キャスター
稲塚 貴一(いなつか きいち)
「クマロク!」のキャスターとして2年目を迎えました。少々こってりした画面にもそろそろ慣れてくださいましたか?熊本の皆さまに納得していただける番組をめざして今年度も励んでまいります。
今年度は熊本地震から5年、そして令和2年7月豪雨の災害から1年。
復興への取り組み、暮らしを取り戻そうと汗を流す皆さんにお会いし、その姿をお伝えすることで微力ながらお手伝いできればと願っています。
それに何と言っても新型コロナです。
2月にワクチン接種が始まったとはいえ、暮らしや経済への影響はしばらく続きそうです。
不安なことはたくさんあるのですが、とりわけ私が心配しているのは、子どもたちのことです。子どもたちが明るい未来を信じて日々を過ごすことができるように、放送を通じて考えていきたいと思っています。
私は2020年の春に故郷の熊本へ二十数年ぶりに帰ってきました。ふりかえると、災害にコロナに、思い描いていた日常がどこかへ飛んで行ってしまったように感じた一年でした。大変なことは目の前にたくさんあるかもしれませんが、それでも、明るい話、楽しい話、前向きになれる話をたくさん探してお届けできるように頑張っていきたいと思っています。
今年度も、平日夕方の「クマロク!」でお目にかかりましょう。
辻田 桃子 (つじた ももこ)
クマロク!のお便りコーナーのおかげで季節の植物や野鳥に詳しくなってきている辻田桃子です。今年度もよろしくお願いいたします。
新型コロナに、豪雨に、熊本はまた大きく傷つきました。
先が見通せない中、不安な生活を送っている方も多いと思います。
一方で、大変な時だからこそいろんな方の心遣いにホッとすることもありますよね。
熊本地震から5年。
地震から支援してきた団体は、教訓を胸に
より素早くスマートに豪雨の被災地で活動しています。
支援を受ける側だったという方の中には〝恩返し"にとボランティア活動をしている人もいます。
そういったみなさんの活動をみて、私も「自分にできることは!?」と自分自身にいつも投げかけています。
ことしも夕方のひととき、皆さんと、真剣に、時に笑いながら
日々ニュースと向き合っていきたいと思います。
金子 紗也 (かねこ さや)
ふるさと熊本に帰ってきて、丸3年が経ちました。大好きな家族や友人との時間に加え、街なかで声をかけていただく機会も増え、熊本の人のあたたかさを身に染みて感じる毎日です。
去年の熊本は、新型コロナに7月の豪雨と、本当に大変な1年でした。
気が滅入るニュースが多い中、みなさんの明日の活力になる話題をお届けしたいと、日々奮闘しています。
(稲塚アナウンサーのおちゃめなボケには、日々困惑しています・・・)
ことしは、熊本地震から5年となります。
あのときの記憶が風化していく中、次なる災害に備えるため、5年前の教訓を生かしていかなければなりません。
『クマロク!』キャスターとして、そして防災士として、
いざという時のために「いまできること」を、みなさんと一緒に考える1年にしたいと思います。
今年度もどうぞ、よろしくお願いします。