7月12日(日)放送

堀江 恵太(ほりえ けいた)バイオリン/堀江 牧生(ほりえ まきお)チェロ

堀江 恵太(ほりえ けいた)バイオリン/堀江 牧生(ほりえ まきお)チェロ

■堀江恵太(ほりえ・けいた/バイオリン) 
大阪府出身。大阪府立北野高等学校を経て、京都市立芸術大学を首席卒業。京都市長賞などを受賞。ウィーン国立音楽大学に留学し、ライナー・キュッヒル氏のもと修士過程を最優秀で修了。2012年 第6回横浜国際音楽コンクール大学の部 第1位、2015年 第19回高槻音楽コンクール第1位。ジョージア(旧称グルジア)国立トビリシ音楽大学オーケストラ、日本センチュリー交響楽団と共演。ブランデンブルグ交響楽団(ドイツ)で活躍する他、京都市立芸大オーケストラ、ウィーン・プロアルテ管などで度々コンサートマスターを務める。群馬交響楽団にも客演コンサートマスターとして出演。

■堀江 牧生(ほりえ・まきお/チェロ)
大阪府出身。大阪府立夕陽丘高等学校から東京音楽大学付属高等学校に編入。東京音楽大学を経て、モスクワ音楽院を修了。ナターリア・シャホスカヤ女史に師事。これまでにスロバキア国際チェロ・フェスティバル第1位、2008年 第77回日本音楽コンクール入選、2008年 第12回松方ホール音楽賞、2009年 第19回青山音楽賞新人賞、2012年 第10回ビバホールチェロコンクール第2位。大阪フィルハーモニー交響楽団をはじめとする関西のオーケストラと共演。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

■堀江恵太(ほりえ・けいた/バイオリン)

1)自分の楽器の好きなところは?
A)無伴奏のレパートリーはかなり限られていて、多くの場合だれかと一緒に弾くことになります。他の人と共演することが好きな私は、それだけでとても楽しいです。役割としては旋律を担当することが多く、それはそれでとても魅力的なのですが、時として内声やオブリガートを奏することもあり、そのような音楽をより生き生きと色づけるためのパートを弾くことにも喜びとやりがいを感じます。

2)一番好きな作曲家は?
A)素晴らしい作曲家の方々が多く、心から尊敬しております。「一番」を決めるのは難しいですが、アルバン・ベルクが大好きです。バイオリン協奏曲、抒情組曲、オペラ「ルル」が特に好きです。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)塾で数学を教える先生になりたかったです。

4)自分の長所&短所は?
A)長所:物事を論理的に考えることができることでしょうか。
      短所:時として感情よりも理論を優先してしまうこと。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)ウィーン留学中に師事していたライナー・キュッヒル先生。「理論」を土台にしながらも、「生き生きと・自由に」表現することを教わりました。またシュポアなどバイオリン二台の楽曲を一緒に弾いてくださり、かけがえのない経験でした。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)落語にはまっています。伏線をはりながらオチへと向かっていく。また、作品を生き生きと伝えるため、登場人物を演じる。音楽と共通点が多いように思います。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)アルバン・ベルクのバイオリン協奏曲には「ある天使の思い出に」という副題がついていて、18歳の若さで亡くなったマノン・グロピウスという少女(アルマ・マーラーの娘)へのレクイエムとして作曲されました。第一楽章と第二楽章の間にマノン・グロピウスが亡くなった日付(1935. 4. 22)が(音の長さで)作曲されているのを見つけたとき、ベルク本人が書いた手紙の暗号を解き明かした気分になり、大変感動しました。

■堀江牧生(ほりえ・まきお/チェロ)

1)自分の楽器の好きなところは?
A)自分が楽器を好きなことに理由がないので、好きなところは見つかりませんでした。基本的に誰かと弾く楽器なので、好きな人とできるときはとても楽しいです。

2)一番好きな作曲家は?
A)共感できる、理解できる、尊敬できる、ウケが良い、弾きやすい、その他いろいろありますが、厳密に好きという概念はありません。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)自分が責任と誇りを持ってできる仕事なのであれば音楽家以外の何でもやりたいと思います。

4)自分の長所&短所は?
A)長所も短所も他の人が決める事だと思いますが、こういったひねくれたことを言うのが短所だと思います(笑)

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)バイト先の上司。生き方や人生観など、凄く尊敬しています。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)昼ごはんの弁当代を、いかに低価格に抑えるかではまってます。大食らいで、弁当とカップラーメンを食べるので、なかなか700円以下が難しいです(笑)

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)適当に買った馬券のオッズが、一番高配当だったときです、もちろん外れましたが。


7月5日(日)放送

山本 楓(やまもと かえで)オーボエ

山本 楓(やまもと かえで)オーボエ

栃木県出身。
東京藝術大学を卒業後、同大学大学院音楽研究科、及び英国王立音楽院にて修士課程を修了。
2010年 第7回日本管弦打楽器ソロ・コンテスト高校生木管楽器部門グランプリ受賞。
2013年 第18回コンセール・マロニエ21木管部門第2位。
2017年 第34回日本管打楽器コンクール入選。
2019年 第88回日本音楽コンクール第1位。
現在は主要オーケストラの客演を務めつつ、アンサンブルやソロでも積極的に活動を広げている。ぱんだウインドオーケストラ団員。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)バロック時代の作品が充実していること。

2)一番好きな作曲家は?
A)J.S.バッハです。大学時代にバッハカンタータクラブというサークルに入って、素晴らしいカンタータにいくつも出会いました。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)図書館司書か、栄養士さん?

4)自分の長所&短所は?
A)長所は、じっくりゆっくり考えること。短所は、効率よくパパッと考えられないこと(笑)。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)実は人からの影響は受けやすく……先生、友人、家族はもちろん、今まで出会ったすべての方々に影響を受けてきたと思います。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)パン作り♪(ホームベーカリー)

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)イギリス留学中の日々が、常に感動の連続でした。素晴らしい音楽や美術に触れたり、歴史や自然を肌で感じたり、温かい人々と出会ったり…どの経験も、一生の財産になったと思います。


6月28日(日)放送

東 亮汰(ひがし りょうた)バイオリン

東 亮汰(ひがし りょうた)バイオリン

1999年生まれ。横浜市出身。
2019年、第88回日本音楽コンクール第1位。
2011年、第65回全日本学生音楽コンクール小学校の部東京大会第1位、全国大会第2位及び横浜市民賞(聴衆賞)。2013年、第67回全日本学生音楽コンクール中学校の部東京大会、全国大会第3位及び横浜市民賞。2019年、第35回かながわ音楽コンクール一般の部第1位等、多数のコンクールで優勝、入賞。
2016年、桐朋学園の学生で結成したポローニア・クァルテットとしても活動している。
これまでに東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ハマのJACKオーケストラなどと共演。
現在、桐朋学園大学音楽学部3年在学中。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)右手、左手の細やかな違いによって敏感に音に反映される奥深さ。音色の多彩さ。美しいフォルム。

2)一番好きな作曲家は?
A)バッハ、ベートーベン、ブラームス、ショスタコーヴィチ。1人には絞れず…。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)サッカー選手。チーム内で互いにゴールまでのイメージを共有しながらゴールを目指す、一人一人の動き次第で無限のパターンがあるスポーツ。チームやサポーターが一丸となって勝利を掴み取る喜びを味わってみたいです。

4)自分の長所&短所は?
A)これと思ったことにのめり込む、のめり込みすぎる。良くも悪くもマイペース。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)小澤征爾、ヘルベルト・ブロムシュテット、ネルロ・サンティ等々、偉大な指揮者たち。
幼い頃、彼らの指先から繰り出される音楽に魅了され、音楽の道を志す大きなきっかけになりました。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)映画、世界遺産、サッカーゲーム、乃木坂46・・・
どれも欠かせない、数年変わらぬマイブームです。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)幼い頃からの、憧れであり大きな目標のひとつであった、日本音コン本選のステージで演奏していた時。
 


6月21日(日)放送

はざた 雅子(はざた まさこ)カンテレ

はざた 雅子(はざた まさこ)カンテレ

フィンランドの民族楽器「カンテレ」を日本に紹介し、全国各地で演奏活動を行っている。フィンランドに古くから伝わる民謡音楽やクラシック、オリジナル曲など幅広い曲を演奏する。
1985年、フィンランドで催されたカンテレサマーキャンプに参加して、カンテレの音色に魅了される。シベリウス音楽院でリトゥヴァ・コイスティネンに師事。カンテレ・アンサンブル「カエンピーカ」の一員となり、フィンランド国内で演奏活動。
1991年の復活祭でローマ教皇にカンテレを披露。1994年帰国以後、カンテレの普及、後進の育成にあたる。カンテレ独奏をはじめ、オカリナとの共演など7枚のCDをリリース。TV、ラジオ番組、新聞、雑誌などメディアでも取り上げられる。最近は大型カンテレのみならず、小型(5弦)カンテレの普及にも努めている。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)弾いていて心地好い。

2)一番好きな作曲家は?
A)バッハ

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)作家になりたかった。

4)自分の長所&短所は?
A)長所は根気強いこと。短所はしつこい。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)教皇ヨハネ・パウロ2世

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)小さいカンテレ(5弦)を楽しむこと。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)カンテレの音を初めて聴いたとき


6月14日(日)放送

三原 未紗子(みはら みさこ)ピアノ

三原 未紗子(みはら みさこ)ピアノ

神奈川県藤沢市生まれ。2019年第26回ヨハネス・ブラームス国際コンクール(オーストリア)ピアノ部門にて優勝し、一躍注目を浴びる。
桐朋学園大学音楽学部、同研究科を修了。ドイツ国立ベルリン芸術大学を最高位で卒業。平成29年度文化庁新進芸術家在外研修員としてオーストリア国立ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学大学院に在籍し首席卒業。2018年に帰国。
第24回ABC新人コンサート・オーディション最優秀音楽賞、グランド・プライズ・ヴィルトゥオーゾ・ザルツブルグ国際音楽コンクール2016第1位、第12回ルーマニア国際コンクールピアノ部門第1位、併せて日本ルーマニア音楽協会理事会賞。2017年第5回アルコバッサ国際室内楽コンクールにて第2位(最高位)、併せてポルトガル作品最優秀演奏賞を受賞。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)明るい音も、深い音も、包み込んでくれるような響きがあるところ。

2)一番好きな作曲家は?
A)ベートーベン。弾く時は難しさも感じつつ、その凄さにはいつも感動します。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)小学生の頃、テレビドラマの影響でアナウンサーに憧れたことがありました。

4)自分の長所&短所は?
A)長所:責任感があるところ。これと決めたらやりきろうと努力します。
      短所:がんこ

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)ジャック・ルヴィエ先生。彼と勉強ができた時間は、何にも変えられない貴重なものです。またとても人間味溢れる方で、先生の音楽に対する姿勢からも多くの影響を受けました。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)まだ始めたばかりですが、ピラティスを続けていきたいです(大抵続かないので…笑)。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)ブラームス国際コンクールのファイナルで、オーケストラと音が重なった瞬間。
心の底から震えました。


6月7日(日)放送

森野 美咲(もりの みさき)ソプラノ

森野 美咲(もりの みさき)ソプラノ

岡山県岡山市出身。ウィーン在住。
東京藝術大学を卒業後、ウィーン国立音楽大学修士課程を首席で修了。
2014年、オーストリアのガルス音楽祭でヨーロッパデビュー。以後、シェーンブルン宮殿劇場、ウィーン楽友協会等で数々のオペラやコンサートに出演。
東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、シンフォニエッタ・バーデン等、国内外のオーケストラとも共演を重ねる。
2018年、第87回日本音楽コンクール声楽部門第1位。ほか、国際コンクールに多数入賞。
2019年、第30回五島記念文化賞オペラ新人賞 受賞。
同年9月、ウィーン・フィル主催のオペラ夏期アカデミーに、モーツァルトの歌劇「偽の女庭師」タイトルロールで出演。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)言葉があるところです。詩と音楽を通して歌という芸術を発信したり、届けたりできるというのは夢のように幸せなことだと思います。

2)一番好きな作曲家は?
A)一番を選ぶのは無理です!
聴いても歌っても最高に楽しいのはモーツァルト、感動してしまうのはリヒャルト・シュトラウスでしょうか。ウィーンのオペレッタの作曲家たちも大好きです!

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)小さな頃はお花屋さんか、ケーキ屋さんになるのが夢でした。学生時代にはアナウンサーにも憧れました。

4)自分の長所&短所は?
A)長所は、人に恵まれることです。たくさんの方との出会いをきっかけに、いろいろな経験をさせていただいています。
短所は、やってみたい事が多すぎるせいか、少しおっちょこちょいなところです。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)歌手のエディタ・グルベローヴァさんです。2016年に彼女のマスタークラスで歌う機会があり、気さくな人柄と音楽に向き合う真摯な姿勢にとても胸を打たれました。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)美味しいものを作ることと、筋トレです!
日本食やアジアの料理が恋しくなると、友人を招いてはひたすら好きなものを作って食べる!という会を開催しています。
また、最近は公演などの移動が多いので、スタミナを切らさないよう筋トレを頑張っています! 

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)公演前のウィーン国立歌劇場の舞台に立たせていただいた時です。言いようもなく感動して、わくわくしました。
日本音楽コンクールで歌ったラフマニノフの歌曲「なんとすばらしい所」。題名の「すばらしい所」は、桃源郷のような美しい花に満ちた場所を表していますが、私にとっての「すばらしい所」は間違いなく舞台の上だと思い、あのとき歌劇場の舞台から見えた光景を想像しながら歌いました。

5月31日(日)放送

北川 千紗(きたがわ ちさ)バイオリン

北川 千紗(きたがわ ちさ)バイオリン

愛知県生まれ。岐阜県にて3歳半よりバイオリンを始める。大垣市文化奨励賞、市民大賞受賞。
2011年ベートーベン国際コンクール(ウィーン)、2013年ユーロアジア国際コンクール(東京)、2014年国際ソロバイオリンコンクール(クレモナ)において最年少第1位受賞。
2016年第25回ABC新人コンサート最優秀音楽賞、ナウェンチュフ国際バイオリンコンクール(ポーランド)部門総合グランプリ。
2017年バルトーク国際バイオリンコンクール(ブダペスト)審査員特別賞と3つの特別賞。
2018年シンガポール国際バイオリンコンクール第2位、あわせて聴衆賞、第1回国際ヴィクトル・トレチャコフバイオリンコンクール(ロシア)第2位。
2019年チャイコフスキー国際コンクール(ロシア)セミファイナリスト。
これまでにサヴァリア交響楽団、シベリア州国立交響楽団、シンガポール交響楽団、リスト音楽院管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団、日本センチュリー交響楽団など多数共演。ラ・フォル・ジュルネTOKYO、飛騨高山音楽祭、ウィーン、シンガポールでの国際音楽祭に出演。
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学卒業。現在、桐朋学園大学大学院修士課程在学中。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)低い音、低い響きがでるところ。オーケストラなどの合奏で音楽の土台を作っていると感じられる瞬間が一番好きです。

2)一番好きな作曲家は?
A)ベートーベン

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)文系科目の教員を目指していたと思います。鉄道関係の仕事にも就きたかったです。

4)自分の長所&短所は?
A)良くも悪くもマイペースで負けず嫌いです。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)とても勤勉な両親です。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)趣味程度に手芸やゲームもしますが、今はコントラバスを弾いている時間が楽しいです。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)こどもたちを対象としたオーケストラの演奏会で、はじめはつまらなさそうに聴いていた子も楽器の音や特徴を知り、演奏を聴いていくうちにだんだんと興味を持ち、キラキラとした顔で前のめりに演奏を聴いている姿を見たときです。私自身も小学生の頃、全く同じ体験をして楽器を始め、今こうして楽器を弾いている事にも改めて気付かされました。


5月24日(日)放送

須藤 千晴(すどう ちはる)ピアノ

須藤 千晴(すどう ちはる)ピアノ

東京藝術大学卒業。ドイツ政府給費留学生としてドイツ国立ベルリン音楽大学に留学。
1996年、第4回Jr.ジーナバックアウワー国際ピアノコンクール入賞。2005年、第4回ザイラー国際ピアノコンクール、2006年、第3回ベルリンピアノコンクール、2010年、ASTI国際音楽コンクールにて上位入賞。
これまで、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」「宮崎国際音楽祭」などに出演。近年は作曲活動も開始し、クラシックのみにとどまらないジャンルを超えたプログラミングによるコンサートも行なっている。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)ピアノが1台あれば、自分の大好きな楽曲(そのオリジナルがどのような編成であっても)を、努力してアレンジすることで、自分自身でも演奏できる可能性が高いところ。夢が現実になるような瞬間です。

2)一番好きな作曲家は?
A)「一番」を決めるのはやはりとても難しく、年を重ねるごとに変化してきている部分もありますが、シューマンやブラームスが大好きだったドイツ留学時代から、帰国後シェーンベルクにはまっていた時期、そして今はガーシュウィンが大好きです。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)助産師さん、もしくはヘアメイクアップアーティスト

4)自分の長所&短所は?
A)長所:決めたことはやり遂げるところ、それから、とても単純で分かりやすいところ(笑)
      短所:興味のないものに対しては全くと言えるほど情熱を注げないところ

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)人生のターニングポイントと言える時期にいつも助言を下さって私を動かして下さった黒田亜樹さん。ピアニストとしてもとても尊敬しています。
そしてやはり、両親の存在は今になって改めて大きいものだと実感しています。ピアノにおいても勉強においても、「~~をやりなさい」と言われたことは一度もなく、常に私の自主性を尊重して好きなことに打ち込む環境を与えてくれたことに心から感謝しています。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)お味噌汁作り

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)感動した瞬間はたくさんあるので、これも「一番」を決めるのは難しいのですが(そしてかなりの感動屋なので…笑)、でもやはり、日々過ごしていく中で幸せなことや嬉しいことがある反面、悲しかったり辛いなと思う出来事にも少なからず直面します。そういう局面においても、ピアノと向き合うたびに「自分にはやっぱりピアノがあって良かった」と再認識することができているように思います。自分にとってそう思えるほどかけがえのないものに出会えたということを実感するたび、いつも心の中で、一人静かに感動を覚えています。


5月17日(日)放送

高橋 維(たかはし ゆい)ソプラノ

高橋 維(たかはし ゆい)ソプラノ

東京学芸大学卒業。同大学院を経て東京藝術大学大学院修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。修了時に奨励賞、優秀賞受賞。平成28年度(第27回)五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
2015年二期会ニューウェーブ・オペラ「ジュリアス・シーザー」クレオパトラでデビュー。以降、二期会「魔笛」夜の女王、「フィガロの結婚」スザンナ、「ナクソス島のアリアドネ」ツェルビネッタ、「ウィーン気質」ペピと目覚ましい活躍を遂げている。
コンサートでも、バッハ、ヘンデル等の宗教曲をはじめベートーベン「第9」などに出演。
これまでに日本フィル、読響、神奈川フィル等国内主要オーケストラと共演を重ねている。
2017年よりウィーンで研鑽中。二期会会員。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)ほかの楽器と違い言葉を紡げるところ。身体にくっついているので、感情と直結していて演技ができるところ。
持って生まれたもの(性別や見た目や、自分の特性)で左右されるのが辛いところでありおもしろいところだと思います。
高橋維個人の楽器としては、繊細な表現ができるところです。メッセージ性を失わず技巧的なことができる楽器だと思っています。超元気な声ではないけど、しっとりしていて陰りがあるところが好きだと言われたことがあり、嬉しかったです。

2)一番好きな作曲家は?
A)同じ作曲家でもいろいろな面が見えるので、作曲家よりも作品を好きになることが多いです。あとは観ているのとやってみるのとで好きな作品や作曲家も異なることがあります。なので、一人に絞るのはとても難しいです。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)大好きな漫画やアニメの影響で、幼い頃はくノ一になりたいと思っていました(笑) 今でもファンタジーの世界や自分以外の何かになることに憧れがあって、それが今やっていること(オペラ歌手)につながっているのかもしれません。

4)自分の長所&短所は?
A)長所も短所も「マイペース」です!

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)両親は言わずもがなですが、2つ年下の妹でしょうか。すごく仲良しなのですが性格が全然似ていなくて、彼女の考え方から学ぶことがたくさんあります。妹は今アナウンサーとして働いていて、同じ人前に出る仕事をしているという共通点でいろいろ話し合うこともあります。ラジオでのしゃべり方にダメ出しが来るかもしれません(笑)

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)普段から気分転換を大切にしているのですが、今日は何を飲もうかな、食べようかなと考えながら夕食の支度をするのが最近一番の気分転換でありマイブームですね。お酒を飲むのが好きなので、それに合わせてメニューを考えるのが楽しいです。忙しい時ほど台所に向かうとストレス解消になることを最近発見しました!

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)初めて大きな舞台で夜の女王を歌い、拍手をもらった瞬間が忘れられないです。東京二期会オペラ劇場でのデビューでしかも会場は満席、死ぬほど緊張していました。夜の女王のアリアは私がコロラトゥーラソプラノになるきっかけとなった曲で、これをついに舞台で歌えるんだという喜びもありました。アリアを歌い終わった瞬間、たくさんの拍手の音がどしゃぶりのように聞こえたのをよく覚えています。


5月10日(日)放送

伊藤 美香(いとう はるか)ビオラ

伊藤 美香(いとう はるか)ビオラ

北鎌倉女子学園高等学校音楽科(バイオリン)を卒業し、ビオラ専攻として東京音楽大学・同大学院修士課程修了。在学中に特待生奨学金を得る。くらしき作陽大学音楽学部研究生修了後、同大学の非常勤講師を勤め、現在、尚美学園大学オーケストラ演奏員、オーケストラ・トリプティークの団長。別宮貞雄氏の「ビオラ協奏曲」を井上道義氏指揮によるオーケストラ・アンサンブル金沢と共演。また、西村朗氏の「ビオラ協奏曲」、水野修孝氏の「ビオラ協奏曲」(初演)を、水戸博之氏指揮によるオーケストラ・トリプティークと共演。西村朗氏の「無伴奏ビオラ・ソナタ第3番〈キメラ〉」を初演。これまでにビオラを兎束俊之氏に師事。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)ビオラには、哲学的な作品が多い。内向的な芸術がビオラの世界にはあると思う。

2)一番好きな作曲家は?
A)基本的には、日本人作曲家の作品が好き。今の自分の活動目標のきっかけとなった作曲家は、別宮貞雄先生で、ビオラ協奏曲やアルト・サクソフォーンとピアノのための「街の歌」の作品など素晴らしい。そして活動の幅や深さがが広がった作曲家としては、西村朗先生。西村先生の世界観がとにかく好き。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)陸上選手。絵描きさん。新聞記者。

4)自分の長所&短所は?
A)長所:実行力がある。物事を曖昧にせず、はっきりと自分の意見を言えること。正直者。竹を割ったような性格。
      短所:即断即決過ぎて周りを置いてきぼりにしてしまう傾向に。馬鹿正直すぎる。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)師匠の兎束俊之先生。先生の音楽芸術論に感銘を受けた。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)自分が情熱を注いでいると、自信たっぷりに言えることは・・・オーケストラ・トリプティークの団長を務めているので、オーケストラ・トリプティークに関連する全ての事。趣味として情熱を注いでいるのは、子供の頃からぬいぐるみを集めるのが好き。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)音楽については常に感動しているので・・・一番感動した、記憶にはっきりとある、感動した瞬間は・・・小学校六年生の修学旅行で行った日光の夜の、満天の星の夜空。本当に素晴らしかった。


5月3日(日)放送

齊藤 健太(さいとう けんた)サクソフォーン

齊藤 健太(さいとう けんた)サクソフォーン

東京都出身。
洗足学園音楽大学及び、東京藝術大学別科を卒業。
第31回及び第34回日本管打楽器コンクールサクソフォーン部門第3位、第9回国際サクソフォンコンクール ノヴァゴリツァ(スロベニア)第2位、第7回アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー ディナン)第1位。
これまでにサクソフォーンを金井宏光、二宮和弘、須川展也、池上政人、林田祐和の各氏に、室内楽を池上政人、有村純親の各氏に、ジャズサクソフォーンを佐藤達哉、MALTAの各氏に師事。
Saxophone Quintet “Five by Five”では「KENTA」として活動。ブリッツフィルハーモニックウインズ コンサートマスター。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)多彩な音色が出せるところ。ジャズやクラシックの違いはもちろん、輝かしい音、ダークな音、暖かい音、悲しい音、人間の持つ様々な感情を意のままに表すことが出来る。

2)一番好きな作曲家は?
A)1番を決めるのはとても難しいけれど、強いて言うならラフマニノフ。どこまでも美しい和声、エキゾチックなメロディなど聴く度に感動を覚える。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)今となっては、と言うよりサックスを始めてから音楽家以外の選択肢が消えていた。 音楽家以上に自分の心にフィットする職業が思いつかない。小学生の頃はインドア派で家に帰ればパソコンに向かっていたので、システムエンジニアなんかになりたいと思っていた。

4)自分の長所&短所は?
A)長所は練習したらそれだけに集中出来ること。学生の頃は休憩なしで4~5時間練習している事もあった。短所は自分の興味の無いことは手につかない事。痛い目を見る前に直さなければとは常々思っている。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)間違いなく中学時代の恩師だと思う。当時から大好きで背中を追い続けていた須川先生や、大学時代に僕にサクソフォーンの演奏の基礎から音楽のスタイル、エチケットを叩き込んで下さった池上先生にも沢山影響を受けていると思うが、中学時代の恩師に出会わなければサクソフォーンを今まで続けることは絶対に無かったと思う。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)サクソフォーンでのロマン派音楽の演奏。1840年代に発明されたサクソフォーンにはこの時代の作品はほとんど存在しない。しかし、この時代の音楽とサクソフォーンの多様な色彩感が合わされば、オリジナルの楽器で演奏した場合とは違った新しい側面を多分に引き出すことが出来るのではないか?と考えている。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)安直な答えかもしれないが、ディナンのコンクールで優勝が決まった瞬間。日本サクソフォーン協会のジュニアコンクールに高校二年生の時に参加して以来、地方のコンクールでは優勝した事はあっても、大規模なコンクールでは1度も勝った事はなかった。劣等感を感じながらも、最初のコンクールから10年間必死に努力してきた成果を最高の場で出すことができて本当に嬉しかった。これまでの人生で初めて、嬉しさの余り涙が出た。


※過去2ヶ月分を掲載しています。

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