の間の時を共にする。車窓からの風景と何気ない会話が織りなす想像力のドライブスピンオフ5分版「雨には雨の」。 雨のある日、金沢の街で乗り込んだのは24年ハンドルを握るベテランドライバー 高山伸一さん(当時68歳)のタクシーだった。2015年の北陸新幹線開通から4年、観光客が増え街は様変わりしたと語る高山さん。話題は金沢観光のアドバイスからやがて、高山さん自身の味わい深い思い出へと。故郷・金沢への優しい慕情と、雨の路地にただよう風情が響き合うドライブ。
タクシーは不思議な場所だ。ドライバーと偶然出会い、つかの間のひとときを共にする…。車窓の風景と何気ない会話から、世界の都市を感じるドライブ紀行。5分バージョン。 今回のタクシードライバーは、ちょっとワイルドな沈さん。遊び慣れた風情の彼が案内する「オススメ夜遊びスポット」は意外にも…。昔から“魔都”とも呼ばれる上海の妖しい夜景に目がくらむ魅惑のナイト・ドライブ。
ある都市に降り立ち、タクシーを乗り継ぐだけの異色の番組「地球タクシー」。ドライバーとの会話と車窓の映像から、その街の素顔を描き出すロードムービーのようなドキュメンタリー。