メロウな徒然草

第301回 2018年7月16日放送分

西日本豪雨により亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

いつもご清聴ありがとうございます。
ゲストにCHEMISTRYの川畑要さんと堂珍嘉邦さんをお迎えした先週の第300回記念放送に対して、たくさんのご感想をいただきました。ありがとうございます!
彼らにはまた遊びに来てもらいたいと考えていますよ。

今夜の前半は、レギュラー・プログラム「メロウな風まかせ」のフォーマットでお届けしました。
なんといってもティアナ・テイラーの“Never Would Have Made It”が白眉でしたね。
ボーカルの熱量とトラックの清涼感のバランスがすばらしい。
ティアナの堂々とした歌いっぷりもさることながら、プロデューサーのカニエ・ウェストの音楽的原点回帰を心から喜びたいと思います。

後半は、私が6月27日にロンドンO2アリーナで観てきたクインシー・ジョーンズ生誕85周年記念コンサートの模様をレポートしました。
メロ夜リスナーであれば、彼の名パートナーだったソングライターのロッド・テンパートンが一昨年亡くなったことはご存じかと思います。追悼特集もやりましたしね。
ロッドはイギリス人でしたから、彼の母国で何かトリビュートをしたいという意向がクインシーにはあったそうです。
加えてO2といえば、クインシーとは切っても切れない縁のマイケル・ジャクソンの、幻に終わったショー“This Is It”が行われるはずだった会場。
しかもマイケルが亡くなったのは9年前の6月25日ですからね。そのトリビュートの意味合いも当然強かったでしょう。
……なんて考えながら観たのですが、なんとコンサートの6月27日当日にマイケルの実父ジョー・ジャクソンが亡くなってしまいました。この巡り合わせにはしばし絶句してしまいましたが。
ともかく、この音楽の旅が私に途轍もない大きな感動とインスピレーションを与えてくれたことは確かです。
この場を借りて、今回の旅に同行してくださった久保田利伸さん、現地で合流していろんな手配をしてくださったパリ在住の鷺巣詩郎さんに心から御礼申し上げます。

さて、来週は音楽評論家の林剛さんをゲストにお招きして、昨年ご好評を博した「ニューオーリンズ・エッセンス・フェスティバル・レポート」2018年度編をお届けします。
どうぞお楽しみに!

以上、再来週(7/30)はリクエスト特集、ただいま鋭意選曲中、松尾潔でした。


第300回 2018年7月9日放送分

いつもご清聴ありがとうございます。
『松尾潔のメロウな夜』は、今週でついに放送300回目を迎えることができました!
一にも二にもリスナーのみなさんの根強いご支持のおかげです。ありがとうございます。
私も番組スタッフもいい大人ばかりなので、大声あげて喜び叫ぶ、みたいなことはけっしていたしませんが、みんな心のなかでは若鮎のように跳ね上がってますよ(たぶん)。
記念すべき今回の放送には、ゲストにリスナーのみなさんから最もご要望の多かったCHEMISTRYの川畑要さんと堂珍嘉邦さんをお迎えしました。
CHEMISTRYといえば、2002 FIFAワールドカップ日韓大会の開会式に日韓混成ユニットVoices of KOREA/JAPANのメンバーとして登場し、“Let’s Get Together Now”を歌ったことでも知られています。そのユニット名を考案し、楽曲プロデュースを手がけたのが私でした。
あのころ、ふたりは23歳だったんですね。そりゃあ重圧も半端なかったでしょう。そんな彼らも、現在は30代のラストラン真っ只中。日々疾走されています。
2018年ロシア大会開催期間内の最終月曜とメロ夜300回が重なり、まさにその日にワールドカップとは縁の深いCHEMISTRYがメロ夜初登場、というのは、ゲストブッキングも終わってずいぶん経ってから気づいた偶然です。いささか奇跡めいていましたね。
いやあ、楽しかったなあ。ワクワク、よりも、しみじみ、が今は嬉しいです。

ところで先日資料を整理していたら、本コラムの第1回原稿が見つかりました。
日付は2010年3月31日となっています。いま読むと興味深い内容。以下再掲しますね。

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みなさん、はじめまして。松尾潔です。

『松尾潔のメロウな夜』では、私の大好きなR&B/ソウルを中心に、
洋の東西を問わず「メロウ」という基準で厳選した音楽をご紹介します。
メロウ。つまり、芳醇な、濡れた、豊かなオトナのための音楽。

記念すべき第1回目の放送、いかがでしたか?
今月は4回連続で「デビュー」というテーマでお届けしていきます。
ここニッポンでは、春はデビューの季節。
ルーキー。フレッシュマン。新入生。新入社員。
この番組もおんなじです。
まぶしいなあ。不安だなあ。でも楽しいなあ。

音楽の世界でも、栴檀は双葉より芳し、の諺通り、
デビュー時から早くも大物の風格を漂わせる歌い手もいるにはいます。
でも、へえ~、意外とフツーじゃん、みたいな、
垢抜けない「未来の大物」も結構多かったりするんですよね。実際には。
それが十数年後にはファンをうっとりさせる歌声を聴かせている、こともある。
さよう、メロウの道も一歩から、なのであります。

というわけで、どうかみなさん、末長くご贔屓に。
以上、松尾潔でした。
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以上、再々来週(7/30)はリクエスト特集、まだギリギリ間に合いますよ、松尾潔でした。

松尾潔のメロウな夜

第299回 2018年7月2日放送分

いつもご清聴ありがとうございます。
今週はレギュラー・プログラム「メロウな風まかせ」をお届けしました。

そして今週も「エラ・メイまつり」は続行中です。梅雨明けのこれからが本番という気もいたします。
とにかく“Boo’d Up”は2018年のサマー・アンセム候補ナンバーワンですね。
曲調が似ているわけではないのですが、どことなくゴーストタウンDJ’sの“My Boo”を思わせる手触りもあります。夜の雰囲気と清涼感を併せ持っているところでしょうか。
音楽にかぎらず、人だってその双方があればそりゃあモテますよねえ。

さて、メロ夜は来週7月9日の放送で、ついに第300回を迎えます。
今夜の番組の中でお話しした通り、ゲストにCHEMISTRYの川畑要さんと堂珍嘉邦さんをお迎えします。
意外にも彼らがメロ夜に出演するのはこれが初めてのこと。
さらに言うなら、CHEMISTRYと私の三人が一緒にラジオ番組に出演するのも、実はこれが初めてなんです。
ご存じの通り、私は彼らのデビューに関わっており、当然ふたりとの付き合いも長いのですが。どんなトークになるのでしょう。全く予想もつきません。
みなさん、どうぞお楽しみに!

以上、今月の第5週(7/30)はリクエスト特集、まだリクエスト間に合いますよ、松尾潔でした。


※過去3回分を掲載しています。
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