立候補した1人、藤澤麻衣子さん(40)は4年前に気仙沼から移住してきた。子育てをした経験から、町の施設に授乳やおむつ替えのスペースがないことがずっと気になっていたという。「自分なりの視点を町政に生かしてみたい」。しかし選挙未経験、外からきた藤澤さんの訴えに耳を傾ける町民は少ない。さらに選挙戦中、娘が発熱。母としての対応も迫られることに。多様性が求められる議会。藤澤さんの戦いから見えてきたものとは。
「2024年問題」と言われるこの働き方の規制。トラックドライバーの長時間労働の改善が期待される一方で、対策を講じなければ、2024年度には輸送能力が約14%不足するとされる。では東北の現状はどうか。荷物を預ける側も一緒になった取り組みが進む一方、容易にはドライバーが労働時間を減らせない長年の慣習や、運送会社が低料金での契約を迫られる実態も見えてきた。私たちにも身近な物流をどう守るべきなのか。
金曜の夜に“旬の話題”。大自然の威力。文化と歴史の引力。滋味深いひとの魅力。激動の時代こそ”地方”から新しいものが生まれる。東北が放つ今のエネルギー。
金曜 午後7時30分(東北地方向け)
土曜 午前10時30分(東北地方向け)