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ルソンの壺 新春 社長の失敗談SP 活路を見出す経営術

「失敗から活路を見出す経営術」を、経済小説「ハゲタカ」シリーズの真山仁さんが徹底分析。
「従業員との関係」「新事業スタート」「即戦力採用」「営業力」など、社長が直面する課題から
社長は何を考え、行動し、成功に結びつけたのか?
そこには「目的を共有する」や「必要な人材を見極める」など、組織で働くすべての人に役立つヒントが隠されています。
なかなか聞けない4人の社長の失敗談。
漫才師の増田英彦さんが軽妙に味付けし、真山仁さんが「挑戦」することへのエールを送りました。

壺ナビゲーター:増田英彦(漫才師)

【放送】 2019年1月4日(金) 総合テレビ 午後 6時05分~


八代目儀兵衛 社長 橋本隆志さん
【教訓】きちんと目的を伝える

江戸時代からお米を扱ってきた会社は、10年前、米料理のアンテナショップを開店。
お米を食べてもらい、販売を伸ばすのが狙いでした。
しかし、夜になると米料理の注文は少なく、社長は「米のフルコース」の開発を料理人たちに“一任”。
ところが料理人は“丸投げ”と捉え猛反発!社長は具体的に「食材は米ぬかなど、米に関係すればOK」と伝えると次々とアイデアが。

マルヒサ 社長 村井洋仁さん
【教訓】チャレンジは体制づくりから

京都市の呉服店。売上げ不振から「1日1件でも注文が来れば」と「着物のセット」のネット販売をスタート。
すると、1日200件の注文が。しかし「商品がそろってない」「届かない」などミスが続発!
実は、不慣れな従業員と社長のみで対応していたのです。社長はネット事業部を作り体制を再建。
その後の新事業も専門の会社と枠組み作りをするなど、初動のミスを減らしています。

あかしや 社長 水谷豊さん
【教訓】自社で人材を育てる

奈良市の筆の製造・販売をする会社。いち早く業績を伸ばしたいと、中途採用した人材は期待に応え売上アップ。
ところが、部署の全員から退職願が。実はその社員は成績が振るわない社員にパワハラまがいの行為を・・。
事態を把握した社長は、一人の社員が頑張るのではなく全体で仕事がしやすい環境を作ろうと考え、自社で人材を育成することにしました。

中川政七商店 会長 十三代 中川政七さん
【教訓】そのブランドらしい世界観をつくる

奈良市の生活雑貨の企画製造をする会社。
15年前に立ち上げた新ブランドの売場を求めて、インテリアショップなどに苦手な営業をかけ、売場を確保しましたが売り上げは低迷。
そこで、商品の魅力が伝えられる自社店舗を持つことを決意。
お客に合わせた細やかな接客や、商品のストーリーを伝えるポップなど、ブランドの世界観が伝わる店づくりをしました。


放送後記

アナウンサー 渡邊佐和子

社長に訪れたピンチには、成功へのヒントがたくさん詰まっていました。
え~!その時、どうしたの??という答えには、社長あるあるも!
失敗談は、転ばぬ先の杖。より良い解決のために、覚えておきたいことばかりでした。
 
今回の真山の目は、「その想いは届いているか?変化への覚悟はあるか?」。
経営者の思いは、強すぎるとなかなか届かないから、
一緒に働く人やお客様に、その思いを「丁寧に、明確に」届けることが大事。
何かに挑戦する時は、「変化への覚悟」を持てば、
思わぬことが起きても、それを収穫としてプラスに考えることができる、ということでした。
経営者に限らず、働く者として、この言葉を心に刻んでおきたいと思います。
「ルソンの壺」、今年もどうぞ宜しくお願い致します!!

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