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2020年10月~12月の放送予定

「シネマレッスン 主人公が教えてくれること」

講師 :青柳 秀侑(映画評論家/フリーアナウンサー)

先行きが見えず、移動や人との会話にも注意を払わなければならない昨今、なんだかやる気がでない、イライラする、眠れないなど、さまざまな不調を感じる人が増えています。気軽に出かけたり皆で外食したり、といった従来のような気分転換もままならない今、私たちは新しい生活様式に切り替え、その楽しみ方を模索しているところです。そこで今回は登場人物を通して見る者に勇気や希望、人生の難しさまでも教えてくれる映画に着目。22年間「ラジオ深夜便」で映画を紹介をしてきた青柳さんが、見過ごされがちなワンシーンも拾い上げながら主人公の生き方に主軸をおいて解説します。あどけない少女が担う重責と覚悟、砂漠で修羅の形相になった男の苦悶、若さにあふれた青年の抑圧された心中・・・主人公が何を感じ、何を見ていたのか、どのように困難を克服したのか?その心に思いを馳せることは聴く人の心の栄養となり、明日の糧となるでしょう。映画の主人公の人生を疑似体験しながら私たちの今を、これからの暮らしを考えます。


出演者プロフィール

青柳 秀侑(あおやぎ ひですけ)

青柳 秀侑(あおやぎ ひですけ)

1960年、福島県生まれ。3歳より川崎市在住。初の映画は5歳の時にみた「禁じられた遊び」で、以後は怪獣映画に執心する。そして高校では名画座をハシゴし、8ミリでの映画づくりを開始。茨城大学では出演もしながら本格的な映画も作成した。卒業後は文化放送に入社、局アナとして日米首脳会議に派遣される。昭和天皇崩御の翌1990年、フリーランスに転向し、2004年には東京国際映画祭の選考委員を務めた。また、1996年から22年間、NHK「ラジオ深夜便」で映画紹介のコーナーを担当、1500以上の作品を取り上げて解説した。


各回内容

第1回 愛の眼差し 『ローマの休日』『めぐり逢い』
第2回 勇気を持って『 サウンド・オブ・ミュージック』『二十四の瞳』
第3回 邦画の彩り 『七人の侍』『天国と地獄』『生きる』『東京物語』
第4回 旅立て!少年 『スタンド・バイ・ミー』『ニュー・シネマ・パラダイス』
第5回 我慢の先に 『太陽がいっぱい』『ディア・ハンター』
第6回 予感に胸が 『ウエスト・サイド物語』『マイ・フェア・レディ』
第7回 修羅の道へ 『明日に向って撃て!』『アラビアのロレンス』
第8回 越えられぬ壁 『いまを生きる』『アマデウス』
第9回 父の背中に 『ジョーズ』『ゴッドファーザー』
第10回 自由を求めて 『猿の惑星』『イージー・ライダー』
第11回 慟哭の果てに 『ひまわり』『道』
第12回 少女の夢 『禁じられた遊び』『或る夜の出来事』
第13回 夢見る頃に 『オズの魔法使い』『メリー・ポピンズ』


2020年7月~9月の放送予定

「心の整えかた トップアスリートならこうする」

講師 :田中ウルヴェ京(五輪メダリスト・メンタルトレーニング指導士)

スポーツ選手にとって、試合で最高のパフォーマンスを発揮するために重要なのが「メンタルスキル」。トップアスリートは競技の技術を磨くのと同時に自身のメンタルスキルを高めるために、様々な心のトレーニングを行っています。しかしそれはスポーツ選手に限らず、日々を懸命に生きる私たちにとっても必要なことではないでしょうか。今回のシリーズではスポーツ心理学をベースとした、科学的なトレーニングであるメンタルトレーニングのノウハウやその効果を紹介するとともに、仕事や家庭、学校などあらゆる場面において「心を整える」必要がある人々に、日常生活の中でも簡単にできる、自分自身の心を健康に保つ方法について、1988年のソウル五輪シンクロデュエットで銅メダルを獲得し、現在アスリートにメンタルトレーニングを指導しながらテレビ番組のコメンテーターを務める田中ウルヴェ京さんが語ります。

出演者プロフィール

田中ウルヴェ 京(たなかうるう゛ぇ みやこ)

田中ウルヴェ 京(たなかうるう゛ぇ みやこ)

昭和42年(1967年)東京生まれ。
1988年ソウル五輪シンクロデュエットで銅メダル獲得。日・米・仏のシンクロ代表チームコーチを10年間歴任。1991年に渡米し、米国大学院で修士号取得(専門はスポーツ心理)。日本スポーツ心理学会認定メンタルトレーニング上級指導士。トップアスリートからビジネスパーソンなど幅広くメンタルトレーニングを指導。2017年IOC国際オリンピック委員会マーケティング委員に就任。スポーツ庁スポーツ審議会委員。報道番組レギュラーコメンテーターを多数務めている。


各回内容

第1回 メンタルって何?
第2回 自分の感情に気づく
第3回 緊張するのは悪いこと?
第4回 怒りの使い方
第5回 不快な感情は誰のせい?
第6回 2種類の自信を理解する
第7回 失敗から学ぶ
第8回 やる気を分類する
第9回 夢に向かって目標を立てる
第10回 ポジティブ思考トレーニング
第11回 体からのアプローチ
第12回 メンタルトレーニング・プログラムをつくる
第13回 私のメンタルトレーニング史


2020年4月~6月の放送予定

「腸内細菌のチカラ 心と体を健やかに」

講師 :藤田紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授)

「やる気が出ない」「悲観的になる」「すぐキレそうになる」などの心の悲鳴が、じつは腸内環境にも関係していることを、ご存知ですか?実は腸内環境の悪化をはじめとする免疫の低下が引き金となり、心の問題が発生する場合もあるのです。
免疫は私たちを病気から守り、快活な状態に保つ重要なシステムで、生命体の持つ免疫は本来とても強力なものです。しかし「人間に都合の悪いもの」「キタナイもの」などを神経質に排除し、生活の便利さを追求した結果、私たちは心身の免疫力も次世代に命をつなぐ本能も失いそうになっています。こうした傾向から脱却するには、どうしたらよいのでしょうか?
2020年の夏に81歳になる藤田さんは人生100年時代といわれる昨今、毎日を楽しく過ごす秘訣は「驚き」、「感動」、「好奇心」を持ち続けることだといいます。かつて自分の腸内で15年間にわたり、サナダムシを飼育していたことでも知られる藤田さんは、自分の体が持つチカラを信頼して生きてきました。
今回はその体験も交えながら、若さを保ち、はつらつと生きることを考えます。


出演者プロフィール

藤田 紘一郎(ふじた こういちろう)

藤田 紘一郎(ふじた こういちろう)

1939年、旧満州ハルビン生まれ。東京医科歯科大学医学部を卒業、東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了。医学博士。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。1983年に寄生虫体内のアレルゲン発見で日本寄生虫学会賞(小泉賞)を受賞。2000年にヒトATL感染経路などの研究で日本文化振興会社会文化功労賞、国際文化栄誉賞を受賞。1995年には、著書『笑うカイチュウ』で講談社科学出版賞を受賞。
主な著書に『こころの免疫学』(新潮選書)、『腸をダメにする習慣、鍛える習慣』(ワニブックスPLUS新書)『残念な「オス」という生き物』(フォレスト出版)などがある。


各回内容

第1回 「腸」は「進化」の立役者
第2回 「腸の声」を謙虚に聞こう
第3回 細菌の世界をのぞいてみよう
第4回 ダイエット、断食について考えてみよう
第5回 「恐怖」の役割とは何だろう
第6回 腸はただの消化器官にあらず
第7回 糖質依存に陥らないために
第8回 「腸もれ」が病を引き起こす
第9回 健康と若さを保つカギ
第10回 健やかな体をつくる、水、油、タンパク質
第11回 食物繊維を摂るべき理由
第12回 睡眠中に起きていること
第13回 いのちを活かしきる三つの秘訣

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