古典講読

古典講読は、古典文学の魅力あふれる世界を、ていねいな「解説」と「朗読」で読み解いていく番組です。

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この番組について

<年間テーマ> 令和6年度は、「名場面でつづる『源氏物語』」と題し『源氏物語』を鑑賞していきます。 <ねらい> 『源氏物語』は、書かれてから千年以上もの長きにわたり読者に共感と感動を与え、現在に至るまで日本文学のみならず日本文化の中心に位置し続けています。 『源氏物語』の言葉一つ一つは、今もなお、現代人の心に響くとともに、『源氏物語』のテーマは、いつの時代においても読者に生きる指針を与えてきました。 その生命力は一体どこにあるのでしょうか。 『源氏物語』は、全部で五十四帖から成る大長編物語です。五十四の帖(巻)の分量は、長短さまざまですが、その中から選りすぐりの「名場面」を鑑賞していきます。 番組では『源氏物語』の名場面を原文で朗読、そして解説を加え、現代語訳していくとともに、作品に登場する面々の人物像を深く掘り下げ紹介していきます。 1年を通して聴取者の皆さんが『源氏物語』の底知れぬ魅力と生命力を感じ取っていただけることを願ってやみません。 解説:島内景二さん(電気通信大学名誉教授、国文学者) 朗読:加賀美幸子さん (参考) 島内景二著『新訳 源氏物語』(花鳥社 2024年4月より6冊刊行予定) 新編日本古典文学全集『源氏物語・1~6』(秋山虔・他・校注・訳、小学館) 島内景二著『源氏物語ものがたり』(新潮新書、2008年) またはお持ちの『源氏物語』のテキストを参照しながら、お聴き下さい。

出演者・キャストほか

  • 解説
    島内 景二
    国文学者
    電気通信大学名誉教授
  • 朗読
    加賀見 幸子
    フリーアナウンサー

放送

  • ラジオ第2

    毎週土曜 午後5時

再放送

  • ラジオ第2

    毎週日曜 午前6時

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