2017年7月16日(日)放送

群馬県千代田町
主 宰 坊城 俊樹(俳人・「花鳥」主宰)
ゲスト JOY(タレント)、押切もえ(モデル・作家)

【アシスタント谷尾桜子の一押し!】

ゲストは、JOYさんと押切もえさん。
お二人ともモデルなので、とてもスタイルがよく美しく、キラキラしておりました。
JOYさんは、U字工事さんと番組でよく一緒になるそうで、仲良しでした(^o^)
気さくで陽気でおもしろい方でした~♪
押切さんは執筆活動をしているだけあって、言葉の選び方が素敵でロマンチックでした。
とても優しかったです!
今回の見所はやはり即吟のテーマ、ちびっこたちの迫力あるレスリング!
完成したお二人の俳句、どちらも魅力的でしたよ。
日比谷さんは「虹」という言葉の効いた明るい未来が浮かぶような句。
青本さんは「四肢緊密」という言葉で、レスリングのゴツゴツとした勇ましい様子を表現しました。
次回もお楽しみに!


ご当地俳句バトル

1戦目テーマ:「植木の里」

千代田町は、50軒もの造園業者がひしめき、「植木の里」と呼ばれています。
その理由は今から100年前。当時、群馬県では製糸業が盛んでした。
蚕の餌となる桑の苗の生産が千代田町で盛んに行われていたのです。
その技術が受け継がれ、今では「植木の里」として、たくさんの職人さんが働いています。
さらに、樹齢800年と言われるツツジも見学。
最後には、若手造園業者集団「ガーデンスピリッツ」のメンバーに
家でも気軽に楽しめるこけ玉作りを教わりました。そんな植木をテーマに俳句を作りました。
こけだまを ひんやり包む 青嵐(押切もえ) 命継ぐ 室町からの 山つづじ(JOY)

2戦目テーマ:「関東ローム層の麦」

夏前に収穫最盛期を迎える「麦」。千代田町は群馬県でも有数の生産地。
主に育てているのは「二条大麦」、ビールの原料になるといいます。
さらに、「小麦」、「六条大麦」なども育てています。
その理由は群馬県特有の強い風。
乾燥が必要な麦にとって、冬になると吹く「からっ風」は、麦にとっては最適な環境を生み出します。
さらに、地元の人ならではの麦の味わい方を教わり、俳句を作りました。
ばんそうこういろの そよぎも 麦の秋(白井健介) 風の香に 夏ちょう遊ぶ 穂先かな(大谷徳湖)

3戦目テーマ:「レスリング」

千代田町では20年ほど前から、毎年ジュニアレスリングの大会が開かれ、今では600人以上の選手が参加する大きな大会があります。
さらに、千代田町内にあるジュニアレスリングクラブからは、オリンピックの銅メダリストも誕生!
それほどレスリングが盛んな町なんです。
ステージでは、千代田ジュニアレスリングクラブの子ども達に練習の一部を見せてもらい3分間で俳句を作りました。
四肢緊密 大暑の床に 投げ出され(青本瑞季) 幼子のえいやと投げて虹かかる(日比谷清史)

個人戦 勝ち抜き俳句バトル

テーマ:「ある音で一句」

今回の勝ち抜き俳句バトルは、ある「音」をテーマに俳句を作ります。
何の「音」なのかはあかしていませんが、その「音」の正体を当てるのではなく、
どれだけ想像力を広げて自由に俳句が作れるかが勝負。今回の「音」は、こんな音!
 
ちなみに今回のこの「音」。じつは群馬県伊勢崎市にある伊勢崎オートレース場の音。
伊勢崎オートレースでは、レーサーみずからバイクを整備したり、組み立てたりしているんです。
 
伊勢崎オートレース
【坊城主宰の一句】

【坊城主宰の一句】

F1レース中にものすごいスピードでピットに入ってきたマシンのエンジンの調子が悪い。
ピットクルーたちは必死の形相でマシンをしゃくねつのピット裏のパドックに入れて修理する。
神も仏もないれつな世界最高峰のレースのコンマ1秒を争う極限の夏の様子。


わが町自慢俳句

会場で観覧いただいた方が投句した俳句の中から、入選2句と特選1句を発表するコーナー。皆さんの俳句がこちら!
麦の海 舟は麦穂の波を行く(田中伸一さん)

【句評】「麦の穂が風に揺れる様子が波に見え、その中をコンバインで作業する様子を船に例えて表現した1句。
麦畑を海に見立てたことが評価されました。

入選

薫風をやさしく寄せて渡し船

【句評】薫風は夏の風。そんなには強くない薫風が利根川の渡し船を優しく寄せて人が降りているという情景が浮かぶ1句。美しい情景を想像させたことが評価されました。

千よ田町かわせがきでは楽しむぞ

【句評】川せがきは千代田町で夏に行われる先祖を供養する伝統行事。
それを楽しみにしている様子を詠んだ1句。8歳の女の子が伝統行事を俳句に詠み、継承していっていることが評価されました。

Page Top