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※過去1ヶ月分を掲載しています。

9月15日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

ヴィヴァルディ作曲「オーボエ協奏曲 ニ短調 作品8第9 RV454から 第1楽章」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

9月8日放送の「お題」
◇BGM選手権 :

そうこうするうちに三年ばかりたちました。
その年の春先から、かぐや姫は、どうしたわけだか、月のよい晩になると、その月を眺めて悲しむようになりました。
それがだんだんつのって、七月の十五夜などには泣いてばかりいました。
翁たちが心配して、月を見ることを止めるようにと諭しましたけれども、
「月を見ずにはいられませぬ」といって、やはり月の出る時分になると、わざわざ縁先などへ出て嘆きます。
翁にはそれが不思議でもあり、心がかりでもありますので、ある時、そのわけを聞きますと、
「今までに、度々お話しようと思いましたが、御心配をかけるのもどうかと思って、打ち明けることが出来ませんでした。
実を申しますと、私はこの国の人間ではありません。
月の都の者でございます。
ある因縁があって、この世界に来ているのですが、今は帰らねばならぬ時になりました。
この八月の十五夜に迎えの人たちが来れば、お別れして私は天上に帰ります。
その時はさぞお嘆きになることであろうと、前々から悲しんでいたのでございます」

和田萬吉 訳 「竹取物語」

9月1日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

芥川也寸志作曲「絃楽のための三楽章“トリプティーク”から 第1楽章」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

8月25日放送の「お題」
◇BGM選手権 :

座敷のなかで   大きなあつぼつたい翼(はね)をひろげる
蝶のちひさな   醜い顏とその長い觸手と
紙のやうにひろがる   あつぼつたいつばさの重みと。
わたしは白い寢床のなかで眼をさましてゐる。
しづかにわたしは夢の記憶をたどらうとする
夢はあはれにさびしい秋の夕べの物語
水のほとりにしづみゆく落日と
しぜんに腐りゆく古き空家にかんするかなしい物語。
夢をみながら   わたしは幼な兒のやうに泣いてゐた
たよりのない幼な兒の魂が
空家の庭に生える草むらの中で   しめつぽいひきがへるのやうに泣いてゐた。
もつともせつない幼な兒の感情が
とほい水邊のうすらあかりを戀するやうに思はれた
ながいながい時間のあひだ   わたしは夢をみて泣いてゐたやうだ。
あたらしい座敷のなかで   蝶が翼(はね)をひろげてゐる
白い   あつぼつたい   紙のやうな翼(はね)をふるはしてゐる。

萩原 朔太郎 「蝶を夢む」

8月4日放送の「お題」

◇勝手に名付け親 :

パラディス作曲「シチリア舞曲」
※曲を聴いて受けた印象をもとに、新たな曲名を考えて送ってください。

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