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2021年4月~6月の放送予定

「健康長寿の“賢食”術 ~ 冒険病理学者、世界で健診する」

講師 :家森幸男(武庫川女子大学教授)

世界保健機関(WHO)の標語に「賢く食べ(Eat Wisely)元気に生きる(Live Well)」という言葉があります。家森さんは「賢い食べ方」とは何なのか、科学的に実証するために30年以上かけて世界61地域を巡り、健康診断をしてきました。その結果、毎日の食事で生活習慣病の予防防ができることを検証し、まさに「賢い食べ方」があることを実感したと言います。
今回は健診で訪れた、コーカサス(黒海とカスピ海の間に連なる地域)、アフリカのタンザニア、中国の貴州、ブラジル、ハワイなどでの調査を取り上げながら、ヨーグルトや大豆、減塩食など、その地域特有の食べ物や調理法、食習慣などを例にあげ、具体的に「賢い食べ方」を紹介します。そして近年わかってきた「遺伝子で寿命のすべてが決まるのではなく、食事などの生活習慣でそれを乗り越えることができる」ということを解説。
このシリーズを通して、コロナ禍でも、その後の社会でも、みなさんが元気に生きるための知識のワクチンをお届けします。

出演者プロフィール

家森 幸男(やもり ゆきお)

家森 幸男(やもり ゆきお)

1937年、京都市生まれ。京都大学大学院医学研究科を修了。医学博士。京都大学名誉教授。兵庫県健康財団会長。
NPO法人世界健康フロンティア研究会理事長。世界で初めて脳卒中ラットの開発に成功、脳卒中が栄養で予防できることを実証した。そして更に世界保健機関(WHO)の協力で世界の61地域を30年かけて調査し、和食に多い大豆や魚介類を摂取する地域では生活習慣病のリスクが少ないことを証明した。著書は『大豆は世界を救う』(法研)、『世界一長寿な都市はどこにある?』(岩波書店)など多数。


各回内容

1.世界61地域で健診する
2.コーカサスのヨーグルトパワー
3.マサイの健康の秘密
4.チベット族の塩分摂取量
5.大豆のふる里、貴陽
6.シルクロードでの食生活~遊牧の民、オアシスの民
7.アンデス・長寿村の食材
8.長寿は遺伝か環境か~ブラジルで日系人を検診する
9.ハワイの伝統の調理法
10.和食は美しい(令)バランス(和)食
11.“一日一膳”の勧め
12.2つの長寿食~和食と地中海食
13.健康長寿への3つの鍵


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