海にも山にも恵まれ、長い歴史に育まれた岡山の風景。次の世代に残したいそんな美しい風景を映像詩として伝える「未来に残したい岡山の風景」。NHK岡山放送局では、地域の忘れられない風景、その土地に根付く文化・風習、そこで営みを続ける人々の表情などを番組として放送しています。このサイトでは、番組として紹介した映像のダイジェストに加え、番組には盛り込めなかったもうひとつの物語を【アナザーストーリー】として紹介したショートムービーをご覧いただけます♪


岡山県浅口市鴨方町小坂東

「延ばしに 延ばして 延ばす」

岡山県浅口市鴨方町小坂東

「延ばしに 延ばして 延ばす」

岡山県浅口市鴨方町では古くから手延べ素麺作りが盛んに行われており、家の軒先で干す門干といわれる作業は、地域の風土を表す風景の一つ。今でも天日干しに拘り、昔ながらの製法に拘った製麺工場がある。およそ130Kgの小麦粉の塊をおよそ11工程で1ミリ程の太さに切ることなく延ばす。一回の作業で252Kmの長さにまでなる。延ばすに、延びる素麺の様子と4代目の手延べ職人の想いを取材、カメラはその人生観を記録した。

岡山県小田郡矢掛町洞松寺

「拝啓 修行道場より~修行僧の一日~」

岡山県小田郡矢掛町洞松寺

「拝啓 修行道場より~修行僧の一日~」

岡山県小田郡矢掛町にある修行道場、洞松寺。修行僧たちは「禁酒禁煙」「携帯電話の所持禁止」など制限された生活下で過ごす。日常の1つ1つへの感謝が住職の教えだ。修行僧の1人、弘禅さんは歴史ある実家の寺を継ぐために出家。それは新婚の奥さんを残しての入山だった。唯一許された文通から「周りへの感謝」の気持ちが深まったと彼は語る。俗世を離れて3か月。洞松寺での日常を通して、弘禅さんの想いを見つめた。

岡山県津山市山下

「写真屋さん」

岡山県津山市山下

「写真屋さん」

岡山県津山市の中心市街地の一角に明治6年創業の江見写真館がある。ここには、大正末期から昭和初期の津山の風景や建物、その当時の人々の姿の写真が鮮明な姿で多く残っている。140年以上経った今でも、地域の人が訪れる写真館。スタジオという特殊な空間で、変わらない撮影の風景に出会える場所撮る側、撮られる側の覚悟が交わる場所でカメラは、写真に宿るそれぞれの「記憶」について見つめる。

岡山県高梁市成羽町

染まる~色々な一日~

岡山県高梁市成羽町

染まる~色々な一日~

赤い街、吹屋。岡山県高梁市成羽町にある吹屋は、かつてベンガラの生産で名を馳せた街。赤い街並みが当時の風情をそのまま残している。4年前に新見市から移住してきた小倉邦子さん。吹屋でベンガラ染めに出会い、ベンガラの赤に惚れ、いまや赤に囲まれた生活を送る。自分にしか出せない赤を作ることが、染め師小倉邦子の夢。吹屋のゆっくりとした時間の流れの中、赤に染まり、赤に染める姿を見つめた。

未来に残したい岡山の風景

父の硯 ~硯は道具~

未来に残したい岡山の風景

父の硯 ~硯は道具~

漆黒の光沢が特徴の高田硯(すずり)は室町時代から続く伝統の技だが、それを製作する職人は、門脇健夫さん一人しか残っていない。他の仕事とかけもちしながら、作り続ける。若い頃に父を亡くした健夫さんにとって、技を教えてくれるのは父が残したすずりだけ。「硯は工芸品ではなく、書道の道具」と門脇さんは語る。父から受け継いだ技で、心地よい、磨り心地を持つ硯を作る。

岡山県瀬戸内市牛窓町

路地裏鮮魚店にいらっしゃい

岡山県瀬戸内市牛窓町

路地裏鮮魚店にいらっしゃい

今回の舞台は岡山県瀬戸内市にある牛窓町。海沿いの道からひとつ路地裏に入ると、小さな鮮魚店がある。店主の高祖多賀子さんが50年以上営んでいる魚屋さん。活きの良い地の魚が手に入るこの店は、地元の信頼も厚い。お客の体調の心配から相談ごとまで、地域の人と人との結びつきを感じることができる。路地裏の小さな魚屋にカメラを向け、土地・人・魚と店主が得た「ご縁」を見つめる。

笠岡諸島の最南端の島「六島」

六島 ドラム缶物語

笠岡諸島の最南端の島「六島」

六島 ドラム缶物語

笠岡諸島の最南端の島「六島」では11月~1月の間、天然ひじき漁が最盛期を迎える。夜明け前の暗闇に中、島の女性が手作業で収穫する様子は六島の風景のひとつ。ひじきの加工に使うドラム缶を上手に使い、サザエなどを焼き、作業の合間に楽しいひと時を過ごす。島にはもう一つドラム缶があり、そこには仕事を 終えた男たちが集まり、楽しいひと時を過ごしている。六島のドラム缶という象徴にカメラを向け、島民の 絆を見つめる。

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