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※過去1ヶ月分を掲載しています。

10月21日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

ショスタコーヴィチ作曲「ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品67から 第4楽章」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

10月14日放送の「お題」
◇BGM選手権 :
先日、大阪の知人が訪ねて来たので、銀座の相当な喫茶店へ案内した。
学生の少ない大阪には、本格的の喫茶店がなく、珍しい土産話と思ったからである。
果して知人は珍しがり、次のような感想を述べた。
先程から観察していると、わずか一杯の紅茶を飲んで、半時間もぼんやり座ってる人が沢山いる。
一体彼等は何を考へているのだろうと。
一分間の閑も惜しく、タイムイズマネーで忙しく市中を馳け廻ってる大阪人が、こうした東京の喫茶店風景を見て、いかにも閑人の寄り集りのように思い、むしろ不可思議に思うのは当然である。
私もそう言はれて、初めて喫茶店の客が「何を考へて居るのだろう」と考へてみた。
おそらく彼等は、何も考へてはいないのだろう。
と言って、疲労を休める為に、休息しているというわけでもない。
つまり彼等は、綺麗な小娘や善い音楽を背景にして、都会生活の気分や閑散を楽しんでるのだ。

萩原 朔太郎 著 「喫茶店にて」

10月7日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

ブラームス作曲「クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 から 第2楽章」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

9月30日放送の「お題」
◇BGM選手権 :
この、三鷹の奥に移り住んだのは、昨年の九月一日である。
その前は、甲府の町はずれに家を借りて住んでいたのである。
その家のひとつきの家賃は、六円五十銭であった。
又その前は、甲州御坂峠の頂上の、茶店の二階を借りて住んでいたのである。
更にその前は、荻窪の最下等の下宿屋の一室を借りて住んでいたのである。
更にその前は、千葉県、船橋の町はずれに、二十四円の家を借りて住んでいたのである。
どこに住んでも同じことである。
格別の感慨も無い。
いまの三鷹の家についても、訪客はさまざまの感想を述べてくれるのであるが、私は常に甚だいい加減の合槌を打っているのである。
どうでも、いい事ではないか。
私は、衣食住については、全く趣味が無い。
大いに衣食住に凝って得意顔の人は、私には、どうしてだか、ひどく滑稽に見えて仕様が無いのである。

太宰治 著 「無趣味」

9月23日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

ハイドン作曲「ソナタ Hob.XVI:32 ロ短調から 第3楽章」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

9月16日放送の「お題」
◇BGM選手権 :
山には遠い海岸に
くらげはまつさをに群れてゐた
くらげは心から光つてゐた
あるものは岸辺に打ちあげられ
松並木はこうこうと鳴つてゐた
くらげにはくらげの可愛さがあつた
私はそれをつくづく眺めてゐた
山はみな高く海べに映つて
ときをり雪もふつてゐた
くらげは眺めて居れば居るほど
あはれな いき甲斐のないもののやうな気がした

室生 犀星 作 『愛の詩集』から「秋くらげ」

9月9日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

ドビュッシー作曲「チェロ・ソナタ から 第2楽章“セレナード”」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

9月2日放送の「お題」
◇BGM選手権 :
松本 隆 作 「風立ちぬ」の歌詞

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