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第12回「帝国への逆襲・ガンディ登場」1877年、ヴィクトリア女王が皇帝となりインド帝国が完成。インドを世界戦略の道具として位置づけ、統治体制やインド人エリートを育てるための教育機関も整備します。都市エリートと非エリート、民族、カーストなどが重なり合うインド、その二極的構造に橋を架け、共通基盤を生んだのがガンディです。東京大学名誉教授・水島司さんがインド・パキスタン分離独立までの動きを解説します。
第13回「そして、これからのインド」宗教やインド哲学など多くの遺産を生み出し、今は、ITを中心に世界経済をも牽引するインドは、言うならば天や宇宙とのつながりで大きな成果を遂げてきた。それに反し、地上に目を向けてみれば今なお、混沌とした現実が広がっています。最終回は、東京大学名誉教授・水島司さんがこの相矛盾する2つの世界が重なったインドの独立以降の経済の歩みを振り返り、インドのこれからを見通します。
第11回「英国女王と号泣するインド王」綿製品輸出国の地位を失い、先進国への原材料・一次産品の輸出国となったインド。最後の反英勢力であったシク王国も1849年にイギリス支配下になってしまう。今回、5才でシク王国最後の王となったデュリップ・シングという人物を取り上げ、インド皇帝となったヴィクトリア女王との関係、国際政治に翻弄される数奇な運命など、時代の潮流を東京大学名誉教授・水島司さんがお話しします。
この番組は、単に歴史を紹介するのではなく洋の東西を問わず、これまで埋もれていて最近明らかになった史実など新鮮で話題性のあるテーマを取り上げ歴史ファンの知的好奇心にこたえていきます。