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※過去1ヶ月分を掲載しています。

10月8日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

ゼレンカ作曲「ソナタ 第2番 ト短調から 第2楽章」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。


10月1日放送の「お題」

◇BGM選手権 :
あんまりいいときに使わない言葉であって、むろん、
これはホメ言葉ではない。
ズケズケ言いの人は、「えげつない人や」といわれる。
しかし、「ズケズケ言い」ならそれですむけれども、
「えげつない」はそれを上廻り、
よりいっそう悪意をこめて人の心を抉りこねくり廻すという、
どぎつさがあるのであって、いうなら、不快感の最高指数、
そういうどぎつい不快を与えられた場合、
「えげつない人やなあ、あんたも!」
と吐き出すごとくいう。
大阪では「えげつない人」といわれる人は、最低のランクである。
人のわるさ、しぶちん、いじわる、少々のうそつき、
みえすいたおべんちゃら、はったり、腹黒、
そんなものぐらいでは、「えげつない」は使わない。
「けったいな奴ちゃ」ですんでしまう。


田辺聖子 著 「大阪弁ちゃらんぽらん」から


9月24日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

ブラームス作曲「間奏曲 ロ短調 作品119第1」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

9月17日放送の「お題」

◇BGM選手権 :
鴉啼いてわたしも一人
ひとりで蚊にくはれてゐる
だまつて今日の草鞋穿く
まつすぐな道でさみしい
すべつてころんで山がひつそり
つかれた脚へとんぼとまつた
しみじみ食べる飯ばかりの飯である
酔うてこほろぎと寝てゐたよ
ほろりとぬけた歯ではある
ながい毛がしらが
雨だれの音も年とつた
音は朝から木の実をたべに来た鳥か
かさりこそり音させて鳴かぬ虫が来た


「種田山頭火の俳句セレクション」

9月10日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

ブルッフ作曲「バイオリン、ビオラと管弦楽のための協奏曲 作品88から 第1楽章」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。


9月3日放送の「お題」

◇BGM選手権 :
数の子を歯の上に載せてパチパチプツプツと噛む、あの音の響きがよい。
もし数の子からこの音の響きを取り除けたら、到底あの美味はなかろう。
音が味を助けるとか、音響が味の重きをなしているものには、魚の卵などの
ほかに、海月(くらげ)、木耳(きくらげ)、かき餅、煎餅(せんべい)、沢庵(たくあん)など。
そのほか、音の響きがあるために美味いというものを数え上げたら切りがない。
もともとたべものは、舌の上の味わいばかりで美味いとしているのではない。
シャキシャキして美味いもの、グミグミしていることが佳いもの、
シコシコして美味いもの、ネチネチして良いもの、カリカリして善なるもの、
グニャグニャして旨いもの、モチモチまたボクボクして可なるもの、
ザラザラしていて旨いもの、ネバネバするのが良いもの、シャリシャリして美味いもの、
コリコリしたもの、弾力があって美味いもの、弾力のないためにうまいもの、
柔らかくて善いもの悪いもの、硬くて可(よ)いもの悪いもの……
ざっと考えても、以上のように触覚がたべものの美味さ不味さの大部分を支配しているものである。
そういう意味において、数の子も口中に魚卵の弾丸のように炸裂(さくれつ)する交響楽によって、
数の子の真味を発揮しているのである。


北大路 魯山人 著 『数の子は音を食うもの』から

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