10月24日(日)放送

入江 一雄(いりえ かずお)ピアノ

入江 一雄(いりえ かずお)ピアノ

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学・同大学院を首席で卒業・修了。
2012年9月よりチャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院研究科に在籍。2016年夏に同課程を修了しティプロマ取得。
第77回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、第1回CWPM(ポルトガル)第5位入賞他受賞多数。幅広いレパートリーの中でも特にプロコフィエフの作品演奏を自身のライフワークとし、ピアノソナタ全曲演奏会(2018年10月〜2019年2月、全3回)を成功させた。ソロ活動に加え新日本フィル・東京フィル・日本フィル・芸大フィルなどの国内主要オーケストラとの共演や、若手演奏家からベテラン奏者まで幅広い音楽家との室内楽・アンサンブル機会も多い。近年ではN響第1コンサートマスター篠崎史紀氏から絶大な支持を受け、同氏リサイタルや室内楽公演で多くの共演機会を得る。これまでに植田克己、エリソ・ヴィルサラーゼら著名な音楽家に師事。現在、桐朋学園大学及び昭和音楽大学ピアノ科非常勤講師。銀座王子ホールレジデンス「ステラ・トリオ」メンバー。あおによし音楽コンクール奈良審査員。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)実演に携われる作品数が多いことや、楽器の可能性が無限(他編成の作品も編曲を通して演奏できる等)なところ

2)一番好きな作曲家は?
A)プロコフィエフ

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)プロ野球選手、数学に関連する分野

4)自分の長所&短所は?
A)長所:粘り強く物事に立ち向かうことができる
      短所:マルチタスクが向かない

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)モスクワ留学時代の師匠、エリソ・ヴィルサラーゼ先生

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)世の流れに沿った普段の過ごし方の探究(おうち時間を有意義にするための)

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)ロシア圏の音楽家による演奏会を聴きに行った時の、奏者の意気込みやお客さんのリアクションなど(モスクワ、サンクトペテルブルクにて)


10月17日(日)放送

三浦 謙司(みうら けんじ)ピアノ

三浦 謙司(みうら けんじ)ピアノ

1993年神戸生まれ。13歳で単身渡英、ロンドンのパーセル・スクールに入学。2011年ロンドン王立音楽アカデミー、ベルリン芸術大学、カーティス音楽院の受験にすべて合格、ベルリン芸術大学へ進学。一度音楽の道から離れるも、2014年ベルリン ハンス・アイスラー音楽大学へ入学し研鑽を積む。2019年ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクール、ピアノ部門で優勝および3つの特別賞を獲得。
また2019年、第4回マンハッタン国際音楽コンクール金賞、2017年、第1回Shigeru Kawai国際ピアノコンクール優勝、同年スタインウェイ・コンクール・ベルリン第1位、2015年、第9回浜松国際ピアノコンクール奨励賞などを獲得。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)1つは一番自然な体の構えで弾ける事。自分に合う高さに座り、腕をそのまま鍵盤に置くだけで楽器を弾ける。他の楽器と比べて体の為に使うエネルギーが少ない分、自然な音楽を作る事に集中出来る事。もう一つはハーモニーを体で感じられる事。10音以上のハーモニーも弾けるという事はそれだけで本当に幸せな事。音楽の言語に繊細になれる。そして音と音の間の物理的な距離を感じられるのは鍵盤楽器しかない。

2)一番好きな作曲家は?
A)答えるの難しすぎます。。。でも自分の中で大切な場所を持っているのはモーツァルト、ショパン、ブラームスそしてラフマニノフ。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)神経化学者か人工知能に関する仕事。

4)自分の長所&短所は?
A)長所は自分に確信を持てる事。何かをやると決めたら必ずやり遂げる。短所は寂しがり屋な所。そして頑固なところ。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)間違いなく妻です。7年半前に突然出会ったのですがその時は多分一番自分を見失っていた時期でした。自分を見つける時間の必要性を感じ、それを達成するまで1年待ってくれていた。そしてピアノも一からやり直すなど死に物狂いの努力が必要だった。それらを全て成し遂げられたのは彼女のおかげ。彼女の事を考えるといくらでも努力が出来る。彼女のおかげで男として強くなれた。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)AI(人工知能)とその利益、そしてリスクについてのレクチャーやインタビューを聞く事。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)結婚式。彼女のドレス姿を初めて見た時。自分の命と引き換えても守るべき物だと実感できた事、そして人間として成長したなと感じた事。


10月10日(日)放送

黒木 雪音(くろき ゆきね)ピアノ

黒木 雪音(くろき ゆきね)ピアノ

7歳で東京ニューシティ管弦楽団と共演し、これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、リトアニア国立交響楽団など、数々のオーケストラと共演。日本はもとよりロシア、リトアニアなど国内外で演奏活動を行っている。
ショパン国際ピアノコンクール in ASIAプロフェッショナル部門金賞。ピティナピアノコンペティション全国決勝大会特級銀賞、G級金賞、福田靖子賞(第1位)、岩谷時子賞Foundation for Youth受賞。
昭和音楽大学卒業、同大学院修士課程1年、同附属ピアノアートアカデミー在籍。
江口文子氏に師事。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)たくさんの色彩や空気感、心に常に寄り添ってくれる音色が大好きです。オーケストラのような大編成の作品からピアニスティックな表現のものまで、弾けば弾くほど無限大の世界が広がる所がとても魅力的だと思います。

2)一番好きな作曲家は?
A)フランツ・リスト、ニコライ・カプースチンです。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)美容師やメイクアップアーティストになってみたかったです。ファッションやメイクに小さい頃から興味があり、今でも妹や友達を可愛く変身させてあげるのがとても好きです!

4)自分の長所&短所は?
A)長所は自分の決めた事にストイックに努力できる所、短所はオンオフが激しい所です。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)今も私の先生であり、いつも正しく導いてくださる江口文子先生です。先生の常に謙虚で人を大切に思うお心を尊敬して、自分もそのような人間性を持つピアニストになりたいと精進しています。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)韓国ドラマを見ることです!

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)カザフスタンのコンクールにて、パーヴェル・ネルセシアンのコンサートがありました。とても大きいホールでしたが、本当に繊細で小さな音がガラス玉のように輝いてキラキラと空間を舞いホールの隅々まで届く、この世のものとは思えない音を聴きました。当時中学生でしたが、今でも鮮明に思い出せる程感動した音色でした。


10月3日(日)放送

176 un-sept-six(アン・セット・シス)ピアノ・デュオ

176 un-sept-six(アン・セット・シス)ピアノ・デュオ

右:山中惇史
左:高橋優介

作曲家・ピアニストの山中惇史と高橋優介によるピアノ・デュオ。演奏・創作(作編曲)の双方で活動を展開する2人により2019年に結成、独自の作編曲作品を軸にプログラミングするユニークな活動により注目を集める気鋭のユニットである。
アン・セット・シスとは“176”のフランス語読み、88鍵×2=176から由来する。2台のピアノの176鍵盤を縦横無尽に駆使し、新たな世界を探る。
2020年3月に東京・紀尾井ホールにて「レスピーギ/ローマ三部作」ピアノ2台版を世界初編曲し演奏、新たなる2台ピアノのレパートリーの誕生に話題を集め、絶賛された。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)高橋・膨大なレパートリー。
      山中・音が減衰していく儚さ。

2)一番好きな作曲家は?
A)高橋・ドビュッシー。 楽譜に書いてある事が何を意味しているのかを考えるのが好きです。
      山中・ショパン。後期の作品に表れる’人生の終わりが見えてる’感じが何度聴いても 胸に迫ってきます。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)高橋・学校の先生になりたかったです。子供の成長を見るのが好きだからです。
      山中・幼い頃はピアニストかマジシャンになるのどっちか迷ってました。手品の用品をたくさん集めていました。

4)自分の長所&短所は?
A)高橋・長所は落ち込まないこと、短所は楽観的すぎるところ。
      山中・長所は人の良いところを見つけられるところ。短所は物事を深刻な方に考えてしまうところ。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)高橋・ヴィオリストの今井信子さんです。音楽家としての生き方のお手本です。
      山中・ピアニストの江口玲さんです。江口先生がいなければ今ピアノ弾いていません。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)高橋・散歩です。それはいつも通る道、初めて通る道どちらも好きですが、天気や時間によって景色が変わるのを見るのがたまらなく好きです。
      山中・料理です。とにかく作るのが好きで、それをみんなで食べる時間は何物にも替えがたい時間だと思います。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)高橋・チアダンスをする妹とピアノで共演できた瞬間です。今後やっていきたいこと(ジャンル問わず)の幅が広がった瞬間でした。
      山中・とても困る質問ですね・・。深夜3時、4時ごろに聴くシューベルトはもっとも特別です。


9月26日(日)放送

小堀 勇介(こぼり ゆうすけ)テノール

小堀 勇介(こぼり ゆうすけ)テノール

国立音楽大学ならびに同大学大学院を首席で修了。新国立劇場オペラ研修所第15期修了。第16回東京音楽コンクール声楽部門第2位。第88回日本音楽コンクール声楽部門第1位。文化庁新進芸術家海外研修制度にてボローニャを拠点に研鑽を積む。故A・ゼッダ氏のもとペーザロ及びルーネンバーグのアカデミア・ロッシニアーナを修了し、チロル祝祭歌劇場《アルジェのイタリア女》リンドーロ役で欧州デビュー。帰国後はびわ湖ホール《連隊の娘》をはじめ、藤原歌劇団《チェネレントラ》、《ランスへの旅》、日生劇場《魔笛》、《愛の妙薬》等に出演。読売日本交響楽団『第九』ソリストを務めるなど活躍の場を広げている。日本ロッシーニ協会会員。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)とても繊細で扱いづらいところです。

2)一番好きな作曲家は?
A)G・ロッシーニ

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)古生物学者(恐竜の化石を掘る人)です。

4)自分の長所&短所は?
A)良くも悪くも集中すると没頭(没入)してしまう点。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)私の父です。「物事には常に前向きであれ」と諭されたのが中学1年の時。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)ドニゼッティの歌曲に今更ながらハマってます。面白いです。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)『トゥーランドット』の1幕フィナーレで舞台上の全員が渾然一体となって音楽を作り上げている熱量に触れた時です。


9月19日(日)放送

金川 真弓(かながわ まゆみ)バイオリン

金川 真弓(かながわ まゆみ)バイオリン

ドイツ生まれ。4歳から日本でバイオリンを始め、ニューヨーク、ロサンゼルスを経て、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で学ぶ。2019年チャイコフスキー国際コンクール第4位、2018年ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクール第2位および最優秀協奏曲賞を受賞し、注目を集める。これまでにマリインスキー劇場管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団等と共演、室内楽でもヴェルビエ音楽祭等に出演。2021年には、読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団などと初共演した。使用楽器:ペトラス・グァルネリウス(マントヴァ、17世紀後半製作)。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)バイオリンの一番好きなところは、音です。チェロのほうが人間の声に近く、ピアノのほうがいくつもの線を一人で弾けますが、バイオリンの緊張の張った、歌う音の質は独特です。心がいっぱいになり、同時に泣きたくも元気にもなります。

2)一番好きな作曲家は?
A)これは年齢と気分でよく変わりますが、小さい時はブラームスが一番好きでした。今はバルトークがとても面白いですーー初めて聴く時はあまり繋がりを感じず、何回も聴いたり弾いたりすると、パズルのように彼の和音のロジック、そしてその中の感情が開いていくのが、性に合っています。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)教育の分野で働きたいです。幸い音楽家の道とは互いに排他的ではないので、今後も色々な先生、哲学者や芸術家に出会い、学びたいです。

4)自分の長所&短所は?
A)長所は、傾向としては論理的で、バランスを探し、ものをいくつもの面から見ようとするところだと思います。短所は、なかなか一つのことにコミットして最後まで見通さないところです。ですが、すべて見方によって長所にも短所にもなりうるのかもしれません。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)あまりにも普通の答えになってしまうかもしれませんが、両親と先生です。子供のときに見たり聞いたりしたものは、何年も後になって自分の中で初めて発見したりします。当時、彼らが私に対してどういう行動や教えをしたかということより、彼らがどういう人だったかということの方が、よっぽど大きな影響を受けています。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)ほとんどコンサートの無かったここ一年間、普段ではどうにも時間の見つけられない音楽の勉強をしようとしています。。。ボディリズム、歌、全然弾けないピアノ、同時にいくつもの音符記号を読むなど。こんなに何年もバイオリンを練習しているのに、クラシック音楽の根本的なところで色々初心者レベルで練習するのはとても楽しいですし、弾く曲を理解するのにとても役立ちます。遅すぎますが、Better late than neverです!

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)忘れられなく感動した瞬間の一つは、高校生の時にブラームスのコンチェルトをピアノと弾いた時です。我を忘れる経験で、実際弾いていることはほとんど覚えていず、終わった時に体の中に流れていたエネルギーを覚えています。ステージに立つときは、これを常に求めています。


9月12日(日)放送

中村 栄宏(なかむら ひでひろ)リコーダー

中村 栄宏(なかむら ひでひろ)リコーダー

三重県桑名市出身。東京理科大学大学院工学研究科電気工学専攻修了。リコーダーの経歴を生かしソフトバンク株式会社にエンジニアとして入社。会社員と演奏活動の両立を続けるも、音楽家へ転向のため退社。岡田文化財団、三重県の助成を受け、オランダ・アムステルダム音楽院リコーダー専攻を栄誉賞付き満点首席で卒業。現在、同大学院に在学中。 リコーダーをE・ボスグラーフ、J・イザック、W・v・ハワヴェ、日置美知代、吉澤実の各氏に師事。 
三重県より、第20回三重県文化賞・文化新人賞を受賞。 令和3年度文化庁新進芸術家海外研修生。音楽理論を土田京子氏に師事。古楽のみに留まらないリコーダーの魅力を伝えるべく、精力的に活動を行う。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)音+誰でも知っている楽器なのに、真の姿がイマイチ知られていないという、普及活動のやりがいがたくさん残されているところ
リコーダーという楽器そのものの音が好きなので、練習・リハーサルともにいつでも楽しいです!また、誰もが演奏したことがある楽器にも関わらず、ここまでその可能性を知られていない楽器は他にないかと思います。
レパートリーは1300 年代の中世の楽曲から、現代音楽までと幅広く、楽器の種類もたくさんあり、多くの方に知っていただきたいことが山のようにあります!

2)一番好きな作曲家は?
A)John Herberman
昔から優しいインストゥルメンタルが好きで、特に彼の音楽はいつでも自分を包み込んでくれます。リコーダーでヒーリングミュージックに携わりたい、と人生の目標のひとつに思っていたりするのですが、良くも悪くも個性が強い楽器なので、難しいか…?なんて思ったり。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)声優
ドラマCD が好きで、その中の登場人物に自分もなってみたい!と思っていた時期がありました。もともと何かを演じる、ということに興味があったのですが、自分の通っていた学校に演劇部はなく、もし入部していたら…また違った人生だったかもしれません。

4)自分の長所&短所は?
A)長所:火がつくと時間を忘れて没頭できる
      短所:なかなか興味への火がつかない

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)小学校の時の音楽の先生
いつリコーダーをはじめたの?と聞かれることが多いのですが、皆さんと同じように小学3 年生の授業で初めてリコーダーにふれました。当時の音楽専科の先生のご指導のおかげで、楽譜も読めなかった自分がどんどんリコーダーにのめり込んでいき…この先生との出会いがなかったら、間違いなく今の自分はありません。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)日本のラジオを聞きながらランニング
コロナ禍で、家から一歩も出ない日が増え、体のだるさが抜けないことが多くなりました。やはり運動か…ということで、日本のラジオを聞きながらのランニングが、最近のマイブームです。ラジオを聞きながらだと、走ることのみに集中しなくてよいからか、気軽に走ることができます!

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)初めてヨーロッパへ行ったとき、陽が望む雲海を飛行機から見たとき
音楽の道へ駒を進めてみるのか、会社員のまま一生を過ごすのか悩んでいるときに、ある作曲家に会うため、ヨーロッパへ。初めての単身海外旅行に緊張していましたが、機内から見えたあまりに美しい風景に、きっと人生色々なことがあるけども、やりたいことをやる人生が一番幸せなのでは?と何かが吹っ切れた記憶があります。


9月5日(日)放送

若林 毅(わかばやし つよし)テューバ

若林 毅(わかばやし つよし)テューバ

9歳から吹奏楽部に入りユーフォニアムを始め、10歳からテューバを担当。東京音楽大学付属高等学校経て、2017年に東京音楽大学を卒業。2018年、尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマ科修了。
第36回日本管打楽器コンクール第1位、および「文部科学大臣賞」・「東京都知事賞」受賞。 
第18回東京音楽コンクール 金管楽器部門 第2位。
テューバを藤田英大、田中眞輔、次田心平の各氏に、室内楽を山本孝、水野信行、津堅直弘の各氏に師事。
現在、東京ニューシティ管弦楽団テューバ奏者。ズーラシアンブラス、ホッキョクグマのおともだち。
尚美ミュージックカレッジ専門学校非常勤講師。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)一番好きなポイントは音。意外にも音域が広く、場面、役割に応じて表情豊かに音楽を表現できるのがテューバの魅力だと思っています。

2)一番好きな作曲家は?
A)テューバのオリジナル作品を作ってくださった作曲家だとヴォーン・ウィリアムズ。
リヒャルト・シュトラウスも大好きです。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)なりたかったものは特にないですが、小中高の吹奏楽部や勤めている学校で指導していて楽しいと思うので教員も素敵だと思います。両親が先生だったので今まで先生になりたいと思ったことはないのですが、少し考えが変わってきています。

4)自分の長所&短所は?
A)長所、正直。信じたら疑わない。
      短所、良い悪いの線引きが極端。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)両親。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)スパイスからカレーを作ること。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)練馬新人演奏会で初めてオーケストラと共演させていただいた時。


8月29日(日)放送

横溝 耕一(よこみぞ こういち)ビオラ

横溝 耕一(よこみぞ こういち)ビオラ

桐朋学園大学卒業。2006年、ウェールズ弦楽四重奏団を結成し、ビオラ奏者として第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位入賞。また、東京クヮルテットの招きにより、米国イェール大学夏期アカデミー「ノーフォーク室内楽音楽祭」に参加。これまでに宮崎国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、サイトウキネン室内楽勉強会、サイトウ・キネン・フェスティバル松本等に参加。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、オーケストラ・プロジェクトではコンサートマスターを、アルゲリッチ音楽祭ではソリストを務める。これまでに小森谷巧、堀正文、徳永二男の各氏に師事。室内楽を徳永二男、毛利伯郎、原田幸一郎、東京クヮルテットの各氏に師事。現在NHK交響楽団バイオリン次席奏者としての活動の他、ビオラ奏者としても各地のオーケストラに客演している。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)ありきたりな表現ではありますが、深く温かみのある音色が出る所です。個人的にはバイオリンよりも自身のイメージした音を表現しやすいとも思っています。

2)一番好きな作曲家は?
A)1人に絞るのは大変難しいですが、パッと浮かんだのはマーラーです。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)飛行機のパイロット、政治家。

4)自分の長所&短所は?
A)長所は、一度自分のルールを決めたら超ストイックになること。
短所は、物事をロジカルに捉えすぎる所。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)ピンカス・ズーカーマン、徳永二男先生です。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)朝晩の筋トレです。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)震災直後、MO.ズービン・メータ指揮での第九公演。
ベルリン・フィルの中で弾いたMO.サイモン・ラトル指揮のマーラー6番。


8月22日(日)放送

福田 亨(ふくだ とおる)サクソフォーン

福田 亨(ふくだ とおる)サクソフォーン

東京藝術大学卒業。甲斐尚美、彦坂真一郎、須川展也、池上政人、大城正司の各氏に師事。同志社女子大学嘱託講師。2015年よりオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ(旧大阪市音楽団)のアルト・サクソフォン奏者として関西を拠点に活動している。2021年度より関西大学応援団吹奏楽部音楽監督を務める。須川展也主宰SAXParty!、なぎさサクソフォンカルテット、まほろば二重奏(2020年度フェニックスホールエボリューションシリーズに選出)のメンバーとしても活動。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)どんな表現でも“味”といえるところ。

2)一番好きな作曲家は?
A)ラヴェル

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)建築家

4)自分の長所&短所は?
A)長所:楽観的なところ
      短所:感情を出しにくいところ

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)小学校の部活の先生

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)腸活

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)大阪のカレーに出会った時


8月15日(日)放送

増山 頌子(ましやま しょうこ)チェロ

増山 頌子(ましやま しょうこ)チェロ

桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学研究生3年次修了。2007年 第7回泉の森ジュニアチェロコンクール金賞。2010年 第12回日本演奏家コンクール第3位。2013年 第67回全日本学生音楽コンクール東京大会入選。IMA2014音楽賞。2015年 ザルツブルク・モーツァルト国際室内楽コンクール特別賞、第1回さくらプラザ弦楽アンサンブル・オーディション優秀賞ほか。ラ・フォル・ジュルネ、調布音楽祭、PMF、サントリーチェンバーミュージックガーデン、大阪クラシックなどに出演。2019年にソロ・リサイタル開催(いずみホール)。チェロを5歳より始め毛利伯郎氏に師事。室内楽を原田幸一郎、東京クヮルテット、徳永ニ男、藤原浜雄の各氏の指導を受ける。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。現在大阪交響楽団チェロ副首席奏者。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)音色。高音の輝かしい音色、低音の包み込むような強い優しさのある音色が好きです。

2)一番好きな作曲家は?
A)ブラームス

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)なりたかったものはありませんが、もし今から別の道を歩むとしたら、メイクアップアーティストになってみたい。または料理人。

4)自分の長所&短所は?
A)長所:集中力
      短所:過ぎたことをすぐ忘れる

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)毛利伯郎、ヤーノシュ・シュタルケル

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)日々のメイクの仕上がり

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)山頂からの眺望(ハイキングの度に毎回感動)。


8月8日(日)放送

葵トリオ(あおい・とりお)ピアノ三重奏団

葵トリオ(あおい・とりお)ピアノ三重奏団

葵トリオ(あおい・とりお)ピアノ三重奏団
バイオリン:小川 響子(おがわ・きょうこ)写真左
ピアノ:秋元 孝介(あきもと・こうすけ)写真中央
チェロ:伊東 裕(いとう・ゆう)写真右
 
2018年第67回ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で、日本人団体として初優勝。東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミーで出会い、2016年に結成。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」に共感して名付けた。
国内の主要ホールでの演奏会の他、ミュンヘン、バイロイト、バーデン=バーデン、ケルン、ヒッツァッカーフェスティバルなどに出演。2018年度第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。
現在はドイツを拠点に、ミュンヘン音楽・演劇大学でフォーレ四重奏団のD. モメルツに師事しながら国内外で精力的に演奏活動を続ける。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)秋元:音が減衰していくところ。
      小川:音。木の楽器なので、深くて暖かい音色。高音は繊細な表現も出来る、天上から降ってくるようなサウンドを奏でられる。多くの作曲家が残した素敵な楽曲が沢山あります。
      伊東:チェロ奏者同士の暖かいつながり(交流)があるところ。

2)一番好きな作曲家は?
A)秋元:ニコライ・メトネル
      小川:ブラームス (聴くと心の琴線に触れる)
      伊東:シューベルト

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)秋元:中学の社会の先生
      小川:法律関係の仕事に興味があった。
      伊東:電化製品を扱う仕事

4)自分の長所&短所は?
A)秋元:(長所)楽観的である。悩むときは悩むけど、深刻になり過ぎない。(短所)複数のことを同時にこなすのが苦手
      小川:(長所)割と前向き、料理が好き(短所)お尻に火が付くまで、物事に手がつかない。後回しにしてしまう
      伊東:(長所)好奇心がある(短所)レスポンスに時間がかかる

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)秋元:一番最初にピアノを教わった先生(小学校1年生のころ、第2の母のような存在)
      小川:バイオリンの原田幸一郎先生。室内楽を好きになったのも、東京クヮルテットで活躍された原田先生の影響。
      伊東:両親(両親が居なかったら楽器は弾いていなかった)

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)秋元:万年筆で葉書などをしたためる。散歩もブーム。
      小川:うどん(常に) ドイツでは手に入りにくいので、自分で打ちました。コロナ中は時間があったので、、、、自分の誕生日でも、うどんを作りました。(11月のツアーは香川公演もあったので、さぬきうどんを食べられて幸せでした。)
      伊東:情熱というほどではないけど、海外版のドラマSuitsを観ています。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)秋元:浜松のピアノアカデミーに参加したときに、受講したレクチャーコンサート。(ウラディーミル・トロップ)
      小川:ミロ・クァルテットのベートーベン弦楽四重奏全曲を聴いたとき(2015年サントリーホールのチェンバーミュージック・ガーデン)。
      伊東:小澤国際室内楽アカデミー奥志賀の最終コンサートで、小澤さんの指揮で演奏されたチャイコフスキーの弦楽セレナード。


8月1日(日)放送

山口 芽依(やまぐち めい)打楽器

山口 芽依(やまぐち めい)打楽器

埼玉県立芸術総合高等学校音楽科卒業。武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ学科卒業。
2016年、第12回日本管弦打楽器ソロ・コンテスト打楽器高校の部グランプリ・クリスタルミューズ賞および全部門1位の文部科学大臣賞受賞。
2017年、第34回日本管打楽器コンクールパーカッション部門第3位。
2020年、第14回現代音楽演奏コンクール“競楽XIV” 第2位。
大学4年次、東京国際音楽協会助成による山口芽依パーカッション&ヴィブラフォンソロリサイタルを開催。“打楽器と他の楽器とのアンサンブルを身近に”をテーマとして活動するAmazing Buds!」メンバー。現在、武蔵野音楽大学別科在籍。打楽器を秋田円美、吉原すみれ、ラテンパーカッションをカルロス菅野、ジャズヴィブラフォンを山本玲子、ジャズ理論を船山美也子の各氏に師事。

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

1)自分の楽器の好きなところは?
A)シンプルに、どの楽器よりもカッコいいところです。(笑)人によってカッコいいと思う楽器や演奏はそれぞれだと思いますが、
打楽器をたくさん並べて演奏するところや迫力のある音量が私は好きです。

2)一番好きな作曲家は?
A)Christian Tamburr(クリスチャン・タンブラー)です。タンブラーは、アメリカのジャズヴァイビスト兼コンポーザー・アレンジャーです。私が、ジャズの勉強を始めた大学3年生の時に、先生に教えてもらって以来、ずっと聴いています。とてもきれいな曲を描く作曲者です。

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?
A)具体的なものは思いつきませんが、やはり文化やエンターテインメント系のお仕事をしていたいです。ものづくり関係やデザイナー、ダンサーやテレビ関係など。表舞台に立つ側、運営側のどちらも興味があります。

4)自分の長所&短所は?
A)長所は、気が強い所で、短所は、詰めが甘い所かなと思います。長所に関しては、短所にもなり得ますが、気が強くないと打楽器はやっていけないと思ってます。(私の見解です・・・)
詰めが甘いと感じる点は、演奏でも日常でも多々あります。詰めが甘いことで生じた出来事に瞬時に対応することが意外と楽しかったりもします。

5)人生で一番影響を受けた人は?
A)高校のクラスメイトです。高校一年生の時、入学して間もなく、朝昼放課後欠かさず練習してるクラスメイトが何人かいました。お弁当も授業の合間で食べて、お昼休み全てを練習に注いでいました。家に帰れば、成績のために夜中まで勉強に打ち込んでるみたいでした。担任の先生も、ホームルームで「私が学生の頃は~」ってお話を聞かされて、全然努力が足りてないって遠回しに言ってくるんです。私は高校3年間を通して少しずつ、その環境に混ざってお互いを高めあえるようになりました。そして、今に繋がっています。たぶんクラスや学校が違っていたら、とんでもない適当な人間になっていたと思います。

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?
A)ハンドメイドです。いま、ハンドメイドパーツのお店や通販がすごくて。目にとまるパーツを見つけては、アクセサリーを作ってます。上手くなったら販売もしてみたいです。

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?
A)2015年に聴いた、師匠である吉原すみれ先生のリサイタルです。私が進学する音大を決めかねていた時、ちょうどリサイタルがあると知りました。当時の打楽器の先生に、「あなたはすみれ先生に付くべきだと思うよ?」って言われたタイミングでもありました。どんなものかと聴きに行き、最初に武満徹の「カシオペア」で始まったことを今でも覚えています。オケの序奏が終わって、すみれ先生が最初のフレーズを叩いた瞬間、オーラと迫力が一気に襲ってきた瞬間は今後一生忘れないと思います。


※過去2ヶ月分を掲載しています。

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