メロウな徒然草

第431回 2021年4月5日放送分

いつもご清聴ありがとうございます。
レギュラー・プログラム「メロウな風まかせ」をお届けしました。

今夜の選曲は自分でも相当気に入っています!
なかでも、ニーヨとケント・ジョーンズをフィーチャーしたD・ナイスの新曲“No Plans For Love”が、格別の気持ちよさでしたね。「ゴキゲン」なんて懐かしいフレーズを使いたくなる、80年代風味の肩の凝らないアダルトR&Bでした。
番組の中ではD・ナイスを「セレブ・ラッパー」とご紹介し、代表曲のタイトルをいくつか挙げました。
彼は、80年代から名門クルー、ブギー・ダウン・プロダクションズの人気ラッパーとして活躍してきた人なんですが、実のところ現在ではラップすることは稀で、もっぱらDJとしての華やかな活動で知られています。
ですから、その立ち位置は「セレブDJ」と呼ぶほうがより正しいです。
さらに、有名シンガーやラッパーを撮影する写真家としての顔も持っています。被写体が彼に心を許していることがよく伝わる作品が多いですよ。まあ多才な人ですよね。

さて、今週もたくさんのお便りをいただきました。ありがとうございます。いくつかご紹介させてください(以下、敬称略)

こんばんは。初めまして。最近から拝聴させていただいているものです。夜眠る前に薄暗い明りを付けながらこのラジオを聴いていると、なんだかとても上質な時間を過ごせているなあと感じ、とてもリラックスした気分になれます。流れる音楽もとても自分好みで、毎回再生された音楽を検索してはお気に入りに追加し、スマホから流しております。これからもずっと拝聴させていただきます。お忙しいかと思いますが、健やかに過ごせることを心から願っております。
(ピポパ・沖縄・28歳・男性)
初めてのお便りありがとうございます。番組を立体的に楽しんでいらっしゃるご様子が伝わり、うれしく思います。これからも末長くお付き合いください。

リクエストナイト!楽しかったです!クラップが聞こえるゴキゲンなナンバー(古い言い方でごめんなさい)に、ひと時 若返りました笑笑 このいつまでも続くコロナ禍に、長年愛読してた雑誌が休刊になったり、週一で楽しみにしてた美術番組が終わったり、時代がガラガラと音を立てて変わっていく気がします。松尾さんのこの番組は、終わることなくずーっとずーっと続けて欲しいと願っています。そしてSOUL TRAINを彷彿とさせるナンバーをたまにでよいから、かけて欲しいです。よろしくお願いします
(fantastic night・東京・64歳・女性)
先週に続いてのピックアップ。ここにもいらっしゃいましたね、「ゴキゲン」を愛用されるわが同志が!「時代がガラガラと音を立てて」のくだりでは、いろんなことを考えてしまいました。

松尾さん、スタッフの皆さん、こんばんは。今夜はベランダで少し霞んだ大きい月を見ながら、番組を楽しみました。すっかり春の風が吹いています。なんだか少し切ない風に感じたのは、どこかに置いてきた思い出にでも想いを馳せているからでしょうか。さぁ明日もがんばろう。
(こころ・東京・34歳・男性)
春は随所で軽率な行動が見られる一方で、物思いを誘う季節でもありますねえ。

来週もレギュラー・プログラム「メロウな風まかせ」をお届けします。

以上、ジャスティン・ビーバー“Peaches”はシルク・ソニックのアレと並ぶこの春屈指の名曲かも、松尾潔でした。


第430回 2021年3月29日放送分

いつもご清聴ありがとうございます。
今夜は今年初めてのリクエスト特集をお届けしました。
楽しかったな〜。来週も延長戦やりたいほどです…。
時間の都合で選べなかったみなさん、年内にもう一度予定している特集までお待ちください。
もちろんレギュラー・プログラムの中でも、随時リクエストにお応えしていきますよ。

さて、今週もたくさんのお便りをいただいております。ありがとうございます。いくつかご紹介させてください(以下、敬称略)

今日23日 とうとう4回目の年女birthdayでした。初めてマツキヨさんにメールしたのは46歳だったなー。過ぎると日々はあっという間ですね。コロナに振り回された一年。まだ収束には程遠いと感じています。これまで当たり前だったことがそうでなくなり、コロナを予防しながら新しい生活を築いていくときが来てるのかなと思います。メロ夜の時間だけは余計なことを考えずに大好きな音楽を楽しみ、心が深呼吸できてます。ほんとにありがたいことです!
(なべきち・山口・48歳・女性)
心が深呼吸できてます、とは素敵なフレーズですね。歌詞のような響きを感じます。

22日は、ain’t no mountain...や what's going on など聴くと胸がキュンとする懐かしい曲がかかり、良かったです。古い曲のリメイクでも点を線でつないでいく~やはり素晴らしい曲は不滅なんですね。Jeniffer Hudsonは、dream girlsでの one night only が忘れられません。未練と怒りと哀しみでぐちゃぐちゃな感情をあの声で、魂込めて肝っ玉が歌ってました。勝手申しますと、そういう歌唱は、この頃なんか民謡から演歌歌手になった方たちの歌にも感じるのです。リタイアして、テレビで歌番組を見たりするようになって思いました。R&Bとどこか似てると...
(fantastic night・東京・64歳・女性)
貴女の文章もR&Bとどこか似てます。いや、もっとブルージーかな…。

わたしは小さい頃、その姿も歌詞の内容も官能的過ぎて、ジュディ・オングの「魅せられて」を直視できませんでした。あれに「魅せられた」自分の姿を親に見られるのが恥ずかしかったのです。いまどきの若者はこのたびのリトグリによるカバーに接し、どのように感じるのか? 53歳のわたしは歌声がクールに感じ、サウンドにはダンスフロアオリエンテッドな印象を受けました。そしてZhaneを連想しました。「魅せられて」と「The Boss」はともに1978年のリリースなんですね。あの頃の音楽や映像には洋の東西を問わず、独特の色気を感じてしまいます。また、The Braxtonsのあのアルバムを手にすると抹茶アイスクリームを食べたくなる気持ちは、25年経った今も変わりません。どうでもいいことですが、散歩中に「肉バル」という看板を見て、アッシュフォード&シンプソンを聴きたくなったことがありました。
(Hot Butterfly・新潟・53歳・男性)
行間に漂うユルめのグルーブ! 今回はあえてツッコミや解説を付すことなくお届けしました。

来週はレギュラー・プログラム「メロウな風まかせ」をお届けします。

以上、テディ・ライリーが作ったZAN(ザン)のトラックには不滅のメロウがあると痛感、松尾潔でした。


第429回 2021年3月22日放送分

いつもご清聴ありがとうございます。
今夜はレギュラー・プログラム「メロウな風まかせ」をお届けしました。
久しぶりの“メロ夜の王道”という体感が私にはありました。みなさんはいかがでしたか。

さて、今週もたくさんのお便りをいただいております。ご厚情に心から感謝しつつ、いくつかご紹介させてください(以下、敬称略)

ラムトニックさんのメッセージですが、自分が彼の立場だったら、メロ夜世代のリスナーの方々に向けてメッセージを送ることができるだろうか? 恐らくそのように気丈ではいられないだろうと自問自答。これからの親との向き合い方、接し方を考えさせられました。プリンス・マーキー・ディーの訃報も本当に残念です。
(Hot Butterfly・新潟・53歳・男性)
先週、ボーイズIIメン版“I Miss You”のリクエストと共にご紹介した、ラムトニックさんのメッセージ。91歳のお母様を送られた53歳の男性の心情が、率直に綴られていました。その静かな力強さはメロ夜世代のみなさんにとって大いに問題提起となった模様。Hot Butterflyさんのほかにも反響がいくつか寄せられています。

3月15日放送で、お母様に捧げた曲、 I Miss Youは、泣けました。2009年75歳の母の日に天に召された母を思い出しました。ありがとうございました。リクエストは、3年前から老人施設にいる父に捧げたいです。コロナで会えませんがメールができるので、つながっています。今年、86歳、長生きしてほしいです。
(還暦は、厄年。・埼玉・59歳・男性)
拝察するに、お父様は同世代のお連れ合いを70代半ばで送られたのですね。喪失感はたいへんなものだったはず。それからの日々は言葉にできないような寂しさもあったでしょう。でも心優しきご子息の存在のおかげで、幸せを噛みしめる歳月でもあったと思います。メールを使いこなす86歳、すばらしいじゃないですか。ご健康とご長寿を心より祈念いたします。

ロビン・シックのブラードラインは2010年台半ばに米国に出張していた頃によく耳にして気に入っていました。恥ずかしながらマービン・ゲイの親族との訴訟のことも知りませんでした。改めて黒い夜と聴き比べた感想はマービン・ゲイが生きていたら訴えていなかったのではということ。この機会にロビン・シックの初期の作品を聴いていて、マービン・ゲイはじめ先達への愛情や尊敬の念が感じられたからです。まぁ、マービン本人さんも思いっきり訴えていたかもしれませんが。松尾さんのおかげで音楽の楽しみが広がってます。
(アヒルアヒル・東京・53歳・男性)
先月に続いてのご紹介。前回は、2015年頃にやはりご出張先のニューヨークで観たミュージカル『シカゴ』にブランディが出演していて、以来なんとなく彼女のことが気になる、というお便りでしたね。アヒルアヒルさんはR&Bとの理想的な出会いを(私の知るかぎりでも二度も)果たされているのに、どこか飄々とした佇まい。きっと風通しの良い方なんだろうな。なんとも魅力的です。

NHK-FMの名物企画に「今日は一日○○三昧」がありますが、そろそろ松尾潔三昧の予定はありますでしょうか?
(あんぽ柿・福島・37歳・男性)
残念ながら、現在のところそのような予定はございません!

来週はみなさんお待ちかね、今年最初のリクエスト特集です。
まだ間に合います。この機会に我こそはという方は、今すぐにどうぞ!

以上、リクエストには気の利いた文章を添えなきゃなんて気負いは不要ですよ、松尾潔でした。


※過去3回分を掲載しています。
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