番組紹介

桂雀々(落語家)​

8月6日(月) 歌劇「リゴレット」(ヴェルディ作曲)

案内役:桂雀々(落語家)​

「女心の歌」で大人気の演目だが、実は陰惨なストーリー。舞台は16世紀のイタリア。リゴレットは好色なマントヴァ公爵に仕える道化師だが、公爵のご機嫌を取るあまり宮廷の人々から嫌われている。あろうことか、リゴレットの一人娘ジルダは身分を偽ったマントヴァ公爵に恋してしまう。リゴレットに恨みを持つ廷臣はジルダをリゴレットの女と思い込み、ジルダを誘拐し公爵のもとに連れ去る。これを知ったリゴレットは殺し屋に公爵殺害を依頼するが、公爵を愛するジルダは密かに身代わりとなる。リゴレットが殺し屋から受け取った袋を開けると瀕死のジルダが・・・・・。名作オペラに刑事コロンボも登場!?。上方落語・桂雀々が悲劇の謎を解く!

8月7日(火) 歌劇「ローエングリン」(ワーグナー作曲)

案内役:春風亭昇々(落語家)​

舞台は、10世紀のアントワープ(現在のベルギー)。ブラバント公の娘・エルザは、テルラムント伯から弟殺しの疑いをかけられてしまう。エルザを救うためにやってきた騎士ローエングリン(実はパルシファルの子・聖杯に仕える騎士)は、自分と結婚して領地を治めること、素性を訪ねない事を約束してエルザを救う。しかしテルラムントの妻、オルトルートは魔法を使いエルザを不安に陥れ、エルザはついに約束を破り騎士に素性をたずねてしまう。騎士は正体を明かし、エルザのもとを去る。悲しみのあまりエルザは息絶えてしまう。愛、疑い、別れを描く大作が江戸を舞台にした落語に!。若手落語家・春風亭昇々がエネルギッシュな語り口で物語る。

神田京子(講談師)

8月8日(水) 歌劇「マノン」(マスネ作曲)

案内役:神田京子(講談師)​

原作はアベ・プレヴォーの小説「騎士デ・グリューとマノン・レスコーの真実の物語」。舞台は18世紀のフランス。修道院へ向かう途中のアミアンの地で、16歳の美少女・マノンは騎士デ・グリューに見初められパリへ出奔する。パリの居場所を突き止めたマノンの従兄レスコーは、ふたりを別れさせる事に成功するものの、マノンは享楽的な生活を求め高級娼婦としての道を選ぶ。20歳になったマノンは、聖職者となっていたデ・グリューを口説き、再び同棲生活を始めるが、生活費にも困り賭博に手を染めてしまう。そして、いかさま賭博の濡れ衣を着せられたマノンは流刑に。マノンを救出しようと港に向かい、途中で待ち伏せしていたデ・グリューと再会を果たすが、その腕の中でマノンは息絶えてしまう・・・。純粋だが奔放な女性マノンの愛と金を追い求めた物語を、講談師の神田京子が妖艶かつ情念たっぷりに!?物語る。

神田松之丞(講談師)​

8月9日(木) 歌劇「ボエーム」(プッチーニ作曲)

案内役:神田松之丞(講談師)​

※アンコール放送
世界中のオペラ劇場になくてはならない人気作品で、作曲家プッチーニの甘く切ない永遠の青春オペラ「ボエーム」。それは「ボヘミアン」の意。詩人のロドルフォとお針子のミミ、若いふたりの純愛物語。人生も恋も風任せ。貧乏だけど自由。明日より今を生きる、純粋ではあるけれど無軌道な若者像を、プッチーニは悲恋の物語に仕立て上げた。雪景色のクリスマス・イブだというのに、火の気のない屋根裏部屋を舞台に当時のパリの若者たちの暮らしぶりが生き生きと描かれる。そんな青春群像を、講談師・神田松之丞が物語る。

林家たい平(落語家)​

8月10日(金) 喜歌劇「チャールダーシュ姫」(カールマーン作曲)

案内役:林家たい平(落語家)​

※アンコール放送
チャールダーシュとは「酒場」の意。人気歌手で踊り子のシルヴァとウィーンの青年貴族エドウィン。身分の違う2人の恋が粋な友情で結ばれるハッピーエンドの物語。舞台は第1次世界大戦前夜のハンガリーの首都ブダペスト。侯爵家の御曹司エドウィンは歌姫シルヴァと愛し合い、結婚誓約書にサイン。しかし、身分違いの恋にエドウィンの両親は猛反対。そこで父親は他家の伯爵令嬢との婚約証明書を作成してしまう。プライドを傷つけられたシルヴァは怒りをぶつけ、ロマ音楽の調べにのせて歌い踊りまくり、翌日アメリカ巡業に出発。実は、エドウィンの母親もかつてはチャールダーシュの女王(※歌手で踊り子)だったのだ。夫にも隠していた妻の衝撃の過去が発覚。ついに若い2人の結婚を認めざるを得ず、万事ま~るく収まり、めでたしめでたし、泰平泰平。ウィンナ・オペレッタの傑作を落語家の林家たい平が物語る。

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