内容詳細

3月26日(日)午後9時

歌舞伎「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)吉野川(よしのがわ)

今回は歌舞伎座での「秀山祭九月大歌舞伎」から義太夫狂言の名作「妹背山婦女庭訓」の「吉野川」を放送する。
川に隔てられ対立する家同士と引かれ合う恋人たちの繰り広げる重厚なドラマを、満開の桜の中でえがいており、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」にもたとえられる人気作品だ。出演は中村吉右衛門、坂東玉三郎、市川染五郎、尾上菊之助、中村梅枝、中村萬太郎ほか、はなやかな顔触れ。副音声解説を交えて送る。

2月26日(日)午後9時

萬狂言特別公演から

今年1月7日に国立能楽堂で行われた「萬(よろず)狂言特別公演」からお送りする。人間国宝・野村萬の円熟の芸が味わえる狂言「松囃子」、六世野村万之丞襲名披露(虎之介改メ)となった「三番叟(さんばそう)」。当主・野村万蔵みずからが演出を担当した「歌仙(かせん)」では、流派も家も異なる狂言師が共演。家々の芸風や狂言師たちの様々な個性が楽しめる。
<出演>
野村萬、野村万蔵、野村又三郎、井上松次郎、山本泰太郎、善竹富太郎、大藏教義  ほか

1月29日(日)午後9時

厳島観月能

厳島観月能

この秋に広島の嚴島神社で行われた「厳島観月能」の模様を中心にお送りする。毎年中秋の名月のころ、夜の満潮時に開催される厳島観月能。海に浮かんでいるような能舞台が月明かりのもと幻想的な雰囲気に包まれる。人間国宝・友枝昭世(喜多流)のシテで能の名作「羽衣」と半能「高砂」を堪能する。番組後半は、去年復曲された能「紀州徳川版・石橋」をこちらも喜多流の香川靖嗣のシテでご覧いただく。
<出演>
友枝昭世(シテ)、香川靖嗣(シテ)、森常好(ワキ)、宝生欣哉(ワキ) ほか

12月25日(日)午後9時

京の冬・顔見世大歌舞伎

京の冬の年中行事・顔見世。今回は先斗町歌舞練場に会場を移しての公演で、3月に始まった芝雀改め五代目中村雀右衛門襲名披露の最後を飾る。その襲名披露演目から坂田藤十郎・中村鴈治郎との歌舞伎舞踊、「忠臣蔵」の八段目『道行旅路の嫁入』、片岡仁左衛門・片岡秀太郎他との共演で『廓文章 吉田屋』。これらにあわせて“義太夫三大狂言”のひとつ「菅原伝授手習鑑」から中村鴈治郎、片岡孝太郎、片岡愛之助他で『車引』の後半を、副音声解説を交えご紹介する。

10月30日(日)午後9時

左から)中村宜生改め四代目中村歌之助、中村宗生改め三代目中村福之助、中村国生改め四代目中村橋之助、中

橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露公演から
「襲名披露口上(しゅうめいひろうこうじょう)」「一谷嫩軍記 熊谷陣屋(いちたのにふたばぐんき くまがいじんや)

今回は東京・歌舞伎座の公演から「八代目中村芝翫・四代目中村橋之助・三代目中村福之助・四代目中村歌之助襲名披露口上」と時代物の名作「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」をいち早く放送する。橋之助改め新・芝翫が、襲名狂言として家にゆかりある芝翫型の「熊谷陣屋」を演じるのが見どころ。彼の長男・次男・三男を含めた四人が同時襲名をする、歌舞伎史上例を見ないはなやかな口上も必見である。出演は坂田藤十郎、尾上菊五郎、中村吉右衛門、坂東玉三郎ほか豪華な顔触れ。インタビューや副音声解説も交えて放送する。


9月25日(日)午後9時

「能狂言の名人・幽玄の花」 ~芸の真髄シリーズ~

今回は「本物の芸に酔う」をコンセプトに毎年開催されている「芸の真髄シリーズ」から、能狂言の魅力を紹介する。人間国宝の友枝昭世による舞囃子「頼政」。今年、人間国宝に認定された野村四郎は一調一声「三井寺」で謡を聞かせる。ワキ方福王流宗家・福王茂十郎による「道成寺」の語り、人間国宝・野村萬らによる狂言「清水」、人間国宝・一噌仙幸の一管「鷺乱」、人間国宝・梅若玄祥、大鼓方の人間国宝・亀井忠雄らの出演による半能「絵馬」という豪華な内容である。出演はほかに大倉源次郎、野村万蔵、観世銕之丞、観世喜正ほか。インタビューや高桑いづみによる副音声解説も交えながら名手名演を楽しむ。8月24日国立劇場大劇場で収録。司会は中川緑アナウンサー。

8月28日(日)午後9時

「新編西遊記 GO WEST! 玉うさぎの涙」「金壺親父恋達引」

今回は大阪・国立文楽劇場の夏休み特別公演から、新作「新編西遊記 GO WEST! 玉うさぎの涙」と「金壺親父恋達引(かなつぼおやじこいのたてひき)」からお送りする。「新編西遊記GO WEST!」は孫悟空をはじめ三蔵法師の一行が大活躍する、親子で文楽に親しめるよう企画された作品。出演は豊竹咲甫太夫、鶴澤清介、豊松清十郎、吉田勘彌、吉田幸助ほか。「金壺親父恋達引」はフランスの劇作家モリエールの戯曲をもとに故・井上ひさしが書き下ろしたもの。出演は豊竹英太夫、竹澤宗助、吉田和生、桐竹勘十郎、吉田玉男ほか。副音声解説は高木秀樹。ご案内は金城均アナウンサー。

7月31日(日)午後9時

團菊祭五月大歌舞伎
「菅原伝授手習鑑  寺子屋」「楼門五三桐」「勢獅子音羽花籠」

歌舞伎座で行なわれた5月の團菊祭(だんきくさい)から話題の舞台を放送する。「菅原伝授手習鑑 寺子屋(すがわらでんじゅてならいかがみ てらこや)」は、尾上松緑(おのえしょうろく)、市川海老蔵(いちかわえびぞう)、尾上菊之助(おのえきくのすけ)ほかの出演。大役・松王丸を市川海老蔵が演じ、クライマックスの首実検では團十郎型(だんじゅうろうがた)を見せる。「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」は尾上菊五郎(おのえきくごろう)と中村吉右衛門(なかむらきちえもん)の両人間国宝の共演。春の南禅寺という豪華な舞台装置のなかで繰り広げられる、スケールの大きな舞台は必見。「勢獅子音羽花籠(きおいじしおとわのはなかご)」は尾上菊之助の長男・寺嶋和史(てらじまかずふみ)(2歳)の初お目見得(はつおめみえ)を大勢の俳優で祝う華やかな一幕。スタジオゲストに演劇評論家の水落潔(みずおちきよし)を迎えて送る。司会は片山千恵子アナウンサー。
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