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2021年10月の放送予定

西洋における日本語教育の歴史

講師:小川 誉子美(横浜国立大学教授)

西洋では、16世紀から20世紀にかけ、さまざまな国が日本語を学んできました。彼らはどのようなねらいで日本語を学ぼうとしたのでしょうか。西洋人の日本語教育の歴史を研究している横浜国立大学教授 小川誉子美さんをお招きし、各国が外交戦略と日本語学習をどう結びつけてきたのかなどについて語っていただきます。

放送は5回シリーズ。
聞き手:NHK放送研修センター日本語センター 秋山和平アナウンサー

出演者プロフィール

小川誉子美(おがわ よしみ)

小川 誉子美(おがわ よしみ)

1960年岐阜県生まれ。早稲田大学第一文学部(仏文)卒業。
筑波大学大学院地域研究研究科修了。ソフィア大学、ヘルシンキ大学(日本語教育担当)を経て、現在、横浜国立大学教授。博士

<主な著書>
『蚕と戦争と日本語~欧米の日本語理解はこうして始まった』ひつじ書房(2020年)、『欧州における戦前の日本語講座』風間書房(2010年)


2021年9月の放送予定

品種の名からたどる米の歴史

講師:佐藤 洋一郎(京都府立大学特別専任教授)

日本人にとって特別な食べもの「米」。国内で栽培されている食用米の品種は270を超えます。植物遺伝学がご専門で日本の米作りの歴史に詳しい佐藤洋一郎さんをお招きし、米の品種の名前を手掛かりに、古代から現在に至るまでの日本の米作りについて語っていただきます。

放送は4回シリーズ。
聞き手:NHK放送研修センター日本語センター 秋山和平アナウンサー

出演者プロフィール

佐藤 洋一郎(さとう よういちろう)

佐藤 洋一郎(さとう よういちろう)

1952年 和歌山県生まれ。1977年 京都大学農学部農学科卒業、1979年同大学大学院農学研究科農学専攻修士課程修了。1983年国立遺伝学研究所研究員などを経て、現在、京都府立大学文学部特別専任教授。

<主な著書>
『コシヒカリより美味い米 お米と生物多様性』朝日新書(2010年)、『稲と米の民族誌 アジアの稲作景観を歩く』NHKブックス(2016年)、『米の日本史-稲作伝来、軍事物資から和食文化まで』中公新書(2020年)、『日本のイネ品種考 木簡からDNAまで』臨川書店(2019年)※編集


2021年7月の放送予定

戦国時代の図書館に求められたもの

講師:新藤 透(國學院大學文学部教授)

戦国時代、日本中に書籍が浸透して、京都の文化が地方へと伝播しました。この時期に各地で図書館的な活動が行われました。当時の図書館はどういったもので、どのような役割を果たしていたのでしょうか。図書館情報学と日本史を専門とする國學院大學 新藤透教授に語っていただきます。

放送は5回シリーズ。
聞き手:NHK放送研修センター日本語センター 秋山和平アナウンサー

出演者プロフィール

新藤 透(しんどう とおる)

新藤 透(しんどう とおる)

1978年 埼玉県生まれ。筑波大学大学院博士後期課程修了 博士(学術)。現在、國學院大學文学部教授。

<主な著書>
『戦国の図書館』東京堂出版(2020年)、『図書館の日本史』勉誠出版(2019年)、『図書館と江戸時代の人びと』柏書房(2017年)


2021年6月の放送予定

戸籍からみる古代の家族と社会

講師:今津 勝紀(岡山大学教授)

人の出生から死亡に至るまでの家族関係を登録する「戸籍」。その始まりは7世紀後半とされます。日本古代史を専門とする岡山大学教授の今津勝紀さんをお招きし、今に残されている古い戸籍をもとに古代の人々の営みや社会などについて推測します。

放送は4回シリーズ。
聞き手:NHK放送研修センター日本語センター 秋山和平アナウンサー

出演者プロフィール

今津 勝紀(いまづ  かつのり)

今津 勝紀(いまづ かつのり)

1963年、東京都生まれ。1986年、岡山大学文学部史学科卒業。1991年、京都大学大学院文学研究科国史学専攻研究認定退学。現在、岡山大学大学院社会文化科学研究科教授。

<主な著書>
『日本古代の税制と社会』塙書房(2012年)、『戸籍が語る古代の家族 (歴史文化ライブラリー)』吉川弘文館(2019年)


2021年5月の放送予定

日本語オペラはこうして生まれた

講師:大西 由紀(東京大学大学院総合文化研究科学術研究員)

20世紀初頭に西洋から日本へ入ってきた歌劇「オペラ」は、大きく2つの流れにわかれて発展してきました。ひとつは既存の海外オペラの翻訳上演、もうひとつは日本人の手で最初から作詞作曲した創作オペラです。どちらも日本語で歌われて、大正時代に浅草で人気を博しました。東京大学大学院総合文化研究科学術研究員の大西由紀さんに、日本語オペラの夜明けから浅草オペラ誕生までを語っていただきます。

放送は5回シリーズ。
聞き手:NHK放送研修センター日本語センター 秋山和平アナウンサー


出演者プロフィール

大西 由紀(おおにし ゆき)

大西 由紀(おおにし ゆき)

1979年 愛媛県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科 学術研究員・博士(学術)。日本比較文学会、日本演劇学会会員。

<主な著書>
『日本語オペラの誕生』森話社(2018年)、『オペラ/音楽劇研究の現在』共編著 水声社(2021年)、『浅草オペラ舞台芸術と娯楽の近代』共著 森話社(2017年)


2021年4月の放送予定

歴史資料からみる古代の道路事情

講師:中村 太一(北海道教育大学教授)

現在、日本全土に張り巡らされた国道の総延長は、およそ5万4千キロメートル。これは地球をほぼ1周と3分の1回転する長さです。では、日本の古代の国道は、どのような道路だったのでしょうか。『日本書紀』には道路の名称などが記されていて、それを材料に大和王権が計画したルートなどが推測できるといいます。今回は、日本古代の交通・都市計画や流通経済の専門家として活躍している北海道教育大学教授の中村太一さんに、古記録にみる日本古代の道路事情についてお話をうかがいます。

放送は4回シリーズ。
聞き手:NHK放送研修センター日本語センター 秋山和平アナウンサー


出演者プロフィール

中村 太一(なかむら たいち)

中村 太一(なかむら たいち)

1966年東京都生まれ。1988年國學院大学文学部史学科卒業後、1995年國學院大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了。同大非常勤講師、国立歴史民俗博物館非常勤講師を経て、現在、北海道教育大学教授。

<主な著書>
『古代道路―古代を考える』共著、吉川弘文館(1996年)、『日本古代国家と計画道路』吉川弘文館(1996年)、『日本の古代道路を探す―律令国家のアウトバーン』平凡社新書(2000年)、『日本古代の都城と交通』八木書店出版部(2020年)
 


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