世界の名作オペラを、日本の伝統芸能で、わかりやすく楽しく物語るオペラエンターテインメント番組。12月29日と30日はワーグナー作曲「ワルキューレ」を講談と落語のコラボレーションで前編・後編たっぷりと、12月31日はチャイコフスキー作曲「エフゲー二・オネーギン」を講談師・神田陽子の円熟の語りでお届けする。

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12/29,30放送 楽劇「ワルキューレ」あらすじ
舞台は神話の時代、ライン河近くの森。神々の長、ヴォータンと人間との間にできた双子の兄ジークムントは、豪族フンディングの妻となっていた生き別れの妹ジークリンデと遭遇。二人は恋に落ち、ジークリンデは子を宿す。激怒のフンディングはジークムントと決闘する。ヴォータンは息子に勝たせるつもりだったが、妻フリッカに双子の結婚を咎められ、やむなくジークムントに死の定めを伝える役目を愛娘ブリュンヒルデに任せる。しかしブリュンヒルデはヴォータンの本心を知り、ジークムントに加勢する。ヴォータンは自らジークムントの剣を砕き、ジークムントは敗れ命を落とす。ジークリンデも後追い死を望むが、お腹の子を思い、生きる道を選ぶ。ヴォータンは、命に背いたブリュンヒルデの力を奪い、眠りに閉じ込め、目覚めさせた男の妻になるという厳罰を与える。ブリュンヒルデは、炎に囲まれた岩山で深い眠りに落ちる。

12/31放送 歌劇「エフゲーニ・オネーギン」あらすじ
ロシアの田舎の農村、地主貴族の娘で読書好きのタチヤーナは、妹オリガの婚約者レンスキーが連れてきた青年貴族のオネーギンに会い、一目で恋に落ちる。その夜眠れないタチヤーナは恋文を送るが、現れたオネーギンは恋文を返し、自分は結婚に向かない男だと冷たく告げる。後日オネーギンはタチヤーナの命名を祝う舞踏会に出向くが、つまらない場に自分を誘った友人レンスキーへの腹いせに、妹オリガとばかり踊る。これをレンスキーは侮辱と捉え二人は決闘、オネーギンはレンスキーを撃ち殺す。数年後、タチヤーナは公爵と結婚、放浪の旅から戻ったばかりのオネーギンは、タチヤーナと再会し、その優雅な姿に心を奪われる。オネーギンは手紙を書き、タチヤーナに激しく愛を伝え、彼女も心を動かされる。しかしタチヤーナはオネーギンに自制を求め、公爵と共に生きる運命に従うと言い、永遠の別れを告げる。
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