難解と思われがちな“現代音楽”。でも扉を開けば、想像を超える面白さ、本能を揺さぶられる 何かが発見できるはず。作曲家・西村朗さんと未知の世界を冒険して下さい。

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「現代の音楽」は、作曲家・西村朗さんの分かりやすい解説で現代音楽の魅力を紹介しています。

9月1日と8日は「21世紀の様相」。ドイツ出身の作曲家、ウォルフガング・リームを紹介します。
リームは1952年ドイツのカールスルーエ生まれ。11歳で作曲を始め、カールスルーエ音楽大学で作曲や理論を学びました。
その後、カールハインツ・シュトックハウゼン、クラウス・フーバーらに師事。1974年に管弦楽曲《モルフォニー》で一躍名を知られるようになり、
1985年にカールスルーエ音楽大学の教授に就任。2001年フランス芸術文化オフィシエ勲章、2014年ドイツ連邦共和国大功労十字星章などを受賞しています。
今回の特集では、近年の大作「レクイエム・シュトローフェン」を2回にわたってお送りする予定です。

15日と22日は、最近の公演から。2019年7月10日に東京文化会館で開催された、東京シンフォニエッタ第45回定期演奏会の模様をお送りします。
東京シンフォニエッタは1994年に創立。第二次世界大戦後(1945年以降)の音楽の演奏と現在活動中の作曲家たちの創作に直接関わることを
目的としています。創立以来、東京での定期公演や各種音楽祭への参加、また海外での公演を通じて、
国籍も美学も異なる作曲家の作品を100曲以上も演奏、紹介しています。
今回の定期演奏会のテーマは「イスラエルからの風」。全曲がイスラエル出身もしくは在住の作曲家による作品で、日本初演となりました。

29日はシリーズ「日本の秀作」。1960年兵庫県生まれの作曲家、江村哲二(えむら・てつじ)を紹介します。
江村は名古屋工業大学大学院を修了。作曲は独学ながら、ヴィトルト・ルトスワフスキ国際作曲コンクール第1位、
芥川作曲賞、ブザンソン国際作曲コンクール第1位など輝かしい受賞歴を持っている作曲家です。
また金城学院大学人間科学部(作曲学)教授を務めるなど幅広い活動を行っていましたが、2007年に急逝しました。
西村朗氏曰く「理系の作曲家」らしい緻密で計算された音によって描かれる江村哲二の音響世界を紹介します。
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