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放送予定


再放送予定


番組紹介

事件は冬枯れの土手下で無残な惨殺死体が発見されたことから始まる。見物人の中に鋭い目つきで死骸を見る年老いた浪人・風間五郎左衛門(加藤剛)の姿が。遺体は羽州雁ケ沢上原の家中・勘定方の高畑六助で犯人は同じ家中で最近放逐された雨宮治三郎(八嶋智人)らしい。実は治三郎は父親の仇である風間五郎左衛門を追う身であった。五郎左衛門は23年前、主席家老の命で江戸詰め次席家老のお家の金の横領に関する証拠をつかむため、屋敷に忍び入ったところを治三郎の父に見つかり、やむなく斬ったのだ。今回の事件に、23年前から続くお家の複雑な事情を感じる忠相(東山紀之)。するとある日突然「高畑六助を斬ったのは私だ」と五郎左衛門が現れる。事件の真相は?そして忠相は五郎左衛門をどう裁くのか?

<放送>2017年1月3日(火)夜7:30~8:43   BSプレミアム
<出演>東山紀之   勝村政信   ミムラ   近藤芳正   寺島進
            柄本時生   石井正則   金山一彦   山崎裕太   加藤頼
            加藤剛   星由里子   八嶋智人   紺野まひる   石橋蓮司
            高橋長英   寺田農   松原智恵子   平岳大   津川雅彦   ほか
<脚本>大西信行
<音楽>山下毅雄   小笠原肇
<オープニングテーマ曲>歌:由紀さおり
<演出>矢田清巳
<制作統括>白石統一郎(C.A.L)、吉永証(NHKエンタープライズ)、山本敏彦(NHKドラマ番組部)


人物紹介

大岡忠相(東山紀之)

江戸南町奉行。将軍・吉宗からの信頼が厚い。

大岡忠相 (東山紀之)

榊原伊織(勝村政信)

吉宗が設立した小石川養生所の蘭方医。

榊原伊織(勝村政信)

雪絵(ミムラ)

忠相の妻。内助の功で夫を支える。

雪絵(ミムラ)

三次(近藤芳正)

居酒屋「たぬき」のあるじ。また忠相の密偵でもある。

三次(近藤芳正)

田所新八(寺島進)

南町奉行所の同心。強面で同心のリーダー的存在。

田所新八(寺島進)

片瀬堅太郎(加藤頼)

南町奉行所の同心。明るく正義感が強く、感激屋。

片瀬堅太郎(加藤頼)

村上源次郎(高橋長英)

南町奉行所の同心。忠相をひたむきに支える。

村上源次郎(高橋長英)

吉本作左ヱ門(寺田農)

雪絵の父。よく忠高と口喧嘩するが実は仲が良い。

吉本作左ヱ門(寺田農)

妙(松原智恵子)

忠相の母。息子の味方として温かく見守る。

妙(松原智恵子)

徳川吉宗(平岳大)

八代将軍。忠相たちに支えられ享保の改革を進める。

徳川吉宗(平岳大)

大岡忠高(津川雅彦)

忠相の父。忠相とは正反対の破天荒な性格。

大岡忠高(津川雅彦)

<ゲスト>

風間五郎左衛門(加藤剛)

浪人。羽州雁ヶ沢上原家の元武士。お家騒動に巻き込まれ、仇討ちとして追われる身に。

風間五郎左衛門(加藤剛)

世津(星由里子)

風間五郎左衛門の妻。気品があり、また夫への愛情が深い。

世津(星由里子)

雨宮治三郎(八嶋智人)

父の仇を討つため、23年間、風間五郎左衛門を追っている。

雨宮治三郎(八嶋智人)

浜(紺野まひる)

治三郎の妻。治三郎が留守の間、息子の小三郎と二人で暮らす。

浜(紺野まひる)

山形七左衛門(石橋蓮司)

羽州雁ヶ沢上原家の家老。やり手で大目付けとも通じている。

山形七左衛門(石橋蓮司)

制作者コメント

演出のことば    矢田清巳  ~白洲に咲いた真実~

言葉の魔術師「大西信行」先生が最期に書き遺された逸品が、実を結びました。どんな事にでも、白黒や善悪をつけなければ治まらない人間の性分とは裏腹に、達観した眼で、過去に犯した罪の白い黒いを裁くのではなく、善悪を越えたその向こう側にある人間の心の動きや情念の深さに焦点が絞られている作品です。二十三年という長い長い仇討ちの旅に出た末に、追う人と追われる人、そして、それを待つ家族の愛惜が言葉すくな気に語られて、ある感情の世界に誘います。追われる人つまり仇を演じたのが加藤剛さんです。加藤剛さんは大岡越前の時代から、観た人を失望させないサービス精神に溢れておられ、脚本に対して真っ正面から取り組まれる姿勢は久し振りにご一緒しても心から頭の下がる思いです。白洲では清潔感のある東山紀之さん演ずる大岡越前と対決する加藤剛さんの演技がクライマックスに至るように設えてあります。(感謝)

制作統括のことば    白石統一郎

この度、新旧大岡越前夢の競演が実現いたしました。お白洲でのお二人の姿を見たとき現場にいる誰もが、爽やかで涼やかな東山越前と底知れない透明感を醸し出す加藤剛さんに惹きつけられ、その張りつめた緊張感に感無量の思いでした。また今回は今年1月に永眠された脚本家大西信行先生の遺作でもあります。新旧大岡越前を軽快な筆をもって描き続けられたまさにこの作品の恩人です。その先生から病床で書かれた最期の文章が届きました。「東山紀之という人の演ずる大岡越前を軸に、ストーリーをどう転がすか・・・どう工夫するかが脚本家の勝負どころです。「物知り物知らず」にならぬようご用心。プロデューサーがお役人みたいになったら脚本家の筆は快く転がりません。お願いですから----、いいドラマ、つくって下さい。長い長い年月、いい仕事、胸を張って誇れるドラマを書かせていただき、感謝のしようもありません。」プロデューサー一同胆に銘じました。

制作統括のことば    吉永証

前回の大岡越前3から1年ぶりの新作は、お正月のスペシャルです。りりしい“東山越前”に相対するのは気骨の浪人“加藤剛”。新旧の大岡越前の競演が実現!!私は、同じ画面にお二人が同時に映っている、それだけで胸が熱くなりました。加藤さんは久しぶりの京都での撮影。顔なじみのスタッフと親しく話をされたり、思い出深い京都の撮影場所のことを楽しそうに語る姿が印象的でした。何より今回、加藤さんが30年に渡って守ってきた“大岡越前”のバトンを、東山さんをはじめキャスト・スタッフの皆さんとしっかりとつなぐことができた気がしております。2017年正月は、娯楽時代劇「大岡越前スペシャル」をご覧いただいて、皆さまが幸先の良い一年をスタートしていただけることを願っております。