2017年5月14日(日)放送

奈良県田原本町
主 宰 夏井いつき(俳人・俳句集団「いつき組」組長)
ゲスト 奈美 悦子(女優)、田山 涼成(俳優)

【アシスタント谷尾桜子の一押し!】

ひめキュンフルーツ缶の谷尾桜子です。さあ今回はオフショット満載です!

まずは「即吟」のリハーサルの空き時間の写真(^^)。
「即吟」は出演者にその場で俳句を作ってもらうため、事前にテーマがバレぬよう、U字工事さんと私だけ残ってリハーサルを行います。なぜか私とても大口を開けて笑っていますね。
時間があるときはふざけたりもします。(笑)U字工事の益子さんにちょっかいをかけています。この後気付かれて、悔しがってらっしゃいました。(笑)
着替えていざ出陣!今回の収録もとても楽しく和気あいあいとしておりました。
後半の個人戦「勝ち抜き俳句バトル」で使われるのぼり。(大きい!)
今回の見どころはこの「勝ち抜き俳句バトル」。ある「音」で作る俳句です!私は個人的に「佐保姫の」の句が好きでした。ごはんが食べたくなる句ですね。食欲がそそられます。
次回もお楽しみに!

ご当地俳句バトル

1戦目テーマ:「スイカの種」

田原本町の農場では約50品種のスイカの種を出荷している。実は全国のスイカのおよそ半分がここの種から作られている。
奈良県は昔からスイカの産地として知られ、大正時代以降スイカの品種改良も盛んになった。それ以来おいしく実る様々なスイカの「種」がこの田原本で作られ、全国に出荷されるようになる。
知られざる田原本町の「日本一」、スイカの種で俳句を作る。
田原本町が出荷量日本一を誇る「スイカの種」
スイカを食べる皆さん
西瓜種の山うんうんこなす細きゆび(田山涼成)西瓜の香なつかしくとも淋しくも(奈美悦子)

2戦目テーマ:「槍(やり)の権兵衛」

江戸時代、商業の町として繁栄した田原本町は「槍の権兵衛」と呼ばれた武将・平野長泰(ひらのながやす)が開いた町。権兵衛は豊臣秀吉の家臣・七人衆の一人で武功を上げたが唯一大名になれなかった。悔しさをバネに権兵衛は田原本の町を発展させることに心血を注ぐ。町にはそんな権兵衛の名残が残っている。創業400年の菓子屋では権兵衛が命じたという直径50センチを超える大きな菓子「松風(まつかぜ)」を今も作る。そこには権兵衛の秘めた思いが込められていた。「槍の権兵衛」の思いに触れ俳句を詠む。
田原本の町を作った「槍の権兵衛」
田原本の町を歩く一行
松風を ぱりんと割れば 青葉風 (室田洋子) さくらしべ降る やりのごんべの 肝っ玉 (西谷剛周)

3戦目テーマ:「お田植舞(たうえまい)」

田原本町の鏡作(かがみつくり)神社で毎年2月に行われる「おんだ祭(まつり)」の名物となっているのが、農作業を優雅な舞いで表現するお田植舞(たうえまい)だ。演奏に雅楽の龍笛が使われているのが特徴で、天地を巡る龍の鳴き声を表すと言われる龍笛の音と女性たちの舞いには天と地の恵みへの感謝と豊かな実りへの祈りが表されている。田植え舞いの魅力に触れ、俳句を詠む。

写真:鏡作神社で舞われるお田植舞
りゅうてきの竜来五月のたうえまい(渡部桜桃)龍の鳴く声混りたるおたうえまい(國眼歩美)

個人戦 勝ち抜き俳句バトル

足で練り込む
手で仕上げ
奈良県名産の墨
【夏井主宰の一句】

【夏井主宰の一句】

夏井主宰にも 今回のテーマ「ある音」で一句作っていただきました。

 

わが町自慢俳句

会場で観覧いただいた方が投句した俳句の中から、入選2句と特選1句を発表するコーナー。皆さんの俳句がこちら!
かんごうの 水てらてらと おそざくら (湯浅 千加江さん)

【句評】「環濠」という独特の言葉でこの地域の光景を一言で表現している。「水てらてらと」という言葉が秀逸で、
「遅桜」という季語と「水てらてらと」という言葉が出会った時、その季節の太陽や風や水の感じがすべて伝わってくる。

入選

夏休み だいぶつさんの はなでかい

【句評】「夏休み」で、なんだろう?と思わせ、「だいぶつさんの」で、なんだろうとさらに思わせ、「はなでかい」でびっくり。辛口批評でおなじみの夏井いつきさんも、思わず、「ストレートな剛速球に私おののきました」。

風光る 遺跡を渡る 熱気球

【句評】地域で行われる熱気球イベントの風景。春になると光の量が増えてくる感じが伝わってくる。「遺跡を渡る」のは風ではなく、その風に乗った色とりどりの熱気球。カラフルで雄大で明るくて、とにかく気持ちのいい俳句。

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