私の思い出レシピ

カルメ焼き

2018年12月7日放送

■人生の思い出レシピ: カルメ焼き

愛知県の前田 澄さん(85)の思い出レシピは「母と作ったカルメ焼き」です。

「昭和21年、私が高等女学校1年生のとき、母が配給で、お米の代わりに茶色い砂糖をバケツ一杯にもらってきました。さっそく母はその砂糖を大きな玉じゃくしに入れて七輪にかけ、プク~っと膨らませて「カルメ焼き」を作ってくれました。甘いお菓子が手に入らない時代だったので私は大喜びでお腹いっぱいになるまで食べました。母と一緒に上手に焼けたときの喜びは今でも忘れられません。」


みそピーナッツ

2018年11月30日放送

■人生の思い出レシピ: みそピーナッツ

神戸市の塚本美津子(64)の思い出のレシピは「みそピーナッツ」です。

「私が小学生の頃、まだ学校給食が始まらない3年生ごろまでは、お昼は母の手作り弁当でした。そこに必ず入っていたのが、みそピーナッツです。生の落花生を油で炒めて、味みそと砂糖を入れて甘くからめたもの。私はそれが大好きで、お弁当の時間が待ち遠しかったのです。優しかった母の姿とともに、その味は今でも大切な思い出の味です。」


ギョーザ

2018年11月16日放送

■人生の思い出レシピ: ギョーザ

浜松市の岡 麻貴さん(33)の思い出のレシピは「ギョーザ」です。

「私の祖父母が、いつも作ってくれたのは、キャベツやニラ、ネギなど、野菜がたっぷり入った餃子でした。6年前に祖父が亡くなり、体が弱くなった祖母は今、施設でひとり暮らしをしています。あのギョーザのレシピを祖父母の家で見つけたので、今度は私が作る番です。おじいちゃん、おばあちゃん、がんばるよ!」


パンの耳

2018年11月9日放送

■人生の思い出レシピ: パンの耳

東京都の鶴貝真由美さん(67)の思い出レシピは、「パンの耳」です。

「私が子どもの頃は、今のようにお菓子がない時代でした。母は料理教室に通い、私たちのためにいろんな料理を習ってきてくれました。時々、おやつとして作ってくれたのが、パンの耳を油で揚げて砂糖をまぶしたもの。こうばしさと甘さがとけあい、「世界にこんな美味しいものがあるだろうか!」と友人と競って食べました。「好きなだけ食べて良いよ」と言う母の嬉しそうな顔が、今でも忘れられません。
母は73歳で亡くなりましたが、物がない時代に工夫しておやつを作ってくれたこと、その愛情は今でも私の心にほっこり残っています。」


パンケーキ

2018年11月2日放送

■人生の思い出レシピ: パンケーキ

スウェーデンのベリルンド ヨシコさん(75)の思い出レシピは、「パンケーキ」です。

「50年ほど前。週末になると、夫と2人で、主人の実家をよく訪ねていました。その時、彼の母が作ってくれたのが、このパンケーキでした。コック帽をかぶり、私たちのお皿に、焼きたてのパンケーキを次々とのせてくれました。上には手作りのジャムと生クリーム。フーフーしながら、何枚食べたことでしょう。
母は6年前に亡くなりましたが、その時の太陽のような笑顔と、アツアツのパンケーキを思い出すと、今も胸があたたかくなります。」


わら納豆

2018年10月26日放送

■人生の思い出レシピ: わら納豆

鹿児島県の徳留一博さん(75)の思い出レシピは「わら納豆」です。

「昭和20年代、わたしが小学生の頃、漫画で、「納豆~納豆~」と子どもが売り歩いている場面がよく出てきました。納豆を知らなかった私のために、母が納豆を作ってくれました。どんなに美味しい物かと期待していましたが、変な臭いがして、一口も口にしませんでした。
それから40年、旅先の茨城で、ワラ納豆を見かけ、走馬灯のように母を思い出し、いくつも買いました。忘れられない思い出です。」


栗赤飯

2018年10月19日放送

■人生の思い出レシピ: 栗赤飯

滋賀県の松井マキさん(73)の思い出のレシピは「栗赤飯」です。

「私の家では、毎年秋になると、母が栗赤飯を作ってくれました。蒸し上がった甘い香りは、得も言われぬ幸せ感です。縁起ものの「南天の葉」を添えた栗赤飯をご近所へおすそ分けするのが私の役目でした。
物心つく前から食べていた母の栗赤飯。この秋は、亡き母の栗赤飯作りに挑戦してみましょう。もちろん、おすそ分けを皆様に。」


父の卵焼き弁当

2018年10月12日放送

■人生の思い出レシピ: 父の卵焼き弁当

大阪府の、岡本加代子さん(78)の思い出レシピは、「父の卵焼き弁当」です。

「私が生まれてすぐに、両親が離婚。食事は父が作ってくれました。私が中学になると、忙しい中、お弁当も作ってくれました。いつもおかずは卵焼きだけ。でもそれがとてもおいしかったんです。あのお弁当を思うと慈愛に満ちた父の顔が浮かんできて、胸が熱くなります。」


カレーライス

2018年10月5日放送

■人生の思い出レシピ: カレーライス

福岡県久留米市の高島道男さん(68)の思い出レシピは「人生をかえたカレーライス」です。

「18歳の時、アルバイトをしながらプロボクサーを目指していました。ある時、お金に困って何日もごはんを食べられなかった時のこと。レストランの求人募集を見つけ、「これだ」と思い「今から働かせて下さい」とお願いをしたのです。わけを聞かれ「腹が減って死にそうなんです」と答えると、シェフがカレーライスを作ってくれました。牛肉とタマネギが入ったシンプルなカレー。こんなにおいしいものがあるのかと、むさぼりつくように食べたのを今でも忘れません。そのあと、私は料理人として働き続けました。
一線を退きましたが、趣味のカレー作りに励んでいます。」


おやつフライ

2018年9月28日放送

■人生の思い出レシピ: おやつフライ

鹿児島市の山崎宏美さん(56)の思い出のレシピは「おやつフライ」です。

「私が小学生の頃、学校から帰ると、花模様の包装紙を敷いた大皿2枚が食卓にありました。母お手製の盛りだくさんの魚や野菜のフライです。これが私の栄養満点の「おやつ」。母のフライは、卵をたっぷり使い、ふんわりと優しい味でした。天つゆに付けていただきました。母の料理を毎日残さず食べた私は、いつの間にか身長が170cmまで伸びました。愛情たっぷりの食事で育ててくれた亡き母に、心から感謝しています。」

※山崎宏美さんの「崎」の字は、正式には「大」が「立」になります。


蒸しまんじゅう

2018年9月21日放送

■人生の思い出レシピ: 蒸しまんじゅう

茨城県の武藤ヨシ子(78)の思い出のレシピは「蒸しまんじゅう」です。

「私は9人兄弟の大家族に育ちました。小さい頃、母がよく作ってくれたのが「蒸しまんじゅう」。いつも大きなお皿にテンコ盛りで出してくれました。実家が農家だったので、「おまんじゅう」の皮もアンもすべて自家製でした。やわらかくて、とても美味しかったです。
母は49歳の若さで亡くなり、もうあの「おまんじゅう」には出会えませんが、あのなつかしい味を思い出します。」


ぬかづけ

2018年9月14日放送

■人生の思い出レシピ: ぬかづけ

埼玉県の馬場敦子さん(75)の思い出レシピは、母から受け継いだ「ぬかづけ」です。

「今から50年ほど前、母が嫁入り道具に…と言って糠床の樽を注文し作ってくれました。「まじめにやればおいしくなる!」と母に言われ、半世紀ただひたすら、上に下にとまぜまぜし、今でも酵母は生き生き。娘が嫁ぐときも持たせました。
母から受け継いだ大切な味。願わくば孫娘の代まで続けられたらと思っています。」



※過去3か月分を掲載しています。
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