絶景を駆け抜けろ 激走 富士山麓168km

2018年7月1日放送


4月、富士山の麓に広がる険しい山々で、フルマラソン4回分に匹敵する168キロ(100マイル)を不眠不休で走るという過酷なレースが行われた。越えなければならない山頂や峠はおよそ30。登る高さを合計すると8100mにもなる。難コースとして知られ、攻略を目指して世界のトップランナーが集結。迎え撃つ形となった日本の有力選手も交えて、まれにみる大激戦となった。選手を励ますように多彩な姿を見せる富士の絶景とともに伝える。

<ウルトラトレイル・マウントフジとは?>
主催は「ウルトラトレイル・マウントフジ実行委員会」、事務局を務める「NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部」(静岡県伊豆市)を中心に、コース周辺の静岡・山梨両県の9市町村などが組織する。
2012年に第1回開催。以後2017年を除き1年に1回開催し、今回は6回目となる。
国際的トレイルランニングレースのシリーズ戦である「ウルトラトレイル・ワールドツアー」に日本で唯一認定されている。
世界32の国と地域から1480人、今回の6回目にして過去最高の参加者数となった。厳しいコース設定、世界に名をとどろかせる富士の絶景が、腕に覚えのある強者を惹きつけている。

<番組で紹介したおもな出場者>
ディラン・ボウマンさん(優勝候補の筆頭。各地の山岳レースに挑戦し、160キロを超える長距離レースで2度の優勝経験あり。)
アントワーヌ・ギヨンさん(もう一人の優勝候補。山岳レース歴は17年。160キロを超えるレースで7回も優勝した世界的ランナー。)
奥宮俊祐(おくのみやしゅんすけ)さん(日本のエース。国際大会で何度も上位入賞し、『走ることでメシを食う』日本では数少ないプロランナー。)
パウ・カペルさん(スペインで行われた国際大会で2連覇した売り出し中の新鋭ランナー。フットサルで培ったバランス感覚とスピードを武器に、100マイルレースでの初優勝を狙う。)
大瀬和文(おおせかずふみ)さん(長野の村役場で働きながら山岳レースを続けている。奥宮の2年後輩。前回の100マイルレースでの不本意な結果から、今回はそのリベンジに燃えている。)
土井陵(どいたかし)さん・小原将寿(おばらまさとし)さん(仕事をしながらレースに出場、上位入賞を狙える実力者。大瀬さんとは同世代のランナー。3人は世界各地のレースで何度も競い合ってきた。)
セス・スワンソンさん(会社勤めをしながら世界各地の山岳レースに参加。国際大会で2位になったこともある実力者。目標は表彰台。)

午後3時、レーススタート!約1400人が一斉に走り出し、長丁場の戦いが幕を開けた。
午後3時、レーススタート!約1400人が一斉に走り出し、長丁場の戦いが幕を開けた。
スタート直後の海外トップアスリートたち。ランナーたちは走りぬくための戦略を立てて臨む。
スタート直後の海外トップアスリートたち。ランナーたちは走りぬくための戦略を立てて臨む。
絶景の富士山麓を舞台に繰り広げられた、まれにみる大激戦、そのすべてを見届けろ!
絶景の富士山麓を舞台に繰り広げられた、まれにみる大激戦、そのすべてを見届けろ!
そそり立ようなガケを何度も越えていかなくてはならない。まるでロッククライミングだ。
そそり立ようなガケを何度も越えていかなくてはならない。まるでロッククライミングだ。
レース終盤はアップダウンが激しい峠ごえの連続。中でも過酷なのが標高1598mの杓子山。
レース終盤はアップダウンが激しい峠ごえの連続。中でも過酷なのが標高1598mの杓子山。
闇の中を進み続ける選手と夜明け前の富士。
闇の中を進み続ける選手と夜明け前の富士。
夜も昼もお構いなし。不眠不休でしのぎを削る。天子山を登る後続選手たち。
夜も昼もお構いなし。不眠不休でしのぎを削る。天子山を登る後続選手たち。
暑さに苦しむ選手。この先の登りに備え、水分をたっぷり補給だ。
暑さに苦しむ選手。この先の登りに備え、水分をたっぷり補給だ。

頂上決戦! モンブラン大激走 170km

2019年1月2日放送


アルプス最高峰モンブランを1周する170キロのレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)」。過酷さ、美しさ、人気ともダントツ世界一のトレイルレースだ。
世界80の国と地域から2600人が集結した、このレースに完全密着。トッププロの壮絶なデッドヒート。次世代のヒーローを目指すアマチュア選手たちの挑戦を追う。雄大な自然の中で繰り広げられる、意地と名誉をかけた極限の戦いは見逃せない。

<ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)とは?>
2003年に第1回開催され、今回は16回目となる。
国際的トレイルランニングレースのシリーズ戦である「ウルトラトレイル・ワールドツアー」の一部であり、大会名は「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン」だが、その中に複数のレースがある。3歳~13歳、16歳~22歳が参加できるレースがある。
距離やコースは、大まかには毎年同じであるが、年ごとに微調整や変更も行われるため一定ではない。

<番組で紹介したおもな出場者>
キリアン・ジョルネさん(UTMB歴代最多3度の優勝を誇り、スポンサー料や賞金で、年間1億円を稼ぐと言われるスーパースター。トレイルレース界の頂点に君臨する絶対王者)
ジム・ワームスリーさん(彗星の如く現れたスピードランナー。2017年のUTMBで5位入賞。さらにアメリカの伝統あるレースで優勝し、一躍世界のトップランナーに名乗りをあげた)
ザック・ミラーさん(アメリカのプロランナー。またの名を「コロラドの爆走王」。最初から最後まで、アドレナリン全開なのがポリシー。)
丹羽薫さん(日本女子を代表するトレイルランナー。2016年UTMB初出場で女子8位。翌年は4位に順位をあげたが、実は腕を骨折したまま走っていた!というすごい精神力の持ち主。)
グザビエ・テベナールさん(モンブランを知り尽くした地元のランナー。UTMBは2013年に初挑戦で優勝。二度目の挑戦でも優勝。前年4位で、今回は三度目の優勝を狙う。)
ジョルディ・ガミトさん(5年前まで格闘家だったが30歳を機にトレイルレースの世界に飛び込んだ。プロランナーになるための最後のチャンスと、このレースに賭けている。)
ロベルト・ハイナルさん(本職は軍人。鍛え抜いた体力と精神力で、ルーマニア国内では敵なしのトップランナーだが、UTMBをはじめ、国際的なレースで上位に入賞したことはない。)

モンブラン山塊、絶景の真っただ中をさっそうと走る。
モンブラン山塊、絶景の真っただ中をさっそうと走る。
夜を徹して選手たちは進む。トレイルランニングでは、昼と夜の走り方は全く違う。
夜を徹して選手たちは進む。トレイルランニングでは、昼と夜の走り方は全く違う。
トップ争いは抜きつ抜かれつを繰り返した、壮絶なデッドヒートとなった。
トップ争いは抜きつ抜かれつを繰り返した、壮絶なデッドヒートとなった。
スタート直前! 80の国と地域から2600人ものランナーが集まった。
スタート直前! 80の国と地域から2600人ものランナーが集まった。
頂上決戦が幕を開けた。トップ選手たちは集団に飲み込まれまいと、スピードを上げる。
頂上決戦が幕を開けた。トップ選手たちは集団に飲み込まれまいと、スピードを上げる。
アメリカ人初優勝を目指す飛ばし屋2人と、その背中に張り付く絶対王者キリアン。
アメリカ人初優勝を目指す飛ばし屋2人と、その背中に張り付く絶対王者キリアン。
3度目の優勝を狙う地元フランスのグザビエ・テベナール。
3度目の優勝を狙う地元フランスのグザビエ・テベナール。
急斜面の絶壁を進む。勝負が動くフェレ峠、何かが起こる!
急斜面の絶壁を進む。勝負が動くフェレ峠、何かが起こる!

大帝国の荒野を走れ モンゴル242km

2019年1月5日放送


チンギスハーンの大帝国が支配したモンゴル。果てしない荒野を242キロ走る壮大なレースが行われた。岩山の絶壁、迷路のような遺跡、湿地帯、大砂丘、大自然のトラップが待ち受ける。抜群の実績を誇る世界のトップランナーと日本のサラリーマンランナーが一騎打ち。優勝争いは最後までもつれにもつれる。友人の死をきっかけにレースを始めた64歳の女性ランナーなど魅力的なランナーたちの人生の物語もお届けする。

<今回の大会について>
レースの正式名称は「The Gobi March (Mongolia) 2018」。主催は香港に本部をもつレース運営会社「4deserts」。ゴビ砂漠以外にアフリカのナミブ砂漠、南米のアタカマ砂漠、南極を含めて4つの砂漠レースを開催している。
ゴビレースはこれまで中国側のゴビ砂漠で開催されてきましたが、今回は4desertsがレースを開催し始めて15年の記念として、初めてモンゴル側のゴビ砂漠で開催された。

<番組で紹介したおもな出場者>
ヴィセンテ・ガルシアさん(スペインの消防士。南極や砂漠などあらゆる環境のレースで優勝を重ねてきた絶対王者。)
飯野航(いいの わたる)さん(自動車メーカーに勤めるアマチュアランナー。海外の極地で行われる長距離レースを得意とし、持ち前のスピードでこれまで輝かしい成績を残してきた。)
ウォン・ホー・チュンさん(香港出身でヴィセンテと同じ消防士。3か月前の砂漠レースではヴィセンテと18分差の2位。今回は、王者ヴィセンテに勝つために猛特訓をしてきた。)
若岡拓也(わかおか たくや)さん(元記者で退職後、長距離レースを始めた。2017年のハワイ島レースでは、3位入賞を果たした。今回はさらに上を狙っている!)
ジュディ・リーさん(シンガポール出身の看護師。レースの2年前に親友を病気で失ったことから、65歳前に馬鹿げたチャレンジに挑戦したいと今回参加を決めた。)
ロバート・キャサリーさん(イギリス出身の救急救命医。エベレストに8度登頂や大西洋横断など冒険家の面も持つ。医学の知識と気力で、初めてのグレートレースに挑む。)

10世紀に栄えた帝国の宮殿跡からレースは始まった。
10世紀に栄えた帝国の宮殿跡からレースは始まった。
遊牧民の子供たちが声援を送る。めったにない出来事に興味津々。
遊牧民の子供たちが声援を送る。めったにない出来事に興味津々。
どんな辛い時でも笑顔を忘れず走り続ける飯野選手。羊も応援?!
どんな辛い時でも笑顔を忘れず走り続ける飯野選手。羊も応援?!
臆せず川を渡るヴィセンテ選手。トップ選手は足の皮が丈夫!
臆せず川を渡るヴィセンテ選手。トップ選手は足の皮が丈夫!
砂丘をひた走るチュン選手。砂に足をとられ、踏ん張りがきかない。
砂丘をひた走るチュン選手。砂に足をとられ、踏ん張りがきかない。
聖なる岩山は超難関。巨大な岩がゴロゴロしている。
聖なる岩山は超難関。巨大な岩がゴロゴロしている。
ゴールは世界文化遺産カラコルム。かつてのモンゴル帝国の首都だ。
ゴールは世界文化遺産カラコルム。かつてのモンゴル帝国の首都だ。
ゴール地点で和むトップ3。7日間に渡る闘いの幕が閉じた。
ゴール地点で和むトップ3。7日間に渡る闘いの幕が閉じた。

俺とお前の天空レース コロンビア マウンテンバイク458km

2019年2月17日放送


雄大なアンデスを舞台に行われた世界最高峰のマウンテンバイクペアレース。急峻な山道を時速70キロものスピードで駆け抜ける。立ちはだかるのは最高標高4000mという空気の薄さ、累積1万5千メートルにもなる登り、泥や岩の悪路。チームワークを試すように様々なトラブルがペアを襲う。体力勝負の若手コンビと経験豊富なベテランペアの一騎打ちに地元のたたき上げが殴り込みをかける。泥だらけの男たちの戦いに密着した。

<究極の自転車レース「La Leyenda Del Dolarad」とは?>
レースが行われた場所は、コロンビア中部カルダス県のマニサレス周辺。
スタート地点となるマニサレスからパラモスまで、蒸し熱いジャングル、渓谷や滝、泥地に活火山と目まぐるしく変化する大自然を7日間かけて走破する。
このレースが過酷とされるゆえんが、急峻な地形とその長さだ。コースの多くが山岳地帯に含まれるため平坦な道はほとんどなく、ぬかるみや砂利道など悪路を進む。
アマチュアでも参加可能ですが、条件としてはペアレースなので、一人での参加は出来ない。

<番組で紹介したおもな出場者>
チーム・キャニオン:アルバン・ラカタさん&クリスティアン・ハイネックさん(10年近く世界トップを争い続けているプロライダーのアルバンと、同じスポンサーの支援を受け数々のレースを共に走ってきたクリスティアンのベテランペア。このレースに参加するのは初めて。)
チームDMT:ハンス・ベッキンさん&チアゴ・フェレイラさん(リーダーのハンスは、去年この大会を制したディフェンディングチャンピオン。上りに強いパートナーのチアゴは、今回が初参加。平均年齢も30歳と若く、2連覇達成を狙う。)
チーム・ジャイアント:レオナルド・パエスさん&ディエゴ・アリアスさん(地元コロンビアの幼馴染コンビ。リーダーのレオナルドはマウンテンバイクでオリンピック代表まで上り詰めたコロンビアのヒーロー!パートナーのディエゴは同じ村出身で6歳年下。二人ともプロライダーとして世界各地のレースで活躍している。)

アンデスを駆け抜ける天空レース。頂点に立つのは、どのペアだ!!!
アンデスを駆け抜ける天空レース。頂点に立つのは、どのペアだ!!!
斜度30度の急な上りでデッドヒート!すぐ後ろのライバルとの差はわずか。
斜度30度の急な上りでデッドヒート!すぐ後ろのライバルとの差はわずか。
標高4000mを進むライダー。7日間で上る高さの合計はなんと、1万5千メートル。
標高4000mを進むライダー。7日間で上る高さの合計はなんと、1万5千メートル。
ライダーたちの前に立ちはだかるのは、想像を絶する悪路。遅れを取るパートナー。
ライダーたちの前に立ちはだかるのは、想像を絶する悪路。遅れを取るパートナー。
パートナーが調子を崩して苦しんでいれば、背中を押す。頼れる相棒だ。
パートナーが調子を崩して苦しんでいれば、背中を押す。頼れる相棒だ。
走行不能の湿地帯。トップ争いをするプロ選手でも思うように進めない難所だ。
走行不能の湿地帯。トップ争いをするプロ選手でも思うように進めない難所だ。
世界チャンピオンのベテランペアと、地元コロンビアの幼馴染コンビの戦い!
世界チャンピオンのベテランペアと、地元コロンビアの幼馴染コンビの戦い!
ゴールの瞬間。ひとりだったらあきらめていたかもしれない。
ゴールの瞬間。ひとりだったらあきらめていたかもしれない。

最強王者を倒せ!死闘!絶海の孤島レユニオン425km

2019年3月21日放送


インド洋に浮かぶ絶海の孤島・レユニオンでアドベンチャーレースの世界一決定戦が行われた。女性を含む4人でラン、ボート、自転車など様々な種目をこなし、425キロをノンストップで進む。注目は4連覇中の最強王者ニュージーランド。打倒王者を掲げるライバルチームと、体力、知力、精神力の限りを尽くしたレースを繰り広げる。密林、絶壁、洞窟、火山、美しく過酷な大自然を越え、ラストは誰もが予想しなかった壮絶な結末に。

<アドベンチャーレーシング・ワールドチャンピオンシップとは?>
世界各地で行われるARWS(アドベンチャーレーシング ワールドシリーズ)で勝ち上がった強豪と、各国の国内レースで優秀な成績を残したチームが参加する決勝大会のこと。
毎年、開催地は変わり、世界で活躍する各国のアドベンチャーレースチームが競い合う、チャンピオンシップである。

<番組で紹介したおもな出場者(チーム)>
ニュージーランド:2014年から負けなしの4連覇中。アドベンチャーレースの歴史の中でも最強チームだと言われている。
ロシア:体力が自慢。ニュージーランドを倒し、自分たちの実力を世界に示したいと、意気込んでいる。
フランス:フランス国内では、最も実力のあるチーム。メンバー全員が、トレイルランを得意としている。
スウェーデン:上位争いの常連チーム。ニュージーランドの4連覇中2度も2位にあまんじてきた。
香港:アジアから唯一出場。

レユニオンの最高峰、ピトン・デ・ネージュの頂きを目指す。
レユニオンの最高峰、ピトン・デ・ネージュの頂きを目指す。
連覇中のニュージーランドだが…死闘を制するのはどのチームだ?!
連覇中のニュージーランドだが…死闘を制するのはどのチームだ?!
インド洋の荒波を進む全長36キロのセクション。
インド洋の荒波を進む全長36キロのセクション。
断崖絶壁をロープ1本で下りる懸垂下降。高さは130m、40階建てのビルに相当する。
断崖絶壁をロープ1本で下りる懸垂下降。高さは130m、40階建てのビルに相当する。
洞窟の奥のチェックポイントを探す。足元には砕けた溶岩のかけらが。
洞窟の奥のチェックポイントを探す。足元には砕けた溶岩のかけらが。
ボートを担ぎながら激走、喉の渇きと戦う!ゴールまであと少しだ。
ボートを担ぎながら激走、喉の渇きと戦う!ゴールまであと少しだ。
倒れ込む選手。全力を出しきった!!
倒れ込む選手。全力を出しきった!!
円陣を組むフランスチーム。仲間がいるから見える景色がある!
円陣を組むフランスチーム。仲間がいるから見える景色がある!
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