番組紹介

傑作「ウエストサイド・ストーリー」を生み、映画音楽でアカデミー賞受賞。
ニューヨーク・フィルやウィーン・フィルでタクトを振り、ピアニストとして世界を股にかけ活躍。テレビ司会者としてお茶の間に親しまれ、小澤征爾や佐渡裕を育てた男。
今年8月25日に生誕100年を迎えるレナード・バーンスタインです。

親日家で日本にも大きな足跡を残したバーンスタイン。1961年の初来日以来たびたび日本を訪れ、亡くなる直前まで情熱を注いだ地も日本でした。毎年夏に札幌で開かれる国際教育音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバルを立ち上げたのです。「音楽を通じ若者に教育を。」1990年、病にむしばまれる中、気力を振り絞り若者たちを教えたバーンスタインは、私たちに何を残してくれたのか―。
愛弟子・佐渡裕や、ミュージカル「ウエストサイドストーリー」の出演経験もある石丸幹二、音楽評論家の片山杜秀がバーンスタインの知られざる素顔を語り尽くし、その魅力に迫ります。
57年ぶりの放送となる、初来日の際の幻の演奏「春の祭典」もご紹介します。お楽しみに!

ゲスト

佐渡裕

佐渡裕(指揮者・バーンスタインに直接学んだ弟子の一人)
バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。
現在、オーストリアを代表する110年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督を務め、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。またパリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団等、欧州の一流オーケストラに毎年多数客演を重ねている。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。

片山杜秀

片山杜秀(音楽評論家・政治学者)
慶応義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。慶応義塾大学法学部教授。専攻は政治思想史。その驚異的な博覧強記で、クラシック音楽を中心に音楽の批評活動を行う。
2008年、吉田秀和賞、サントリー学芸賞受賞。2012年司馬遼太郎賞受賞。現在、NHK-FM 「クラシックの迷宮」のパーソナリティーを務めている。
クラシック音楽はオール・ジャンルを網羅しているが、特に20世紀以降の音楽には造詣が深く、バーンスタインとの出会いは小学生の頃の「ウエスト・サイド・ストーリー」。

石丸幹二

石丸幹二(歌手・俳優)
東京音楽大学でサックス、東京藝術大学で声楽を学ぶ。1990 年、ミュージカル『オペラ座の怪人』(劇団四季)のラウル子爵役でデビュー、劇団の看板俳優として、『ウエストサイド物語』、『美女と野獣』等に出演する。2009年に退団後もミュージカル界をけん引する俳優として『ジキル&ハイド』、『パレード』などに主演する。
多彩にコンサートを展開する一方で、テレビでは、「題名のない音楽会」の司会を初め、「うたコン」など、大人が楽しめる音楽番組に多数出演。
クラシック音楽とは「朗読」で関わることが多く、ストラヴィンスキー「兵士の物語」の朗読で、サイトウ・キネン・フェスティバルや宮崎国際音楽祭等に出演。さらに、東京フィルハーモニー交響楽団のグリーグ/劇付随音楽「ペール・ギュント」(指揮・ミハイル・プレトニョフ)で全編をひとりで朗読するなど、声の表現の多様性を探っている。

ご案内

髙橋美鈴アナウンサー

高橋美鈴アナウンサー
北海道室蘭市出身。これまでに札幌放送局と東京アナウンス室で勤務。
「NHKニュースおはよう日本」「N響アワー」「日本の伝統芸能」「探検ロマン世界遺産」などを担当、「NHKスペシャル」「ETV特集」などナレーション番組多数。今も続く新感覚の美術番組「美の壺」では初代ナレーターを務めた。
2017年4月からEテレ「日曜美術館」キャスター。
札幌局勤務時代には、バーンスタインの創設した音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバルを聴衆として楽しんだ。
(※高橋アナウンサーの「高」は、正しくは「はしご高」です。)


収録の様子

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