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※過去1ヶ月分を掲載しています。

2月16日放送の「お題」
◇BGM選手権 :

山頂に立ったと云っても赤岳のてっぺんではなく、
石室に近いその一部の尾根の上である。

   ところがその山頂なるものに驚いた。いかにそそり立った山とは言え、頂上は相当ひろびろしていると思った。ところが巌石(がんせき)の一角に手をかけて、空を走る白雲を眺めながら、いきなり顔を出したとたんに、反対側は忽(たちま)ち断崖絶壁で向う側へひっくりかえって落ちそうな感じであった。そして、眼下にいきなりひらけたのは松原湖から小諸の方へのつらなる平原であった。
二千数百メートルの高さから、脚下(きゃっか)に信州の東西両側の風景がみられた。山上に立つと、さすがにほっとして、疲れさえ感じない。
時々霧におそわれたが、それが晴れると今登ってきた側のはるか彼方に、日本アルプスの連山、正面に木曽の御嶽山の威容がのぞまれた。全体の風景は、薄みどりの天然色映画のようである。

亀井勝一郎 著 「八ヶ岳登山記」

2月9日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

プーランク作曲「オーボエ・ソナタ から 第2楽章」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

1月19日放送の「お題」
◇BGM選手権 :

ありとあらゆる世間のうわべに
背を向け   ただひたすらに
微笑みだけを追いかけて
たどり着いたこの島に
足りないものなど   何ひとつなく
真夜中にタクシー飛ばして隣の島
いくつもの列島   はしごすれば
朝焼けのかもめ
昨夜の嘘を海に撒き散らし
仰向けに倒れこんだ甲板
ぎらりと光る太陽に目をくらませ
錠剤を探すポケットに
数枚の貝殻
粉々になって尻の下
かつての夏を繰り返し
濡れたからだでレコードに
針を落として
恋は水色

菅原敏 作「恋は水色」


◇勝手に名付け親 :

モンティ作曲「チャールダーシュ」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

1月12日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番 から 第4楽章」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

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