街角で3日間。 同じ時代に居合わせた私たち。 みんな、どんな事情を抱え、どこへ行く?
能登半島を走るローカル線の無人駅が舞台。春、ホーム沿いに植えられた100本近い桜が満開を迎えると、普段、人けのない駅に多くの人がやってくる。桜と海と列車がそろう絶景を楽しみにやってくる親子。夜桜を見て、高校時代の恩師を思い出す男性。毎年変わらぬ桜から、1年の自分の変化を感じる人もいる。地域が衰退していく中でも、地元の人たちが守り続けてきた桜。訪れる人たちは何を感じるのか。(2021年放送)
春、旅立ちの季節に鹿児島空港に密着する。就職で旅立つわが子を見送る親、進学で離ればなれになる友人たち、この時期の空港にはドラマがあふれている。東京、大阪、名古屋などの大都市、そして屋久島や奄美大島といった離島とを空路で結ぶこの場所を、みんなどんな思いを抱えて行き交うのだろう。出会いと別れ、人生という物語が凝縮される瞬間を3日間、見つめ続けた。
ファミレス、空港、居酒屋…。毎回、ひとつの現場にカメラを据え、そこで起きる様々な人間模様を72時間にわたって定点観測するドキュメンタリー番組。偶然出会った人たちの話に耳を傾け、“今”という時代を切り取ります。
毎週金曜 午後10時00分
翌週日曜 午後6時05分 (近畿エリアは再放送なし)