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2018年8月号

沖縄熱中倶楽部

この日の放送では、2人の素敵な女性ゲストをお迎えしました。
1人目は、石垣島出身で、台湾でタレントとして活動している梨梨亞さん。(画像左)
2人目は、5年前東京から沖縄に移り住み、活躍している歌人の佐藤モニカさんです。(画像右)
梨梨亞さんは、スタジオに台湾のかき氷を持ってきてくれました。
台湾では「もうけたければ1番は医者になり、2番はかき氷屋になることだ」という言葉があるほど、かき氷店が人気を集めているそうです。

沖縄熱中倶楽部
特徴はこの豊富なトッピングです。薬草ゼリーに、果物の種から作ったゼリー、ピーナッツや緑豆を煮たもの、そして芋から作ったお餅。プリンやタピオカをのせることもあるそうで、もうかき氷と言うより、食事です。
かき氷に限らず、台湾の人たちは新鮮なものが好きで、ドリンクスタンドや屋台でも自分でチョイスするスタイルが一般的だそうです。

もともとは石垣島から、進学のために台湾に渡った梨梨亞さんですが、台湾の人たちのフレンドリーさや、エネルギッシュさにひかれて台湾に残ることになりました。

台湾は那覇から飛行機で一時間半の距離。似ている部分も多く、マンゴーやパイナップル、さとうきびはもともと台湾から渡ってきたそう。また台風の通り道で、コンクリートの建物が多いのも共通点だとのこと。
一方で、豚の角煮は似ているようで、沖縄と台湾、味が全然違うのだそうです。
台湾と沖縄、それぞれ訪ねて似ているところ、違うところ探してみるのも面白いかもしれませんね。
梨梨亞さんは、互いの違いを理解しあえる関係を築いていけるよう活動を続けていくのが目標だそうです。


佐藤モニカさんは歌集『夏の領域』で、新人歌集に贈られる大きな賞、現代歌人協会賞、日本歌人クラブ新人賞をW受賞されています。
部瀬名岬(ぶせなみさき)や東恩納(ひがしおんな)といった沖縄の地名や、言葉を織り交ぜた歌。歴史や基地をめぐる状況を詠った歌。そして出産や子育てについて歌った歌。作品への感想がリスナーから本当にたくさん寄せられました。

モニカさんの短歌に、沖縄で「ほろ酔い」を意味する、「さーふーふー」という言葉を使った作品があります。実はこの言葉、志ぃさーさんが出した沖縄の言葉を解説するCDを聞いて覚えた言葉だったことが判明!沖縄に来る前に知人からたまたまもらったCDで、「さーふーふー」が気に入っていたそうです。本当に不思議な縁ですね。

これからも沖縄から、平和を考える歌を発信していきたいというお気持ちも語っていただきました。

2018年7月号

○特集 沖縄の高校野球

7月27日(金)の放送では、沖縄県立博物館美術館 学芸員の外間一先(ほかま かずゆき)さんをゲストに、県民の心を熱くさせる高校野球の歴史を振り返りました。
今年、100回を数える夏の全国高校野球。沖縄のチームが初めて甲子園に行ったのは、ちょうど60年前のこと。以来、沖縄県民は、球児の活躍に一喜一憂してきました。
ゲストの外間さんは、高校野球100年の特別展を企画した元高校球児。志ぃさーさんは、いままさに高校球児のお父さん。スタジオは和気藹々と盛り上がり、あるある話やおもしろエピソードの連発となりました。

沖縄熱中倶楽部

沖縄に野球が伝わったのは、1894年(明治27)。当時の沖縄中(いまの首里高校)の生徒が修学旅行で京都大学の学生に教わったんだそうです。
初めて甲子園に行った首里高校の選手たちが甲子園の土を持ち帰れなかったエピソードはもちろん、手作りの用具や球場、あやふやなルールの話など、黎明期の沖縄の高校野球を熱く語ってもらいました。

番組後半は、沖縄の高校野球を全国屈指のレベルに引き上げた名将、栽弘義さんについて。豊見城高校で3年連続のベスト8。その後、沖縄水産を率いて、1990、1991年と、2年連続で夏の甲子園準優勝に導き、2007年に亡くなりました。
栽さんには、志織さんという長女がいます。沖縄水産が準優勝したときにちょうど高校生。別の高校に通っていたのに、沖縄水産でマネージャーをしていました。
幼い頃から栽野球を間近で見てきた志織さんに、栽弘義さんを監督として、父としてどう見てきたのか伺いました。

ゲストの外間さんも、志ぃさーさんも、高校野球には思いがたっぷり。50分では話し尽くせず、また特集したいねと盛り上がって番組を終えました。

球児たち、チバリヨー!


番組中に紹介した曲

「ハイサイおじさん」♪喜納昌吉&チャンプルーズ
作詞/作曲:喜納昌吉
「遠い夏(インストルメンタル)」♪天咲(てぃんしゃ)
作詞:島太朗/作曲:杉内麗音


2018年6月号(2)

○作曲家・金井喜久子さん

ことしも6月23日「慰霊の日」がやってきました。この日は、激しい地上戦によって県民の4人に1人が亡くなった沖縄戦で、旧日本軍の組織的戦闘が終了したとされる日です。沖縄熱中倶楽部は、沖縄の平和を願い楽曲を作り続けた作曲家・金井喜久子さん(1906-1986)を特集しました。

金井さんは、沖縄県宮古島出身。県内の高校を卒業後、都内の音楽大学に通い作曲を学び、日本人女性として初めて交響曲を作曲したとされています。一方で、沖縄戦で負傷した兵士の看護にあたり犠牲となった「ひめゆり学徒隊」の死を悼み、「ひめゆり平和祈念資料館」の開設に尽力しました。

番組前半では戦前戦中の金井さんの歩みをたどり、後半は生前の金井さんをよく知る宮古島在住の新城悦子さんに話を伺いました。新城さんは、戦後、金井さんの秘書として作曲や演奏会の準備を手伝いました。

新城さんによれば、金井さんは身長150センチほどと小柄ながら行動力があり、周りから「スーパーレディ」と呼ばれていたと語っていました。また「ひめゆり平和祈念資料館」の開設に向けて並々ならぬ思いがあったということです。戦後、故郷・沖縄に帰り「ひめゆりの塔」を訪れた際、ボロボロと涙を流し「同じような悲劇を二度と起こしてはならない」と何度も語っていたということです。

金井さんの平和に対する楽曲に込められた思いは次の世代に受け継がれています。新城さんは毎年6月、「慰霊の日」に合わせ、地元の子どもたちを対象にコンサートを開いています。その際、金井さんが楽曲に込めた思いも紹介しています。新城さんは「沖縄と平和のことを常に考え行動していた金井さんの思いを、これからも引き継いでいきたい」と話していました。


番組中に紹介した曲(すべて金井喜久子作曲)

「沖縄ラプソディ ~ピアノと吹奏楽のための」
「交響曲第1番ハ短調」
「トロンボーンによる『3つの奇想組曲』」
「フルートとピアノのための『てぃんさぐの花変奏曲』」
「沖縄復帰祝典序曲『飛翔(はばたき)』」


2018年6月号

○「やんばる」の自然の魅力

沖縄本島北部、亜熱帯の深い森が広がる、やんばる地域の自然についてお伝えしました。やんばるは、生物多様性に富み、ヤンバルクイナやノグチゲラ、ヤンバルテナガコガネなどの固有種も多く生息しています。スタジオでは、生き物の「鳴き声」に注目。森に住むカエル3種(イシカワガエル・ホルストガエル・ナミエガエル)を聞き比べました。イシカワガエルの鳥のような鳴き声には志ぃさーさんもビックリ。ホルストガエルは低音で牛のような音、ナミエガエルは洗濯板を擦ったような音で、それぞれ全く違う鳴き声でした。ゲストの金城道男さんは「草木が生い茂るやんばるではお互いの姿が見えにくいので、音声によるコミュニケーションに頼ることになり、多種多様な鳴き声になった」と話していました。
またやんばるの木材が、建材や薪、炭などとして利用されてきた歴史も紹介しました。かつて山の中の炭窯で作った炭を町に運んでいくときに歌われた唄が「国頭サバクイ」。ネーネーズが歌ったバージョンをお送りしました。
やんばる
やんばる
やんばる

○注目集まる沖縄の雑穀

注目の集まる雑穀についてご紹介しました。ゲストの中曽根直子さんとともに、その歴史を沖縄に雑穀がもたらされたと言い伝えられる久高島の五穀種伝来伝説から紐解きました。そしてお神酒の材料やムーチーの材料として使われてきた、暮らしとの関わりを振り返りました。
雑穀は、戦後、栽培する人が少なくなってしまったのですが、去年、農家や雑穀好きの人たちが集まり「沖縄雑穀生産者組合」が結成され、沖縄在来の雑穀の復活に向けて努力を続けています。スタジオでは、組合長でもある中曽根さんが作った「もちきび」料理①もちきびを混ぜて炊いたごはん②おかゆ状に炊いたもちきびに豆乳と醤油を加え、野菜炒めと一緒に白米の上に載せる「たまご風どんぶり」を試食しました。

たまご風どんぶり

番組中に紹介した曲

「国頭(くんじゃん)サバクイ」ネーネーズ
「童神」Instrumental
「Hero」安室奈美恵
 


2018年4月号


○お墓の前でいただきます?!「清明祭(シーミー)」

沖縄熱中倶楽部

春になると、本土では桜の木の下で酒や食事を楽しむ人たちも多いはず。一方、沖縄本島ではこの時期、お墓の前で(?!)宴が行われます。その名も「清明祭」です。
重箱に入った料理や一升瓶の泡盛をお墓に持ち寄り、祖先とともに食事を楽しむ、いわば“親族のピクニック”です。就職や進学で島を離れた家族が集まる機会にもなっています。
那覇市歴史博物館で「門中・清明・お墓」展を企画した学芸員の外間政明さんをスタジオに招き清明祭の歴史文化について伺いました。外間さんは、清明祭が始まった経緯について、「もともと沖縄には、冬の1月16日と夏の7月7日(いずれも旧暦)にお墓に行く習慣がありました。一方中国には、春にお墓に行く『清明祭』の伝統があり、300年近く前、中国から渡ってきた人たちによって沖縄に伝えられました。これを当時の琉球王国の国王一族が知り、取り入れたのが沖縄の清明祭の始まりです。以来士族に広がり、さらに庶民も行うようになっていったのです」と言います。そして、いまもこの習慣が続いている理由について、「島しょ県の沖縄では、離れて暮らす家族や親せきと会う機会はなかなかありません。毎年再会できる場として大切にされているのではないでしょうか」と話していました。

○「鳩間島音楽祭」

人口約50人、周囲4キロ、八重山地方の小さな島・鳩間島。毎年5月の大型連休中、なんと人口の20倍1000人もの観光客が押し寄せる鳩間島音楽祭が開かれます。実行委員会の通事健次さんと電話でつないでこの催しを紹介していただきました。
通事さんは「島の活性化のために開催しています。今年は島にルーツのある歌手が民謡などを歌います。県内外から多くの人に来ていただき、小さな島の音楽祭を楽しんでほしいです」と話していました。

※なお放送後の5月3日の音楽祭当日、残念ながら天候が悪化し、石垣島や西表島から鳩間島に渡る定期船が欠航してしまいました。このため前日までに島に入っていた観光客や島の人たち約200人の規模で開催されたということです。


番組中に紹介した曲

「鳩間節」伊良皆高吉


2018年3月号

<今夜も沖縄>「三線(さんしん)」

今夜も沖縄では、三線を特集しました。全国的にも沖縄のポップスで耳にすることが多い三線。地元では祝いの席やお祭り、お店のBGMから家庭の中まで…至る所で三線の音に出会います。まさに暮らしに溶け込んでいる楽器です。

ゲストでお迎えしたのは、三線奏者で琉球古典音楽安冨祖流師範・沖縄県立芸術大学教授の仲嶺伸吾さんです。志ぃさーさんと仲嶺さんは、沖縄伝統の芝居を通して30年にわたって親交があるとのこと。コーナー前半は本土復帰前後の芸能の話題で大盛り上がりでした。

仲嶺さんには、ルーツとなった楽器が中国大陸から渡って来て沖縄で三線に発展していった歴史や、なぜ三線が沖縄に根付いているのかを話していただきました。そのうえで、三線の未来について仲嶺さんは「沖縄県内だけでなく、県外の愛好家や沖縄から海外に移住した日系人にも演奏の輪が広がっている。これから三線を使ってどんな音楽が生まれるのか楽しみです」と話していました。
放送終了後に撮影。画面の右が仲嶺伸吾さん

(右から)仲嶺伸吾さん、志ぃさーさん、中道アナウンサー(放送終了後に撮影)


<沖縄を歩こう>「栄町市場(さかえまちいちば)~那覇市~」

沖縄を歩こうでは、志ぃさーさんが東南アジアのような雰囲気を感じて大好きと話す那覇市の栄町市場をご紹介しました。昭和のたたずまいを残す風景は、地元の人はもちろん観光客にも人気のスポットです。
沖縄熱中倶楽部
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戦後の闇市が原点というこの市場。迷路のように入り組んだ通路を進むと八百屋、肉屋、乾物屋など沖縄の食卓に欠かせない食材が揃う店をはじめ、洋品店、化粧品店、古書店、喫茶店などおよそ120店舗が軒を連ねています。
東京でバーを営む志ぃさーさんの知り合いは、新鮮な豚肉を手に入れるため、なんと東京から飛行機に乗ってこの市場に通っているのだとか。

沖縄熱中倶楽部
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市場ではあちらこちらで、店の人と買い物客が“ゆんたく(=おしゃべり)”している姿も見られ、多くの人に愛されていることがわかります。

ところで、この栄町市場は夜になると別の一面を現します。近年、市場の雰囲気にみせられた若者たちが居酒屋や飲食店を次々と開店。気軽に立ち寄れる雰囲気や価格の安さが人気で、毎晩多くの人が集まってきます。取材したこの日は、初めて会った人同士が通路にはみ出したテーブルでジョッキを酌み交わしていました。「ここではすぐに仲良くになれる」お客さんの声です。

沖縄熱中倶楽部
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昼も夜もパワフルで、飾らない会話に花が咲く「人情市場」。モノレール(ゆいレール)安里(あさと)駅下車すぐの場所にあります。

2018年2月号

2月の沖縄熱中倶楽部は、「冬の沖縄を楽しもう!」というテーマでお送りしました。2月の沖縄は観光客が少なくなるローシーズン。でも、この時期にしか楽しめないアクティビティもあるんです。
お伝えした中から、いま沖縄で広がっている北欧生まれのスポーツ、「ノルディックウォーキング」をご紹介します。スキーのストックのような2本のポールを持ち、両手両足を使って歩く全身運動です。沖縄では各地でウォーキングツアーが行われるなど、観光メニューとしても注目されています。
沖縄熱中倶楽部

沖縄本島から西に40km、国立公園の慶良間諸島にある座間味村の座間味島では、ことし2月から、ノルディックウォーキングの新しいツアーが始まりました。その名も「ノルディックホエール」。小高い丘に登り、この時期出産や育児のために慶良間の海に来ているザトウクジラ(ホエール)を展望台から眺める…という、冬の沖縄ならではのメニューです。番組では体験リポートしました。

沖縄熱中倶楽部

インストラクターと合流して座間味島の港を出発し、展望台までは舗装された上り坂を歩きます。右左、右左と交互にポールをつき、軽く後ろに押し込むようにしながら足を運ぶと、5分ほどで軽く息が弾み、体もぽかぽかしてきます。道すがら、沖縄ではこの時期に咲くサクラ、ヒカンザクラや、白い花が咲き春には食べられる実ができるというリュウキュウバライチゴなどに目を楽しませながら進みます。

沖縄熱中倶楽部
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30分ほどで、標高137mの高月山展望台に到着です。「ケラマブルー」の海と、緑の木々や白い砂浜を抱える島々を一望。これだけでも感動ものですが、ノルディックホエールのめあてはクジラを探すこと。インストラクターとともに双眼鏡をじーっと覗きこみ、呼吸のために浮上するクジラを探します。この日は、3kmあまり先に、光を反射して白く輝くクジラの背中を発見!(双眼鏡を覗くのに手いっぱいでカメラは使えなかったので、かわりにイメージ画像としてクジラの吹き流しの写真を…)多い時には、ここから10頭ほど見つけられる日もあるそうです。親子のクジラにも会えるかもしれません。
沖縄熱中倶楽部
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沖縄県内では、沖縄美ら海水族館がある海洋博公園に専用コースが整備されたり、花々を見ながら歩くウォーキングイベントが開催されたりと、ノルディックウォーキングの人気が広がっています。沖縄の冬の思い出にいかがでしょうか?


番組中に紹介した曲

「愛について」Cocco
「アニバーサリー」Kiroro


2018年1月号

<今夜も沖縄>「護得久栄昇先生登場!」

ゲストは、ベテランお笑いコンビの「ハンサム」。去年の正月、沖縄県内のお笑いナンバーワンを決めるコンテストで、大御所民謡歌手「護得久栄昇(ごえく・えいしょう)」のコントを披露し、大反響を呼びます。以来、「なんだかこういう人いるよな~」という、護得久先生のキャラクターが一躍人気となり、県内のテレビやラジオ、イベントなどに引っ張りだこ、秋にはアルバムもリリースしました。その護得久先生がついにNHKに登場。誕生の秘密や、「チャメッ」などの決めフレーズの意味、今年の目標などを聞きました。
沖縄熱中倶楽部

護得久先生は「わかるよね?」「チャメッ」などが口癖。「わかるよね?」は「(大御所だから、言わなくても)わかるよね?」、「チャメッ」は英語の「Wow!」と同じ意味だそうです。ただ、あんまり深いトークは苦手なので、そういうときは、すかさず隣の仲座健太さんがフォローします。護得久先生、今年は紅白歌合戦への出場を狙っているとか…。2018年の活躍も期待しています!

沖縄熱中倶楽部

番組中に紹介した曲

「愛さ栄昇節(Album ver)」「れもんけーき節」護得久栄昇


<沖縄を歩こう>「魅惑のグルメ「骨汁」」

県外になかなか知られていない、沖縄の人気グルメ「骨汁」をご紹介しました。「骨汁」とは、沖縄そばなどの出汁を取るときに使った豚ガラを、スープと野菜で煮込んだ一品で、人気店では開店後まもなく売り切れとなってしまうこともあるそうです。

沖縄熱中倶楽部

どうですかこのインパクト?大きな“肉つき骨”の上に、レタスとおろし生姜が載っていて、骨の周りについた肉をそぎ落としながら食べていきます。旨味がたっぷりしみ出した出汁の味は絶品!この骨汁は、30~40年ぐらい前に、本島中部の店で出されていたのが発祥のようですが、最近では、那覇など他の地域でも見られるようになってきました。インタビューしたお客さんによると「インスタ映え」するとのことなので、気になる方は、ぜひチャレンジしてみてください。ちなみに、志ぃさーさんによると、東京にも骨汁を食べられるお店はあるそうですよ!


2017年11月号

<沖縄を歩こう> 「復元から25年 首里城あれこれ」

ことしで復元から25年をむかえた首里城に注目しました。72年前の沖縄戦で建物と数多くの貴重な文化財が失われた首里城は、沖縄の本土復帰20年を記念して復元されました。城の建築様式や歴史を通して、沖縄文化を楽しみながら知ることができます。

たとえば、首里城は王様の住まいであるだけでなく、官僚の職場(行政)、日本や中国への輸出品を制作する場所(文化)、祈りの場所(宗教)と、さまざまな役割がありました。

ゲストには、首里城公園で調査・展示を行う担当者をお迎えし、県民も知っているようで知らない首里城についてお届けしました。

沖縄熱中倶楽部

首里城正殿


<今夜も沖縄>「危機的状況 沖縄のサンゴを救え」

海水温の上昇によって「白化現象」に直面する県内のサンゴについてお伝えました。地域によっては9割のサンゴが白化し、その半数が死滅する危機的状態に直面しています。

海の生き物のゆりかごと呼ばれ、県内の漁業や観光にも欠かせないサンゴが消えつつあるという事態。こうした中、サンゴを守ろうと取り組みが進められています。そのひとつがサンゴの移植です。

上原直さんは、20年以上にわたり沖縄県内のサンゴ保護に携わってきました。県から許可を得て養殖したサンゴを浅瀬に植え付けています。植え付けは「植林」とイメージが一緒だと上原さんは話します。サンゴが成長しやすい場所を選び植えつけるとのこと。たとえば、サンゴを食べるオニヒトデが寄り付かず、海水温が高くならないといった場所を選ぶそうことです。

一方で上原さんは、県内のサンゴ保護活動のほとんどがボランティアで成り立っていて、活動規模は非常に小さいと指摘していました。ひとつの解決策として「観光と結びつけるなど、ビジネスにすることで人とお金がより多く関係するのでは」と上原さんは提言していました。

沖縄熱中倶楽部

上原さんらが主催して、地元の子どもたちの植え付け体験会を開催

沖縄熱中倶楽部

上原さんが養殖したサンゴ。大きさ5センチほど。


番組中に紹介した曲

「芭蕉布」宮城奉子


2017年9月号

<沖縄を歩こう!> 「いまがシーズン 沖縄の祭り」

まだまだ暑い沖縄ですが、暦のうえでは秋。この時期、沖縄の島々では、五穀豊穣を願う祭りが行われています。他の県では見られないユニークな祭りを、楽しむポイントとともにご紹介しました。

沖縄熱中倶楽部

与那原大綱曳(与那原町)
使われた綱は、長さ90メートル、重さ5トン。人々は東西に分かれて、綱を引っ張りあいます。

沖縄熱中倶楽部

野原のマストリャー(宮古島市)
旧暦8月15日の夜に行われます。写真は、男たちによる棒を使った勇壮な踊りです。祭りの名前の由来は、一説には税の納め先であった「升取屋」とされています。

沖縄熱中倶楽部
節祭(竹富町・西表島)
五穀豊穣をもたらす神「ミルク」や、島に流れ着いた西洋人をモデルにしたといわれる「オホホ」(写真の真ん中)が登場します。

お気に入りの祭りを探しに沖縄の島々をめぐるのも楽しいかもしれません。

<今夜も沖縄> 「ヨーロッパに三線の音色を 歌手・MINAさん」

ロンドンを拠点に活動するスイス出身の歌手・MINAさんに話を伺いました。MINAさんは、スイス出身の父親と日本出身の母親のもとに生まれました。日本語を学んでいた大学時代に、1年間沖縄に留学し、三線に出会いました。

MINAさんは帰国後、三線を使った音楽活動を始め、現在はロンドンを拠点にしています。毎年6月には、慰霊の日にあわせてコンサートを開催し、ことし8月には日本でCDをリリースするなど精力的に活動を続けています。

「三線の音色には、人々の心をひきつける力がある」と語るMINAさん。今後も、ロンドンのみならずヨーロッパ全域で沖縄の音楽の魅力を発信したいとの抱負を述べていました。


番組中に紹介した曲

「豊年音頭」内里美香
「遊びションガネー」「娘ジントーヨー」MINA


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