これまでのあらすじ

*ネタバレのあらすじです。まだ見ていない方は、こちらのあらすじをご覧ください>>


第18回/最終回「幸運の女神」

過去の時代。ジャックはレベッカと仲直りするため、ツアー初日のライブ会場のバーに車を走らせるが酒を飲んでいた。到着後もすぐに酒を注文し飲み続ける。本番前のレベッカはバンド仲間のベンにキスされそうになって怒り、控え室を出て行く。酔って控え室に来たジャックがベンに殴りかかって騒動になったところに戻ってきたレベッカは、ライブ出演をやめ、泥酔しているジャックを家に連れて帰る。帰宅後、怒りが収まらないレベッカは、7年間の禁酒を最近になって破っていたと知り、音楽活動へのあてつけに感じて責める。激しい口論になった2人は、お互いに「家庭のために自分を犠牲にしてきた」と不満を爆発させてしまう。翌朝、レベッカがしばらく距離を置きたいと告げ、ジャックも承諾する。ジャックはレベッカに彼女を愛していることや、自分にとって「幸運の女神」であることを告げ、「今はそう思えなくても、俺たちの物語は始まったばかりだ」と言って出て行く。レベッカはジャックからもらったネックレスを握りしめる。

一方、2人が出会う前の時代。レベッカは町のバーで歌いながら歌手を目指していたが、家族や友人からはあまり理解されず、結婚相手を見つけるよう勧められていた。デモテープを送っていたレコード会社から断りの手紙が届き、がっかりしたレベッカは友人の紹介する男性に会ってみることに。レストランで男性と食事をするが退屈だ。その日はバーで飛び込みで歌わせてもらえる日で、我慢できなくなったレベッカは、相手に謝ってバーへ向かう。ベトナム戦争の帰還兵である28歳のジャックは実家に住み、近所の人の手伝いや車の整備でわずかな金を得ていた。友人と一緒に整備会社を持つのが夢で、酒飲みで横暴な父のもとから早く母を連れだしたいとも考えていた。ジャックは早く資金を得ようと、バーが陰でやっている賭けポーカーで稼ごうと友人を誘う。1回目の勝負に勝ち大金を手にしたジャックはすぐに店を出るが、元締めの手下に襲われて金を奪われてしまう。ジャックは、真面目に努力しても「幸運の女神」は来ずうんざりだと言って、翌週に金を取り戻すと宣言。バーの従業員がレジから離れたすきに金を奪う計画だ。決行の時間、レジに向かったジャックはステージで歌っているレベッカに気づき目を奪われる。微笑みあう2人。その間に従業員が戻り窃盗計画は未遂に終わる。歌い終えたレベッカとジャックが笑顔であいさつを交わす。

現在のケヴィン、ケイト、ランダルは、それぞれが人生で新たな一歩を踏み出そうとしていた。ケヴィンは出演依頼をくれた有名映画監督に会いに行く。ケイトは自分がやりたいことは「歌うこと」だと気づく。ランダルは、赤ちゃんの養子を迎えたいと妻ベスに告げる。


第17回「完璧な一日」

改めて舞台の初日を迎えたケヴィン。評論家の再度の来場はかなわなかったが、舞台は大成功。ケヴィンは、ニューヨークに来たのは元妻ソフィーを取り戻すためだと気づいたと彼女に告げ、ソフィーもその愛を受け入れる。その後、偶然舞台を見たという有名映画監督から電話があり、準備中の映画への出演依頼を受ける。ランダルは亡くなった実父ウィリアムの遺志で、子どもたちの企画による楽しいお別れ会を開き、実父のやさしさを再認識する。実父のことを隠していた母レベッカからは、真摯な謝罪を受けてきちんと仲直り。ベスはウィリアムとちゃんとした別れができず悲しんでいたが、約束していた絵葉書が届き、彼女へのやさしい言葉がつづられていた。思いやりのない職場に嫌気がさしていたランダルは、明るく辞職を宣告。ウィリアムに学び、仕事人間だった自分を少し変えることにする。お別れ会で亡き父ジャックのことを思い出してつらくなったケイトに、ランダルが愛する人に感情を吐き出すべきだとアドバイス。トビーに話す決心をしたケイトは、父の死のことを避けていたのは「私のせいで死んだから」と告げる。

一方、過去の時代。ジャックとレベッカはぎくしゃくした雰囲気のまま、レベッカがバンドのツアーに出発。ジャックは子どもたちを友人の家のパーティーに送り届ける。両親の様子を心配していたケイトは、母レベッカの今夜のライブは車で2時間で行ける場所だから行くべきだと父に話す。だがジャックは心配するなと答え、一旦は興味もない会社のパーティーに行くが自分の態度を反省。ケイトに電話して彼女の意見が正しいと話し、レベッカと仲直りしにいくと伝えた後、車で出発する。


第16回「メンフィス」

ランダルは息子に故郷メンフィスを見せたいという実父ウィリアムの願いをかなえるため、車で2人旅。ウィリアムは母と住んでいた家やいろんな場所をランダルに紹介しながら思い出を話す。そして、かつてバンドで演奏をしていた「メルヴィンの店」へ。そこで再会したいとこのリッキーは怒っていた。ウィリアムは余命わずかであることを告げ、帰ってくるという約束を守れなかった理由を話す。リッキーの誘いで一緒に演奏を始めると、あっという間にわだかまりが解ける。ランダルは楽しそうに演奏する2人を見ながら、集まってきた大勢の親族に囲まれ大感激。最高の時間だった。翌朝、ランダルが目覚めるとウィリアムが苦しんでいて、すぐに病院へ。ベッドに横たわるウィリアムはランダルに「息子に寄せる詩」と書かれたノートを渡す。そしてランダルにいろんな言葉を残し、人生最高の出会いは最初にいた母親と最後にいる息子ランダルだと告げる。ランダルは、死ぬのが怖いと打ち明けたウィリアムの顔にやさしく手をあて、一緒に深呼吸をして落ち着かせる。ウィリアムは静かに息を引き取る。

一方、過去の時代。メンフィス。ウィリアムは母ドロシーと2人で暮らす優しい青年だった。母が町を離れ、残ったウィリアムは遊び人のいとこリッキーとバンドを組み、好きな音楽を続けていた。ウィリアムが作ったオリジナル曲のおかげでバンドは人気になるが、あるとき母が病気だという連絡を受け、看病に行くことに。新曲をたくさん作って戻ってくるとリッキーに約束し、彼も待っていると快く送り出してくれた。だが、母の病状は悪く、すぐには戻れなかった。バスの中で美しい女性ローレルと恋に落ち、一緒に母の看病をしながら仲良く時を過ごしていたが、ついに愛する母は亡くなってしまう。そのショックからドラッグに溺れ、すさんだ生活を送るようになる。そんな自分を恥じたウィリアムはリッキーの待つメンフィスに戻らなかった。


第15回「ジャックの息子」

ケヴィンの主演舞台初日。緊張で落ち着かないケヴィンに、義理の父ミゲルが自分の不安の特効薬はケヴィンの父で親友のジャックだったと教える。ケヴィンが彼に似ていると伝え、不安なときはジャックならどうするか思い出せば大丈夫だと話す。その言葉でケヴィンは落ち着く。ケイトとトビーは、お互いに知らないことが多くて不安なのだと気づき質問しあう。トビーは長年ウツ病で苦しみ、努力して克服したと教える。ケイトは亡父のことを話そうとするが言葉が出ない。2人は彼女が話をする心の準備ができるまで結婚は待つことにする。ランダルは実父の病と仕事のあせりで精神的に追い詰められていた。仕事中に家に戻り、実父の看護をして会社に戻るが、動揺から仕事で失敗。ぼう然とするランダルの手が震え、無意識のうちにケヴィンに電話をするが、舞台を見に行けないとだけ告げて切る。開演直前、ランダルの様子が気になるケヴィンは、父ならどうするか考える。舞台を放ってランダルの会社に駆けつけると、隅っこで小さくなって震えているランダルを見つけて抱きしめた。

一方、過去の時代。バレンタインデー。ジャックとレベッカは恒例のディナーに行く予定だが、その前にレベッカのバンドのライブがある。翌週からツアーに行くことも認めたジャックだが、本心では母であるレベッカの不在を快く思っていないことを親友ミゲルに話す。そんななか夫婦は、ケヴィンがソフィーと初体験をしたと知ってビックリ。同級生と成績を競っているランダルは論文がうまく書けずにパニックになりかけ、ジャックが落ち着かせる。レベッカのライブ後、ジャックは彼女がバンド仲間のベンと過去に交際していたことを知って不機嫌になり、恒例のディナーをキャンセル。帰宅後にレベッカとケンカになり、キツイ言葉を言われて出て行ったジャックは、禁酒を破って酒を飲んでしまう。


第14回「忍び寄る不安」

ケヴィンは元妻ソフィーと思い出のレストランで会うが、彼女はすぐに店を出る。ソフィーは離婚原因が彼の浮気だったことを指摘。あきらめずに追いかけてくるケヴィンに、2度目の離婚を経験後、今は交際中の恋人がいると教える。ケヴィンはもう1度チャンスをくれと頼み、ずっと愛していることを伝え、あの店で待っていると言って去る。その後、店で待つケヴィンの前にソフィーが現れる。減量合宿中のケイトのもとに、トビーが差し入れを持ってやってくる。ケイトはトビーに茶化されていると感じて帰るよう告げる。トビーは手術後で1人が不安なことを明かし、彼女の思いやりのなさに怒る。差し入れの中味の祖母の指輪を渡して帰る。ランダルは実父ウィリアムの病が進行し、別れが近づいていることを受け入れられない。平静を装い普段どおりに仕事も続けるが、同僚に顧客の半分を奪われてしまう。閉じ込めた不安とストレスで、人知れずランダルの手が震えはじめる。

一方、過去の時代。ジャックとレベッカは市役所で結婚式を挙げる。愛情いっぱいの2人だったが、やがて時が経ち、すれ違いが増えてきていた。そんなとき、親友ミゲルから離婚を知らされる。離婚には絶対反対のジャックだったが、ミゲルから話を聞き、結婚生活を守るためには努力も必要であることに気づく。レベッカのバンドは順調で、仲間のベンからツアーの誘いがあると知らされるが、家を長期留守にするにはジャックに相談する必要があると答える。ジャックはサプライズでレベッカを新婚時の家へ連れて行く。当時の気持ちを思い出そうと、結婚式で交わした永遠の愛の誓いの言葉を確認し、2人は自分たちの強い愛情を確信する。


第13回「愛の告白」

ケヴィンはスローンと別れた後、トビーのアドバイスで愛する運命の相手に気づく。「君を本気で取り戻したい」と告白した相手は、12年ぶりに会った元妻ソフィーだった。返事に戸惑う彼女から、あらためて話をする同意を得る。ケイトは胃の手術に怖気づき、代わりに減量合宿に参加。セラピーのようなクラスで、父の葬儀などのつらい過去を思い出す。ランダルは突然会社に来た実父ウィリアムに頼まれ、買い物に付き合う。服などを買った後、広い駐車場で車を止めさせられ、運転をさせてほしいと頼まれる。カッコイイ車を運転しながら、好きなドリンク片手にお気に入りの曲を聴くのがずっと夢で、亡くなる前に実現したかったのだという。ところが実は運転免許を持っていないと言うので、運転を教えると提案すると、その言葉を期待していたと笑う。ウィリアムは息子ランダルの教習を受けて駐車場で運転をし、ついに長年の夢がかなったと喜ぶ。

一方、過去の時代。ピアソン家の子どもたち3人はいつも一緒に誕生日を祝っていたが、10歳の誕生日は別々にパーティーをしたいと言い出し、ジャックとレベッカは大忙し。1人だけ乗り気ではなかったランダルは、学校の規則でクラス全員を招待するが、来たのは同級生1人と普段の友だち2人だけ。両親は心配するが、来てくれた3人は本当の友だちだから気にしていないという。ケイトは親友のソフィーも好きな歌手マドンナをテーマにするが、途中から友だちは全員、人気者のケヴィンのほうに行ってしまう。ジャックはケヴィンを呼び、隣に座っているソフィーにケイトと遊ぶようにすすめるよう頼む。するとケヴィンは断り、その理由は彼女を「愛してるんだ」と教える。


第12回「小さな奇跡」

過去の時代。1980年の夏。3つ子の出産予定日が近づくなか、レベッカは体が思うように動かせずイライラを募らせる。つい夫ジャックに当たり散らし、1人にしてくれと家から追い出す。だがその日がジャックの誕生日だったことに気づき猛反省。地元の酒店でかろうじて手に入れたお菓子で即席のケーキを作る。間に合わせのプレゼントもその店にあったアメフトチームのタオルだ。レベッカはジャックの帰宅を待ちながら、お腹の子どもたちに彼がどれほどすばらしい父親かを語りかける。ふと気づくと、ジャックが自分への誕生日プレゼントに買ったビデオカメラで彼女を撮影していた。2人は仲直りし、毎年お決まりの誕生祝いを始める。そしてこの日、ジャックとレベッカは病院でドクター・カタウスキーと出会い、3人の子どもたちの親になった。

消防士のジョーは妻との関係修復を望み、教会で奇跡を起こしてほしいと願う。消防署の前に置き去りにされた赤ん坊を見つけ、子どものできない自分たちのための奇跡だと妻に話すが、早く病院へ連れて行けと言われる。だが妻は夫がいかに本気で愛してくれているかに気づき関係をやり直すことに。医師のカタウスキーは妻に先立たれ、その喪失感から立ち直れずにいた。妻の墓前で、彼女のいない人生をこれ以上続けたいかわからないと告白。そこに病院からの呼び出しがあり、急病の同僚の代理でレベッカの3つ子の出産を担当することに。出産時に1人を亡くしたジャックに元気づける言葉をかける。ジャックが消防署に置き去りにされた子を養子にすることにし、前進し始めたと知り、自分自身も前を向いて生きていくことする。


第11回「戸惑い」

ケヴィンの初舞台の稽古はスローンが相手役を務め順調だったが、突然オリヴィアが戻ってくる。ケヴィンは2人の女性の間で迷うが、公私ともにスローンを選ぶと決める。だが、その理由が「正しい道だから」と言ったのを聞いたスローンは傷つく。突然倒れたケイトの恋人トビーは一命を取り留めるが、心臓の病気で手術が必要だった。ケイトは手術が無事に成功して目覚めたトビーにプロポーズされ受け入れる。ランダルはウィリアムが恋人ジェシーと多くの時間を過ごしていることに、気持ちが落ち着かない。ゲイであることが気になっているのかもと疑ったが、実は自分と距離を置かれている、と感じていたのだ。死期が近いと悟ったウィリアムが、迷惑をかけないようにあえてそうしていたとわかり、ランダルは家族として最期を看取る覚悟でいることを伝える。

一方、過去の時代。ジャックとレベッカは子どもの誕生を楽しみにしていたが、お腹の中にいるのが3つ子だと知らされビックリ。引っ越したばかりの家は3人を育てるには狭く、もっと広い家が必要だ。建設現場で働くジャックは上司に訴え昇給してもらうが、お金がまったく足りない。レベッカはジャックのことを認めていない母から実家での同居を提案され、嫌々その案を受け入れようと考え始める始末。レベッカに望まぬ選択をさせたくないジャックは彼女に内緒で、疎遠にしていた父に頭を下げ借金を頼む。結婚していることは教えず、父にさげすまれていたとおりのうらぶれた生活をしてギャンブルで困っているふりをした。その後、仕事で改装中の広い家を購入し、レベッカにサプライズで見せる。2人は3つ子を迎え入れる家族の家を手に入れることができた。


第10回「クリスマス」

クリスマスイブ。ケヴィンの初舞台は、主演女優のオリヴィアが行方不明で中止することになる。ケヴィンは劇作家スローンに頼まれ、彼女の家族とのディナーに参加。そこで話をするうちに自主制作で舞台を行うことを決め、スローンも相手役を引き受ける。ケイトは母レベッカと一緒に胃のバイパス手術の説明を受ける。心配するレベッカだったが、ケイトの心の問題が深かったことを知って驚く。今は手術という自分の選択を認めてほしいだけだと言うケイトに、幼い時の盲腸の手術のときにいかに家族が心配し励ましたかを話す。ランダルは妻ベスと会社のパーティーに出席。母のウソや実父の病で心が乱れたままのランダルだが、どん底状態の同僚を勇気づけようとかけた自分の言葉で、人は人を許すことができ、辛さを乗り越えて前進することができると気づく。ウィリアムは余命がわずかと悟ってから、自ら連絡を絶っていた恋人の男性ジェシーと再会。ランダルの家に家族が集まりクリスマスを祝うなか、なんとトビーが駆けつけ、ケイトと寄りを戻すことに。ところがトビーが突然倒れ、病院へ運ばれる。

一方、過去のクリスマスイブ。ケイトが盲腸になり一家は病院にいた。レベッカは「クリスマスイブに悪いことは起こらない」とケイトを勇気づける。そこで、交通事故に遭い入院しているドクター・カタウスキーと再会。地方にいる家族は悪天候ですぐには来られず1人だった。カタウスキーは老齢のため手術を無事に終えることはできないだろうと自ら悟り話す。ジャックとレベッカは、かつて彼が自分たちを支えてくれたように、今日は自分たちが彼の家族になってそばにいようと決める。カタウスキーの手術は無事に成功する。


第9回「家族旅行」

母が一家の古い山荘を売ると知ったケヴィン、ケイト、ランダルは、最後の思い出作りに行く。きょうだい水入らずのつもりが、ケヴィンが勝手にオリヴィアを呼び、彼女が劇作家スローンと元彼アッシャーまで連れて来た。ケイトはトビーが気になりメールをするが返事が来ない。やっと電話に出るが、もう別れたのだからとあっさり切られてしまう。ケヴィンはオリヴィアの失礼な態度に腹を立て、人として空っぽだと言い放つ。オリヴィアは元彼と出て行き、ケヴィンは残ったスローンといい感じになり一夜を過ごすことに。ランダルはアッシャーが持参した怪しいドリンクを飲んでしまい、過去の風景や人物の幻覚を見る。実父のことを隠していた母への怒りを父ジャックの幻に訴えると、ジャックはレベッカがいろんな問題や不安を抱えながらも、家族を守ろうと必死だったことを伝える。母の辛さにも気づいたランダルはその後レベッカに会い、今すぐに許せるわけではないが、クリスマスに会おう告げる。

一方、過去の時代。9歳になったランダルは実の親を探し、街で黒人の大人を見つけては声をかけていた。ジャックとレベッカはランダルの心の隙間をどう埋めるべきか悩み、ランダルを黒人の親子が通う空手道場へ連れて行く。さらにジャックは探偵を雇って両親を探すことを提案するがレベッカは反対。レベッカは密かにランダルの実父ウィリアムを訪ねる。彼が薬物を絶って更生し、良い人物であることがわかって余計に不安になり、ランダルを失わないために完璧な両親にならなければと決意。その後、ウィリアムに手紙を書き、ランダルには息子に愛情を注ぐすばらしい父ジャックがいるので、辛いだろうが会わせられないと伝える。


第8回「感謝祭」

感謝祭は家族揃ってランダルの家でお祝い。ピアソン家には独自の伝統行事があった。ケイトはダイエットをやめたトビーと一緒にいるのがつらくて、少し距離を置きたいと告げ、1人で家族が集まるニューヨークへ向かう。ケヴィンは共演者のオリヴィアを招待し、2人は再びいい仲になる。ランダルは母と実父と一緒に祝えることを喜んでいた。実父ウィリアムが感謝祭の日には仲間との演奏を録音したテープを聴いていると知ったランダルは、彼の家にテープを取りにいく。だが、そこで古いレベッカからの手紙を見つけ、母が実父のことを隠していた事実を知ってしまう。ショックを受け帰宅したランダルは、レベッカに怒りをぶちまける。そこにやっと到着したケイトが現れ、胃のバイパス手術を受けることにしたと発表する。

一方、過去の時代。ピアソン家の家族は、感謝祭を過ごすためレベッカの実家へ向かうが、途中で車がパンクしてしまう。やむなく家族は夜道を歩いて遠くのガソリンスタンドに行くが、休みでレッカー車は出せないという。家族は近くの小さなホテルに泊まることに。風変わりな受付は昔の入植者「ピルグリム・リック」の仮装をしていた。部屋の暖房は故障して暑すぎ、夕食には冷たいホットドックとクラッカーだけという最悪な状況。そこでジャックは子どもたちを喜ばせるために、「ピルグリム・リック」を装い、食べ物を工夫して特製チーズドックを作り、受付で借りたコメディー映画のビデオを見ることに。レベッカは、脱いだセーターの毛糸を解きながら、順番に感謝することを言おうと提案。いつもと違う感謝祭に子どもたちは大喜び。この日の出来事を再現することが、家族の感謝祭の伝統行事になった。


第7回「世界一の洗濯機」

ケヴィンとランダルは少年時代からお互いをライバル視してぶつかりあい、兄弟間には変なぎこちなさがあった。そんな関係は大人になっても変わらず、母のドタキャンで2人きりで食事に行くことになるが、ギクシャクしたまま会話ははずまない。そんななか、ランダルがケヴィンのドラマをまったく見ていなかったことが発覚し、それがきっかけでこれまでのお互いへの不満を爆発させ、路上で取っ組み合いのケンカを始める。お互いに本音を言い合った2人はそれぞれの非も認めてすっきりし、長年のわだかまりが解ける。ケイトは必死にダイエットを続けているが思うような結果が出ない。減量が順調なトビーはダイエットをやめ、ケイトはつい1人でドカ食いをしてしまう。ベスと話をしていたウィリアムがうっかり口をすべらし、レベッカと以前から面識があったことを知られてしまう。

一方、過去の時代。10代になったケヴィンとランダルはケンカしてばかり。ケヴィンは同じ部屋が嫌だと地下室に移ってしまう。ランダルは仲直りをしようと歩み寄るがケヴィンは完全拒否。そんな2人がアメフトの試合で対抗することになる。ずっとアメフトをしていたケヴィンにとってはスカウトが来る大事な試合だ。ランダルはケヴィンをマークして攻撃を阻止し続け、ついに2人はグラウンドでケンカを始め、試合を中断させてしまう。レベッカは昔のバンド仲間に誘われて音楽活動を再開し喜んでいた。


第6回「レッスン」

ケヴィンは初舞台の稽古で、妻を亡くし悲しむ役を上手く演じることができない。妻役のオリヴィアにだまされ見知らぬ人の告別式に来たケヴィンは、喪主の女性を慰めようとして亡き父への思いを話すうちに、ずっと閉じ込めていた悲しみがあふれだす。心の痛みから逃げていたことを認め、自然とオリヴィアと関係を持つが、実はすべて演技のためで2度目は無いと告げられる。ランダルは娘の学校で仕事発表会に出ることに。俳優のケヴィンやミュージシャンの実父と自分の仕事を比べられ迷走したランダルは、下手なピアノ演奏と歌を披露しビミョーな空気に。その後、自分は自ら選んだ好きな仕事をしているのだと子どもたちに伝える。ケイトは財団を運営する女性マリンの助手の仕事を得る。マリンの太めの娘ジェマは反抗期。かつての自分の姿を重ねたケイトは、自分も美しい母に嫉妬した過去をジェマに話し、このままだと後悔すると諭す。

一方、過去の時代。会社の仕事にうんざりのジャックは独立を考えていた。そんなとき、学校に呼ばれ、優秀なランダルの才能を伸ばすため、レベルの高い私立学校への転校を進められ迷う。ランダルがきょうだいと違うと思われるのが嫌で、わざと勉強ができないふりをしていることを知ったジャックは、人はみんな違うのだから同じじゃなくていい、個性を伸ばしてほしいと告げる。ジャックは安定した収入のために会社に残ることを決め、ランダルを新しい学校に送り出す。


第5回「スーパーボウルの夜」

ケイトにとって一大イベントであるアメフト観戦。ケイトは、アメフトはいつも1人で見ると決めていた。トビーに説得され、一緒に観戦することになるが、関係ない話をしたりして、試合に集中できずに怒って帰ってしまう。理由を聞くトビーに、ケイトは子どものころから今は亡き父親と観戦していたと話し、父の骨壷を見せる。自分はスーパーボウルの日にできた子で、家族にとってアメフトはすごく大事なのだと教える。ケヴィンは姪(めい)たちと舞台のセリフの練習をするが、うっかり家族が死ぬ話をして悲しませてしまう。ケヴィンは姪たちに謝り、自分が描いたカラフルな人生の絵をみせる。亡くなった人たちや、これから生まれる人たち、自分たちも、みんな混ざって一つの絵の中にいる。自分の亡くなった父も毎日一緒にいるんだと教える。

一方、過去の時代。1980年のアメフトの優勝チームが決まるスーパーボウルの日。ジャックと妻レベッカはバーで試合観戦。試合開始前にはレベッカがステージで歌い、楽しい日になるはずだったが、子どもがほしいというジャックに、レベッカはまだ子どもを持つ気はないと言い大ゲンカになってしまう。試合が進むなか、冷静になったジャックはレベッカのもとへ行き、「子どもを持つこと」と「レベッカ」の選択だったら、絶対にレベッカを選ぶと伝える。レベッカは子どものいる将来が目に浮かぶが、大人になりきれず、生活が変わることが怖いのだと打ち明ける。テレビでは2人が応援するチームの優勝が決定し、ジャックとレベッカは笑顔でキスを交わす。


第4回「プール」

ニューヨークへ来たケヴィンは舞台のオーディションで大失敗。ところが、テレビでは有名人だという理由で合格し、相手役の女優オリヴィアを怒らせる。ケイトはトビーの元妻がスリムな美人だと知って不安になるが、トビーの話を聞くうちに、問題を抱えているのは自分だけでないと知る。ランダルは、ウィリアムから人種差別を知らないと思われていることに反発するが、後日、娘テスが学校の劇で色白の白雪姫を演じて笑われることに気づかなかったことを認める。だが、愛する白人の両親に育てられ、知らぬこともあるかもしれないが、生き方を変えるつもりはないとウィリアムに告げる。そこに突然訪れたケヴィンに実父を紹介する。

一方、過去の時代。ジャックとレベッカは子どもたちと混雑したプールに行く。新しいビキニを着てご満悦だったケイトだが、友だちから「一緒にいると恥ずかしい」というメモを渡されて落ち込む。レベッカはランダルが黒人の家族がいるエリアで遊んでいるのを見つけて連れ戻そうとすると、母親の1人から、ランダルの髪質は白人とは違うことなどを教えられる。最初は子育て批判に聞こえて反発したレベッカだったが、実は気になっていたことでもありアドバイスを受け入れる。ケヴィンは父ジャックに見てもらいながら潜る練習をしていたが、ジャックが目を離したすきに溺れそうになる。なんとか自力で助かったケヴィンだが、両親がケイトとランダルの心配ばかりしていて不公平だと不満をぶつける。


第3回「秘密」

ランダルの家を訪れた母レベッカと現在の夫ミゲル。ランダルは母に実父ウィリアムを紹介する。実はレベッカはウィリアムを当初から知っていて、ランダルに会わない約束をさせていた。そうとは知らないランダルは、家を出て行こうとするウィリアムを引き止め、病院へ連れて行く。トビーは偶然ケイトの美しい歌声を耳にし、自信を持たせようとサプライズを用意。高齢者施設で歌わせて拍手喝采を浴びる。ケイトはトビーとキスをして盛り上がるが、ケヴィンの呼び出し電話を優先してしまう。それを知ったケヴィンはケイトに付き人はクビだと宣告。お互いに成長するために少し離れようと、1人でニューヨークに行くことにする。

一方、過去の時代。レベッカの退院の日。3つ子はケヴィン、ケイト、カイルと名付けていた。レベッカは病院の外で、遠くから見ているウィリアムを目撃。カイルの父親だと察する。レベッカはジャックに内緒でウィリアムを捜し出し訪ねる。子どもを取り戻しに来ないことを確かめ、会わないと約束してくれと頼む。ウィリアムは子どものために受け入れ、カイルが懐いてくれないと悩むレベッカに名前を変えることを提案。帰宅したレベッカは、亡くした子のことをつい考えてしまうとジャックに打ち明け、カイルにはその子に用意していた名前ではなく、別の名が必要だと話す。選んだ名はランダル。ウィリアムが子どもの母親である恋人に読み聞かせていた詩集の詩人の名前だった。


第2回「ビッグ・スリー」

ドラマの降板を宣言したケヴィンだが、テレビ局の重役に謝って復帰しろとエージェントに諭される。パーティーで重役にも辞めるというつもりが、仕事をできなくすると脅され弱気に。しかし、ランダルに電話をし、子どものころからの合言葉「ビッグ・スリー!」で励まされ初志貫徹。今後はニューヨークに行って舞台に挑戦するとケイトに話す。ランダルは、実父ウィリアムが胃ガンで余命わずかだと知り、専門医の治療を受けさせるために家にそのまま滞在させる。ランダルの家のチャイムが鳴り、娘たちが「おばあちゃんとおじいちゃん」が来たと喜ぶが、現れたのは母レベッカと父ジャック…ではなかった。

一方、過去の時代。レベッカは8歳になった3つ子の育児に奮闘中。ランダルが学校で肌の色が違うのをからかわれていることも気にし、常にピリピリしていた。ジャックはしだいに酒に逃げるようになり、職場の親友ミゲルにグチをこぼす。やがて我慢できなくなったレベッカは、ジャックに酒を止めるよう告げる。反省したジャックは、酒を絶って、レベッカを幸せにする良い夫、良い父親になると約束する。


第1回「誕生日」

誕生日が同じ36歳の男女3人の物語。物語は3人の誕生日から始まる…。ある夏の日、36歳の誕生日を迎えた人気俳優ケヴィンは、コメディードラマ『シッター・マン』で道化役を演じることに疑問を感じていた。ついに収録中に不満を爆発させ、大勢の観客の前で降板を宣言してしまう。ケヴィンの妹で付き人のケイトは肥満に悩んでいた。一念発起して減量のサポートグループに参加し、そこで知り合ったトビーとデートをすることに。エリートビジネスマンのランダルは、生まれてすぐに自分を捨てた父親が見つかったという知らせを受ける。実父ウィリアムに会いに行ったランダルは、文句だけ言って帰るつもりだったが、つい彼を自宅に招いてしまう。そこでウィリアムは自分が病で余命わずかであること告げる。

ジャックは3つ子の出産を控えた妻レベッカと誕生日を祝っていたが、妻が破水し病院へ。担当医が不在で急きょ代わりにドクター・カタウスキーが担当することに。だが、難産で3人目の子を失ってしまう。ジャックはやりきれない思いで新生児室へ。無事に生まれた2人の子の横には、その日消防署の前に捨てられていたという赤ん坊がいた。運命を感じたジャックとレベッカは、その子を養子にすることにする。時は1980年。ジャックとレベッカの3人の子どもたちこそ、現在のケヴィン、ケイト、ランダルだった。


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